「ハイスペ男子総合研究所(以下、ハイスペ総研)」。その印象的な団体名を見ると「結婚相手にスペックだけを求めるなんてけしからん!」と思ってしまうかもしれない。
しかしハイスペ総研は、ただハイスペ男性目当ての婚活を勧める団体ではない。吉沢詩乃所長(以下、しの所長)が自らの離婚経験を活かし、ハイスペック男性たちへの綿密なリサーチの元「あなたにとってのハイスペックな男性」との結婚をアシストする機関なのだ。
受講生の96%が3ヵ月で告白される! 話題の婚活塾「ハイスぺ総研」が教えるコロナ禍の婚活テク
集英社オンライン / 2022年5月26日 13時1分
若くして年収1000万〜数億円を稼ぐなどの「ハイスペック男性」にリサーチした結果を元に恋愛・婚活ノウハウの情報・講座を提供する「ハイスペ総研」。その受講生は「96%が3ヶ月以内に告白される」というから驚きだ。代表の吉沢詩乃所長に、ハイスペ総研の実態やコロナ禍で活かせる婚活テクニックを聞いた
あなたに合った「ハイスペ彼」との結婚をアシスト
しの所長(以下略)「ハイスペ総研を立ち上げたきっかけは、自分自身の結婚生活がうまくいかなかったから。自分よりも相手のことを優先していたつもりでしたが、結局離婚してしまいました。
一度失敗したからこそ、次は『圧倒的にモテてやる!』と思いまして(笑)。周囲にいた年収1000万円以上の男性100名以上に、『本命に求めるものは?』『過去はどんな恋愛をしてきた?』など、1人あたり16問ほどの調査を実施して、その傾向をまとめました。
そうして得た知見を多くの女性に活かしてもらいたいと考え、婚活塾『総研アカデミー』を開催したんです。
総研アカデミーはすでに17期まで開催(2022年5月現在)。2冊の書籍出版や外部での講演・登壇、継続したリサーチ調査などを行っている。受講する女性のボリュームゾーンは30〜40代だが、20代や50代も参加しているという。
「ハイスペ総研の大きなテーマは『男女の理解と絆を深める』。男女には生まれ育った環境や考え方、価値観などに違いが見られます。もちろん個人差が大きいですが、知らないことが多い故に恋愛や結婚で悩むのはもったいない!
こうした男女差を含め『男性のリアルな声を女性に伝えたい』という思いが根底にあります。そして自分に合った『ハイスペ彼』ができたらいいですよね」
最近人気なのは、婚活について学べるオンラインコンテンツ「モテドリル」。「学校では必ずファンクラブができる」「職場で本人を取り合って、女性同士が険悪になる」などのエピソードを持つ、ガチのモテ男たちに本音を聞いて問題形式にしたプログラムだ(https://souken-love.com/download/motedrill/)
「本当のモテ男の生態、知りたくありませんか? そんな気持ちから作ったコンテンツです(笑)。このドリルを見ると、『モテ男はライトな告白には慣れているので、真剣にちゃんと伝えるのが大事』、などのノウハウが身につきます」
オンラインデートの台頭で増えた「短期婚活」
コロナ禍が長期化し、リアルで会う婚活と平行して、Zoomやマッチングアプリ内の機能で行う「オンライン婚活」がすでに定着してきた昨今。コロナ禍での婚活には、どのようなトレンドが見られるのだろうか。
ハイスペ総研が他団体と共同で実施した「婚活に関するアンケート(※)」も踏まえ、最近の動向を教えてもらった。
※2021年9月2日〜9月15日実施/インターネット調査/対象者:20〜50代女性834人。開示結果はこちら
「コロナ禍での婚活には、オンライン婚活の増加とともに、デート時間の短縮やスピード婚の増加が見られました。また、本気で婚活する方も増加している印象です」
「従来なら、リアルで会って食事などのデートを1〜2時間行い、何度か会ってからお付き合いへ発展します。しかしオンラインデートは30分〜1時間程度でも会いやすい。よって短い時間で深くコミュニケーションを取れる方ほど、早く深い関係に発展しています。婚活において、ますますコミュニケーション力が重要になったと言えるでしょう。
またリアルでの偶然の出会いがないからこそ、本気の出会いを求める男女がオンライン上に増えた感覚もあります。だからこそ、スピード婚も増加しているのではないでしょうか。
ちなみに、オンラインデートで早い段階から部屋を見られる機会も増えたので、部屋を掃除する方も増えたみたいです(笑)」
オンラインデートなら時間や場所を気にせず、いつでもどこでも会える。実際に、海外在住の日本人と結婚する受講生もいたそうだ。
コロナ禍でモテ無双!ポイントは「自分をさらけ出すコミュニケーション」
ではコロナ禍で初対面からモテるための条件は何だろうか。
「今の時代に初対面からモテるための条件は、意外性・具体性・ストーリーの3つです」
「以前は、男性から好かれようとするコミュニケーションをとる女性が多かった印象です。しかし今は、短時間で勝負する必要があります。
そこで初めてオンラインデートする際に、通常の自己紹介だけでなく『自分の意外な部分』までさらけ出してみたり、『私はこの映画のこういう部分に感動しました』など、エピソードに『具体性』を持たせてみたりします。
また『私はこういう経緯でこんなことに熱中して……』などと、『自分のストーリー』を言語化するのも大切。こうすると、あなたがどんな人で、何に心を動かされる人なのかが伝わりますよ」
主催する総研アカデミーを卒業した方の中に、コロナ禍で人生が激変した方がいるという。
「その方はこれまで、アイドルグループ・嵐の追っかけをしていました。人生を嵐に捧げていましたが、2020年末に嵐が活動休止……。泣き暮らしていたもののあまりに暇になったので、気軽な気持ちから婚活をスタートしたそうです。
その方は初対面から多くの男性にオタク心を正直に伝えていたところ、『あなたって面白いね』という反応をもらうように。そしてなんと嵐ファンの男性と出会い、先日めでたく結婚しました」
自分の好きなことを隠したい気持ちがあるのは当然のこと。しかし最初からオープンな自分で婚活したら、最高の結果が得られた典型例だそうだ。
コロナ禍で短期決戦化した婚活。これまで自分のことをあまり語らなかった方も、思い切って自分のストーリーを話してみたら、思わぬ結果が待っているかも!
取材・文/金指 歩
この記事に関連するニュース
-
地方出身“ガリ勉女性”、29歳で婚活を始めたら…「1回目のデートで必ずフラれる」残念な理由
女子SPA! / 2024年11月2日 15時47分
-
「デートの誘いは多いのに、なぜか二度目のお誘いがない」彼氏いない歴10年の43歳女性がしていたNG行動
プレジデントオンライン / 2024年10月31日 18時15分
-
ハイスペ男子総合研究所による恋愛・婚活の攻略法 第12回 婚活における年収の考え方
マイナビニュース / 2024年10月30日 15時0分
-
ハイスペ男子総合研究所による恋愛・婚活の攻略法 第11回 50代でスピード婚を叶える女性の特徴
マイナビニュース / 2024年10月28日 15時0分
-
ハイスペ男子総合研究所による恋愛・婚活の攻略法 第10回 婚活の流れが一気に変わるマインド
マイナビニュース / 2024年10月23日 15時0分
ランキング
-
1カップヌードル、約1割が“アレ”を入れて食べがちと判明 ギャル曽根も「すごい好き」
Sirabee / 2024年11月19日 4時30分
-
2「漢字で『既に』と書くのはマナー違反」SNSに蔓延する“謎マナー”を専門家がジャッジ
週刊女性PRIME / 2024年11月20日 7時0分
-
3レーシック手術でトラック運転手の仕事を失った…「視力1.2」の眼球でひそかに進行していた"病気の名前"
プレジデントオンライン / 2024年11月20日 10時15分
-
4ケンタッキー、11月21日で「あの限定品」が販売終了へ こんな値段ではもう買えない…
Sirabee / 2024年11月18日 4時30分
-
5コンビニの肉まん、酢醤油で食べる地域も? 大手コンビニに聞いた…広がる選択肢、その裏にはオーナーの声?
まいどなニュース / 2024年11月20日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください