私たちが運営している、ワークショップを中心にした子育て支援事業「子育て科学アクシス」には、不登校、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)などのいわゆる発達障害……さまざまなお子さんの悩みを抱える親御さんたちが訪れます。
そんな中には、小学校に上がるまでは「神童」と呼ばれていたような優秀なお子さんが不登校になってしまうケースも少なくありません。
神童が不登校になる原因の多くは、脳育ての順番を間違えたことにあります。脳育てには、親の都合で勝手に変えたりすることのできない「正しい順番」があります。
この順番を間違えると、脳がバランスを欠くことになり、不登校や、さまざまな不調から朝起きられなくなる、起立性調節障害などを引き起こしてしまうのです。
本来的に、子どもの脳は、生まれてから3つのステップを経て、大人の脳へと育っていきます。