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絶景の海とキャンプと愛犬と…新オープン「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」で味わう岩手の大自然と食の魅力

集英社オンライン / 2023年10月14日 12時1分

2023年9月23日にオープンした「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」は、岩手県が誇る雄大な自然と食文化を同時に満喫できる、キャンパーなら一度は訪れたい極上のキャンプ場だ。さっそく同施設での宿泊の様子をレポートする。

陸前高田の海と里山を同時に味わえる

「人生に、野遊びを。」をコーポレートメッセージに掲げ、高品質なキャンプ用品やキャンプ関連施設の提供で世界中のファンを虜にする人気アウトドアブランド「スノーピーク(Snow Peak)」。2023年9月23日に、同社9拠点目となる直営キャンプフィールド「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド(Snow Peak RIKUZENTAKATA Campfield)」が、岩手県・陸前高田市にオープンしました。



スノーピークとして北東北初となるこのキャンプフィールドは、もともと「モビリア」の名で多くのキャンパーに親しまれていたキャンプ場をリニューアルしたもの。2011年3月に発生した東日本大震災以降、モビリアは仮設住宅用地として利用されていましたが、2020年に撤去が完了。このたび再出発を迎えることになりました。

2023年9月23日に開業した「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」

キャンプ場に足を踏み入れると、目の前に広がるのは、陸前高田が誇る緑豊かな大自然。約6.8万坪の広大な敷地は、同社の直営キャンプフィールドとしては新潟県・三条市にあるスノーピーク本社併設の「スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド(Snow Peak HEADQUARTERS Campfield)」に次ぐ、2番目の大きさです。

高台に位置しているため、キャンプ場の至るところからリアス式海岸である広田湾を見下ろすことが可能。牡蠣養殖の筏(いかだ)が特徴的な陸前高田の海を眺めながら、ゆっくり英気を養うことができます。

この山と海を同時に楽しめる絶好のロケーションこそが、スノーピーク陸前高田キャンプフィールド最大の特徴であり、魅力なのです。

山と海を同時に楽しめる極上のロケーション

なお、盛岡市や仙台市から車で約2時間というアクセスのよさもポイント。電車・新幹線を利用する場合は、JR大船渡線BRT(バス高速輸送システム)陸前高田駅からタクシーで約20分です。

あの有名建築家と共同開発したトレーラーハウスも

さて、ここからはスノーピーク陸前高田キャンプフィールドのサイトについて、どのようなステイを楽しむことができるのか具体的にご紹介していきましょう。

スノーピーク陸前高田キャンプフィールド内のフィールドマップ

まず、区画化されていない大きく開けた「フリーサイト」が88サイト用意されています。1サイトにつき6名(目安)、1帳ずつ設営できるので、家族同士など複数のグループでキャンプを行いたい場合は、こちらを利用するとよいでしょう。

ただしフリーサイトは、サイトの指定や場所の予約が不可。先着順の設営となるので、グループ同士で隣り合った場所にテントを設置したい場合などは、早めのチェックインがおすすめです。

大きく開けた「フリーサイト」。グループでのキャンプにもおすすめ

一方で区画化されたサイトとしては、「電源付区画サイト」が17サイト、「電源なし区画サイト」が34サイト用意されています。

特に電源付区画サイトではスマートフォンやPCの充電をはじめ、暖房などの電化製品が気軽に利用できるので、キャンプが不安な初心者にもおすすめ。また両サイトとも車を横付けできるため、快適なプライベート空間を構築することができます。

広々とした区画サイトは広田湾に面しているため、オーシャンビューを横目にキャンプを楽しむという贅沢な体験も! 宿泊サイトから直接海を眺められるのは、スノーピーク陸前高田キャンプフィールドならではです。

広田湾を見渡せる「区画サイト」(電源あり/なし)

そして愛犬と思いっきりアウトドアを楽しみたい人におすすめなのが、柵に囲われた「ドッグランサイト」(6サイト)。ドッグランサイト内ではリードを着けることなく、開放的に愛犬との時間を過ごすことができます。もちろんリードさえ着用していれば、キャンプフィールド内はどこでもペット同伴可です。

ノーリードで愛犬とキャンプを楽しめる「ドッグランサイト」

また、テントやタープを設営することなく(それもキャンプの醍醐味のひとつですが)、もっと手軽にキャンプを楽しみたい人の選択肢としては、「住箱 – JYUBAKO」(3棟)と「キャビンサイト」(6棟)および「ドッグラン付きキャビン」(4棟)があります。

なかでも「住箱 – JYUBAKO」は、スノーピークが建築家・隈研吾氏と共同開発した注目のモバイルハウス。ヒノキの香りに包まれた室内にはバス・トイレ・ベッドが一式備え付けられており、開閉可能な大きな窓からは区画サイト同様、広田湾の絶景を一望できます。大自然の中で手軽にグランピング気分を味わいたいなら、ぜひとも利用したいところです。

トレーラーハウス「住箱 – JYUBAKO」。バス・トイレ・ベッドが備え付けられているほか、エアコン等も完備

敷地内にはサイトごとにサニタリー棟が設けられており、炊事場ではお湯もしっかり利用可能。また暖房・温水洗浄便座付きトイレや、24時間使用可能なシャワールームや洗濯機・乾燥機も完備しています。

フィールドを歩き上がったところにある「展望台」から見える眺望は、まさに絶景。陸前高田の海と里山を一望することができる

限定Tシャツやエコカップも販売中!

敷地内には、岩手県初となるスノーピーク直営ストアを併設。スノーピークが手がける人気キャンプギアやアパレルはもちろん、陸前高田のメーカーが手がける地元ならではの食品が数多く展開されています。

岩手県初のスノーピーク直営ストア。同社の人気キャンプ用品だけでなく、地元の食品も販売中

ストアでは、Tシャツやロゴ入りのステンレスエコカップ、ステッカーなど、スノーピーク陸前高田キャンプフィールドでしか購入できない限定グッズも購入可能。訪れた際にはぜひチェックしておきたいところです。

スノーピーク陸前高田キャンプフィールド限定のTシャツ

またドッグランサイトが提供されていることもあり、ドッグウェアやリードといったペット用のアパレルやグッズを豊富に取り揃えているのも特徴のひとつ。撥水加工が施された着脱スムーズなアウトドアウェア「SP Dog Guard Jacket」(8,580円)や保温性に優れたダウンジャケット「SP Dog Down Jacket」など、愛犬に着用させたくなる魅力的なアイテムが満載です。

ペット用のアパレルやグッズも多数取り扱う。写真は「SP Dog Guard Jacket」

さらにストア前の広場では、陸前高田の事業者と提携したマルシェが不定期開催されます。オープン初日には、ワインや日本酒、海鮮といったグルメが振る舞われていましたが、スノーピークによると、今後も沿岸部ならではの新鮮な魚介類や特産物などが販売されていくとのこと。

陸前高田は東北のなかでも比較的温暖な地域なので、これからの季節も十分キャンプを楽しめる環境にあります。秋冬シーズンのキャンプは、夏場とはまた違った“野遊び”の魅力を発見できること間違いなし!

山と海に囲まれた雄大な自然を味わいながら、直営ストアでショッピングを楽しみ、陸前高田が誇るグルメに舌鼓を打つ……。ぜひ大切な家族や友人やパートナーと(もちろん1人でも!)、訪れてみてはいかがでしょうか。

#2へつづく

取材・文/毛内達大
写真/集英社オンライン編集部

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