10月6日、NHKが大晦日に放送する「第74回紅白歌合戦」の司会を発表、橋本環奈、浜辺美波、NHK高瀬耕造アナとともに、有吉弘行が選ばれた。
有吉といえば、今や各局で冠番組を持つ大物芸人だが、そんな彼が発表時にこんなコメントを出したのだ。
「一番尊敬している内村光良さんが以前、紅白の司会をしていたのを見ていて、いつか内村さんのようになりたいと目標にしていたので、信じられないです」
毒舌芸でテッペンに上り詰めた有吉のこんな殊勝な言葉に、昔からのお笑いファンは胸アツになったことだろう。
だが一方で、有吉とウッチャンナンチャン・内村の絆が結ばれたのは20年ほど前までさかのぼり、近年はほとんど共演がないため、最近の若い人たちやライト層のお笑い好きのなかには、彼らの関係性を知らず、内心「?」となった人もいたかもしれない。
そこで本稿では有吉が内村の名前を出した「深いいワケ」を紐解いていきたい。