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手ぶらでキャンプ、スノーピークの人気アイテムをまるっとお試し「Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfield」は“野遊び”の魅力が詰まった快適&極上のキャンプフィールドだった!

集英社オンライン / 2023年10月8日 9時1分

これからキャンプを始めたいけど、道具を持っていないし、経験もないので不安……。そんな人に最適なのが、スノーピークがキャンプフィールドで展開している「手ぶらCAMPプラン」だ。今夏にオープンしたばかりのスノーピーク直営のキャンプフィールド「Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfield」で、1泊2泊のお手軽キャンプを体験してきた。

“未経験”でもサッと行って思いきり楽しめる

キャンプには興味があるものの、いざ自分で始めようとすると、いったいどこからスタートしたらいいのかわからない人も多いはずです。

どのような道具を用意したらいいのか? どれくらいのお金がかかるのか? 購入後の置き場所やメンテナンスはどうしたらいいのか?といったキャンプ道具の悩みだけでなく、キャンプ場やサイトの選び方、テントの設営方法、火の起こし方、ゴミの捨て方、そして過ごし方やマナーなど、「はじめてのキャンプ」にはそれなりの知識と準備が必要です。



また、たとえキャンプ道具をバッチリ揃えたとしても、その後何度もキャンプに行くのか不安に感じることもあるでしょう。特に、家族や友だちと一緒に楽しみたい場合は、同じようにキャンプを好きになってもらわないと、一度限りの高い買い物になってしまいます。

そこでおすすめなのが、新潟・燕三条で生まれた超人気アウトドアブランド「スノーピーク(Snow Peak)」が展開する「手ぶらCAMP」プランです。

「手ぶらCAMP」は完全予約制で、利用予定日1週間前までにスノーピークの予約サイトからオンライン予約が必須。チェックイン(集合時間)は12時45分

これは「人生に、野遊びを。」 をコーポレートメッセージに掲げ、世界中の多くのキャンパーを虜にする日本製の高品質アウトドア製品を手がける同社が、「もっと多くの人に手軽にキャンプを楽しんでもらいたい!」という想いから実施しているもの。

その名のとおり、キャンプに必要な道具はすべてスノーピークが貸し出してくれるので、用意するものは「食材、飲み物、着替え」など、最低限必要になるものだけ。さらに、キャンプ場でのマナーやおすすめの過ごし方、近隣情報、テントの設営から撤収の仕方、道具の使い方なども、現地のスタッフが懇切丁寧にサポートしてくれます。

いったいどんな体験ができるのか、2023年7月15日に開業したばかりのスノーピーク直営の新キャンプフィールド「Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfield」へ向かいました。

今夏開業したばかりのスノーピークの直営キャンプフィールド「Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfield」(https://www.snowpeak.co.jp/locations/shirakawa/

ちなみに、気になる人のために書いておくと、今回身の回りのものとして持っていったのは、着替え、レインウェア、歯ブラシセット、お風呂セット、虫除けスプレー、軍手、ぞうきん、ゴミ袋、ラップ、アルミホイル、テイッシュだけ。

スノーピークのホームページではより快適にキャンプを楽しめるように持っていくと便利なものがほかにも掲載されていますが、本当に1泊2日の国内旅行と同じ感覚の持ち物だけでチャレンジしてみました。

「手ぶらCAMP」プランのレンタル品の内容は、スノーピークの「手ぶらCAMP」のWebサイトでも確認可能(https://www.snowpeak.co.jp/sp/teburacamp/

スノーピークの人気製品を一式貸し出し

さて、待ちに待った“手ぶらキャンプ”当日、天気はあいにくの雨。とはいえ、一般的なキャンプ場のほとんどは事前予約が必須ですし、当日の天気はコントロールできません。

「雨だとキャンプを楽しめないのでは?」と思うかもしれませんが、自然と一体になることがキャンプの醍醐味。雨の中のアウトドア体験も、なかなかよいものです。

東北自動車道「白河IC」から田園風景広がる一般道を快適にドライブすると、30分ほどで標高700mの高原にある「Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfield」に辿り着きます。

Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfieldは、美しい山々に囲まれた湖畔のキャンプ場

同施設は愛犬家から支持される「エンゼルフォレスト白河高原」内にあり、緑豊かなロケーションはもちろん、国内最大級の管理釣り場を備える

このキャンプフィールドは、那須五峰の北の麓に広がる森に囲まれ、面積200万平米を超える広大な敷地を誇る複合リゾート「エンゼルフォレスト白河高原」内に併設されています。

大自然を活かしたエンゼルフォレスト白河高原の広大な敷地の中には、コテージや屋内外のドッグランをはじめとする愛犬と一緒に楽しめる多彩な施設が充実。また、Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfieldには、ノーリードで愛犬とのびのびとキャンプが楽しめる「ドッグランサイト」をはじめとするさまざまなサイトが用意されているほか、国内最大級の管理釣り場を備え、キャンプをしながら釣りなど、思う存分アウトドアを楽しめるのが特徴です。

敷地内には温水使用可能な炊事棟や暖房・温水洗浄便座付きトイレ、24時間使用可能なシャワールームや洗濯機も完備。手ぶらCAMPを含む宿泊者は、エンゼルフォレスト白河高原内にある天然温泉「彩光の湯」を利用できます。

キャンプ場内にある炊事兼洗い場。⽔、温⽔とも、24時間⾃由に利⽤できる。暖房便座と温水洗浄を完備するトイレやシャワーも併設

手ぶらCAMPをスタートするには、まずは湖畔に佇むスノーピークの直営店で受付を行います。

手ぶらCAMPを予約したことをスタッフに伝え、利用に関する一通りの説明を受けたあと、テントを設営するサイトを選び、先に支払いを済ませます。

現地に着いたら、まずは直営店内でスタッフに声をかけて受付。利用方法について簡単な説明を受けて支払いを済ませたらサイトへ向かおう

現在Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfieldには、林間フリーサイト(区画なし)が49サイト、電源区画サイトが9サイト、ドッグランサイトが19サイト(1サイトは大サイズ、ともに電源付き、水道付き、区画サイト)がありますが、このうち手ぶらCAMPではフリーサイトの「B」または「C」からテント設営場所を選択可能です。

スノーピークのホームページ場にはキャンプフィールドマップが掲載されているので、あらかじめ見ておくとよいでしょう。1泊2日の利用料は4万9500円で、ここに5名までの宿泊費と人数分の道具一式のレンタル料が含まれています。

テントを設営したのはコナラや白樺などの木々に囲まれたフリーサイト

Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfieldのフィールドマップ(写真提供/スノーピーク)

なお、レンタル品としては以下の道具が提供されます。
-------------------------------------
・オールインワンテント
・シュラフ
・テーブル
・チェア
・LEDランタンセット
・焚火台&BBQグリル(炭火、薪、軍手、着火剤、ライター含む)
・キッチンセット
・クッカーセット
・ホットサンドクッカー、
・キッチンツール
・食器セット(フキン、洗剤セット含む)
-------------------------------------

大人2名、子ども3名程度での利用に適した内容となっており、キャンプ場によっては必要となるレンタル用品を追加で予約することも可能です。

テントの張り方も、スタッフが優しく教えてくれる

受付を済ませて目的のサイトまで移動すると、そこから本格的なキャンプ体験の始まりです。

車はサイトに乗り入れはできないが、サイトすぐ近くのパーキングエリアに駐車可能

スノーピークのスタッフがサイトまで運んでくれたレンタル道具の中から、まずはオールインワンテントを広げて設営を行います。

今回貸し出しされたのは、リビングと寝室を1つでまなかえる2ルームシェルターの「ランドロック」(21万7800円)。スノーピークの中でももっとも大きなサイジングで、不動の人気を誇るテントです。

「えっ、自分で建てるの?」と思うかもしれませんが、設営だってキャンプの醍醐味のひとつ。ハンマーやペグの使い方にはじまり、テントの張り方、インナールームの設営方法などを完成するまでスタッフが丁寧に教えてくれます。

スノーピークのテントは初心者でも簡単に設営できるように作られているので、ここで基本的なことをマスターすれば、次からは自分たちでもできるようになるでしょう。

テントの設営からスタート。テント設営が初めての場合でも、スタッフが丁寧に設営の仕方を教えてくれる

テントの設営が完了したら、あとはレンタル品をテント内に運び込み。こちらも自分たちで行う

また、今回のように雨だったり、風が強かったりで天候が悪い中ではテント設営に時間がかかるもの。そうした意味でも、スタッフさんが手伝ってくれる「手ぶらCAMP」プランは、特にはじめての人にはぴったりです。

貸し出されるレンタル用品は、もちろんスノーピーク製品。キャンプをするのに必要なものがすべて揃っている

今回は13時ごろから開始し、40分程度で設営が終わりました。そしてその後、テント内にシェラフやテーブル、チェア、LEDランタンセット、焚火台&BBQグリルなどを設置して、食器セットやクッカーセット、キッチンツールを広げれば、一通りの準備は完了です。

そのあとは、翌日のチェックアウトまでフリータイムに。

まずはビールで乾杯するのもよいでしょうし、散歩をしたり、愛犬と遊んだり、お風呂に入ったりしてくつろいだら、夕食の準備です。鍋やフライパンといったキッチン道具は一通り揃っているので、事前に購入しておいた食材を使った料理に舌鼓を打ち、焚き火を楽しみ、ふだんなかなかできない会話をするなどして、自然の中で過ごすひと時の幸せを感じながら就寝しました。

テントの設営が終わったら、その後はフリータイム。自由に夕食までの時間を楽しもう

夕食は、スノーピークの焚火台&BBQグリルを使ってバーベキュー。もちろん、夜には焚き火しながら一杯

そして翌日は快晴の空の下、朝食をゆっくりと味わい(今回は、直営店内にある「Snow Peak Cafe SHIRAKAWA KOGEN」で朝食を食べましたが、レンタル品のホットサンドメーカーでホットサンドを作るのもおすすめ)、余裕を持って8時30分ごろから片づけをスタート。

今度はスノーピークのスタッフからテントの撤収方法をゆっくりと学び、チェックアウトの10時を迎えました。

撤収時にもスタッフが来てくれるので、上手なテントの畳み方などをいろいろ教えてくれる

スノーピークの人気製品を試してから購入

最低限のものだけ準備すればいい「手ぶらCAMP」プランは、土日などの2日間の休日でもサクッと利用できることから、キャンプデビューする人や初心者だけではなく、自前の道具でふだんからキャンプをしている人にも魅力的だと思います。

「手ぶらCAMP」プランは、スノーピークが運営する一部の直営キャンプ場と直営ストア、提携キャンプ上で利用できますので、全国各地を訪れてみるのもよいでしょう。

直営キャンプ場だけでも、新潟県の本社に併設しているキャンプフィールドをはじめ、十勝ポロシリ(北海道)、陸前高田(岩手県)、箕面(大阪府)、土佐清水(高知県)、おち仁淀川(高知県)、奥日田(大分県)などがあり、スノーピークによると今後も利用可能施設はどんどんと増えていくそうです(スノーピークが運営している拠点はこちら)。

スノーピークではさまざまなキャンプフィールドで「手ぶらCAMP」プランを展開中。写真は新潟県の「HEADQUARTERS Campfield」(写真提供/スノーピーク)

また「手ぶらCAMP」プランは、キャンプグッズの購入にも役立ちます。というのも、今回貸し出されたレンタル品のほとんどが、炭や薪、洗剤等を除き、スノーピークが販売しているものばかり。

レンタル品の内容はキャンプフィールドによって異なる場合がありますが、今回でいえば、2ルームシェルター「ランドロック」に加え、「セパレートシュラフ マットプラス」(2万4200円)やワンアクションローテーブル竹(3万3000円)、FDチェアワイド(1万4300円)、IGTアイアングリルテーブル(1万7600円)、焚火台Lスターターセット(3万3990円)、パンクッカー(4万7520円)なといった製品の使い勝手を、“購入前”に知ることができるのです。一度試してから購入を検討したい方にとっても、「手ぶらCAMP」プランは非常に有用です。

貸し出ししてくれるのは、どれも人気の製品ばかり。スノーピーク製品の使い心地を、実際に使って確かめることができる

なお、Snow Peak Cafe SHIRAKAWA KOGENでは冒頭でも触れたように、東北初となるスノーピークの直営店で買い物を楽しめるほか、ショップ内のカフェで焼きたてパンを味わったり、国内最大級の管理釣り場で釣りを楽しんだりできます。

そうしたSnow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfieldならでは楽しみ方については、別の記事で詳しくレポートしたいと思います。

後編につづく

【後編】温泉に釣りにカフェにドッグランにショッピング…キャンプの先入観をくつがえす「Snow Peak SHIRAKAWA KOGEN Campfield」の楽しさ


取材・文/水川歩
写真/山田秀隆

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