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10円パンだけど10円で買えない…なぜか人気の10円そっくりのパンを実食。味とボリュームの満足度はいかに?

集英社オンライン / 2023年10月8日 11時1分

SNSで「映える」パンとして、昨年末から若い世代を中心に話題になっていた10円玉そっくりの形の「10円パン」。いまやお店には長い行列もできる人気のおやつパンだ。10円パンとはどんなものか? お味は? 人気の秘密は? 実際に購入して実食してみた。

韓国の10ウォンパンをアレンジ

東京・渋谷や新大久保、大阪の道頓堀、沖縄などで話題になっている10円パン。昨年末からZ世代からの発信を中心にSNSでも多く見かけるようになった。
そもそも、なぜ10円玉の形になっているのだろうか?

10円パンの元祖は韓国の慶州で人気のグルメ「10ウォンパン」が観光客を中心にブームになったことだそうだ。10ウォンにそっくりなデザインが話題となったことで、日本ではそれを10円硬貨にアレンジして「10円パン」として売り出したところ、人気に火がついたようだ。現在は、愛知県、宮城県などでも販売されている。



記者が向かったのは新大久保駅前の店舗。お昼どきだったということもあり、列はなく、できあがりを待っているのは記者と外国人旅行者と思われる女性2人組だけだった。

この日は9月末だったが残暑が厳しく、最高気温33℃。
まだまだ暑いし、パンっていう気分じゃないのかもと思いながら、待つことに。
お店によっては、さまざまなフレーパーがあるようだが、この店舗では「大王チーズ 10円パン」のみで、1つ500円(税込)だ。

そう、10円パンは10円では買えないのだ。
購入方法は、食券を買い、スタッフに渡すしくみになっている。

大きな看板が目印

スタッフが作る様子を見ていると、まずは10円玉の型に生地を流し込み、その上に分厚いチーズをドーンと乗せて、次々と手際よく焼いている。
待つこと3分ちょっと。ワンハンドで持てるように工夫されたパッケージに包まれて10円パンを無事にゲット!

アツアツでボリューム満点の10円パン

10円玉と比較してみると、かなりインパクトのある大きさだ

本当に10円硬貨そっくり! 大きさは手のひらほどあってかなりボリューミー。
できたてのため、片手で持つのも大変なくらいアツアツ! なんとかワンハンドで、写真を撮ってみた。
生地の甘い匂いにつられて、すぐに食べたくなるが、いわゆる映えを狙ったSNSでよく見るチーズが伸びている写真を撮ろうと思い、場所を移動することに。

記者が挑戦したい写真はコレ!

いざ、映え写真に挑戦!

生地の中には長く伸びるモッツアレラチーズが入っているので、半分に割ってチーズが伸びる写真がSNSにしばしば上がっている。
記者も挑戦してみた。

半分に割るとチーズが伸びる!

移動したため、ちょっと冷めてしまったのが原因かと思うが、これくらいの伸びが限界だった。
もっと上手にやればSNS映えはバッチリだし、伸びるチーズを楽しみながら頬張るのは一種のアクティビティな感じもして、友人や家族と食べるのは楽しそうだ。

さて、やっとミッションを終えて、いざ実食。
生地の優しい甘さとチーズの塩味のバランスが絶妙で、スイーツというより軽食にぴったり。冷めても生地はカリッとチーズはとろーり柔らかく、どんどん食べ進められた。

中味は今川焼きのようなあんこやクリームではないので、甘党じゃない人にもおすすめ。
記者は少食なのでお昼ご飯として食べたが、じゅうぶん満足感のあるボリュームだった。

10円パンは映えだけでなく、しっかり味わえるのも魅力。
秋のレジャーシーズンを迎えて、食べ歩きスイーツとして今後も注目されそうだ。


取材・文/百田なつき

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