Appleが9月22日に発売した「iPhone 15」シリーズ。リリース当初は、売れ行き好調のため在庫不足が発生し、買いたくても買えない状況が続いていました。
発売から約3週間が経ちましたが、10月下旬を迎えた現在でも、やはり上位モデルのiPhone 15 Proシリーズは欠品が続いているようです。
Appleのオンラインストアを確認してみると、発送までに6.1インチのiPhone 15 Proが約2週間、6.7インチのiPhone 15 Pro Maxは約3週間かかると表示されました。
集英社オンライン / 2023年10月27日 17時1分
Appleが9月に発売した新しい「iPhone 15」シリーズ。発売直後から多くの販売店で品薄状態が続いているため、改めて今まさに購入を検討している人も多いかもしれない。そこで、iPhone 15シリーズを約1ヶ月利用した筆者が、おすすめのモデルを紹介。お得に入手する方法や使いこなしのテクニックにも迫る。
Appleが9月22日に発売した「iPhone 15」シリーズ。リリース当初は、売れ行き好調のため在庫不足が発生し、買いたくても買えない状況が続いていました。
発売から約3週間が経ちましたが、10月下旬を迎えた現在でも、やはり上位モデルのiPhone 15 Proシリーズは欠品が続いているようです。
一方のスタンダードモデルであるiPhone 15/15 Plusは、比較的入手しやすくなっています。本稿執筆時点で、両モデルともに出荷まで約1〜2日間待ちと、すぐ入手できる状態です。
このように発売直後よりは入手しやすくなったiPhone 15シリーズですが、4モデルのうちのどれを買おうか迷っている人も多いと思います。
結論から言うと、ほとんどの人はもっとも標準的な「iPhone 15」で十分満足できるのではないかと、筆者は考えています。
ではiPhone 15がなぜおすすめなのか、その理由を深掘りしていきましょう。
筆者がiPhone 15をおすすめする理由としては、その他のモデルと比べて「コストパフォーマンスが高い」ということが挙げられます。
128GBストレージモデルのiPhone 15は、Apple Storeの販売価格が124,800円(税込)。今回発表された4モデルの中で、もっとも安価です。
そしてApple公式の下取りサービス「Apple Trade In」を利用すれば、さらに安く端末を購入こともできます。たとえば、昨年モデルのiPhone 14(128GBモデル)を下取りに出した場合、状態次第では最大68,000円の割引を受けることが可能。50,000円台で最新iPhoneを購入できるのは、とても魅力的です。
またPaidy(ペイディ)アプリを使って、金利0%/36回の分割払いでiPhone 15を購入する手段もあります。この場合、iPhoneの下取りがなければ、36回払いの価格は月々3,466円です。
大手キャリアでは「iPhone 15」をお得に入手できるキャンペーンも展開されています。
たとえば、筆者が本稿を執筆している2023年10月中旬時点、NTTドコモではiPhone 15/15 Proシリーズが「いつでもカエドキプログラム」の対象機種となっています。
iPhone 15(128GBモデル)を購入する場合、NTTドコモのオンラインショップでは通常149,490円(税込)。一方で「いつでもカエドキプログラム」を使えば、利用条件である24回分割払いで購入して、定められた期間後に端末をドコモに返却することで実質負担額が75,570円になります。
類似サービスとして、auは「スマホトクするプログラム」を、ソフトバンクは「新トクするサポート」を展開中。大手キャリアと契約している方は、ぜひプランをチェックしてみてください。
さて、ここからはiPhone 15の機能面について見ていきましょう。
まずiPhone 15シリーズとProシリーズでは、カメラ性能に大きな差があります。最大の特徴は望遠カメラの有無ですが、iPhone 15シリーズではズーム撮影機能が強化されている点に注目です。
背面のデュアルレンズカメラのうち、メインの広角カメラに超高解像度の48メガピクセルセンサーを採用。撮影した画像データの中央部分を切り抜くことで、画質を落とさずに2倍ズーム相当の静止画記録を実現します。これはiPhone 14にはなかった機能です。
この2倍ズームは、たとえば料理を撮影したいシーンなどにはぴったり。少し引いた距離からズームができるので、料理にiPhoneや手の影が落ちることなく、美しい写真を撮影できます。
またProシリーズだけに搭載されているカメラ機能としては、「マクロ撮影」が挙げられます。
このマクロ撮影を使えば、被写体にグッと寄って魅力的な写真や動画が撮れますが、一方で気をつけないとiPhoneの影が被写体に落ちてしまいます。個人的には、iPhone 15の2倍ズームを使って撮影するほうが、簡単にきれいな写真を撮りやすいと思いました。
iPhone 15シリーズのディスプレイには「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」という新世代のユーザーインターフェースが搭載されています。これは、2022年にリリースされたiPhone 14 Pro/Pro Maxで初めて採用されたものです。
これまで高価なProシリーズでしか使えなかったDynamic Islandが、標準モデルで利用できるようになったのは、うれしいポイントです。
Dynamic Islandは、単なるノッチ(切り欠き)ではありません。アプリのステータス通知をアニメーションで表示したり、通知部分をタップしてアプリに素早く移動したりと、さまざま場面で形を変えて動作する便利なインターフェイスなのです。
最新のiOSには、アプリの最新情報をアニメーションで表示してくれる「ライブアクティビティ」という機能が備わっています。
たとえばライブアクティビティに対応した地図アプリ「Yahoo!マップ」は、リアルタイムに更新されるナビ情報をディスプレイに表示してくれます。そしてアプリをバックグラウンド動作にまわすと、Dynamic Islandに一部のナビ情報が表示され、到着時間などがひと目で判別できるようになります。
ライブアクティビティに対応するアプリは、これからどんどん増えそうです。Dynamic Islandによるユーザー体験は、今後のiPhoneのスタンダードになるでしょう。
またiPhone 15シリーズには、従来のLightningではなく、USB-Cが採用されました。最近はUSB-Cを搭載する周辺機器が一般的になったので、今回の仕様変更を喜ばしく感じる人も多いかもしれません。
Lightningコネクタでも、iPhoneだけを使う分には何の不便もないでしょう。ただしMacBookやiPadを併用しているユーザにとっては、充電用ケーブルを多くのデバイスでシェアできるので非常に便利です。外出時に持ち歩くケーブルも、1本で済みます。
このようにiPhone 15シリーズでは、Appleのイノベーションが詰まった新しいスマートフォン体験を味わうことができます。
そしてそれを手軽に体験できるデバイスとして、iPhone 15は手堅い選択肢といえます。高品質なズームに対応したカメラや、ダイナミック・アイランド、USB-Cポート搭載……今後のiPhoneの標準となる機能を安価に利用できるのは、多くの人にとって魅力的に映るはずです。
なお、iPhone 15を購入するうえでは、ストレージ容量はしっかり検討しておくべきポイントです。
なぜなら、先述のとおりメインカメラが搭載するセンサー解像度がアップしたことで、記録される写真やビデオのファイルサイズも少し大きくなるから。ストレージ容量をあらかじめボリュームアップしておけば、写真やビデオをクラウドやPCに頻繁にバックアップする手間が省けます。
一方で、やはりiPhoneのストレージは小さめにして、本体の購入価格を節約するという選択も十分考えられます。
その際は「設定」アプリのカメラ設定で写真モードを「24MP」から「12MP」にダウンサイズするなど、ストレージの圧迫を抑えるよう工夫しておくとよいでしょう。1枚の画像ファイルのおおよそのサイズは、24MPで約3MB、12MPで約2MBです。
iPhone 15は128GBモデルが124,800円、256GBモデルは139,800円、512GBモデルが169,800円と、その差は最大4万5000円。購入予算を踏まえながら、自分に一番合うiPhoneを見つけてください。
文・写真/山本敦
外部リンク
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 11時0分
ITmedia Mobile / 2024年7月17日 13時9分
Fav-Log by ITmedia / 2024年7月6日 6時55分
ASCII.jp / 2024年6月29日 12時0分
ITmedia Mobile / 2024年6月28日 11時45分
オールアバウト / 2024年7月25日 21時25分
産経ニュース / 2024年7月25日 19時32分
東洋経済オンライン / 2024年7月25日 20時0分
プレジデントオンライン / 2024年7月26日 10時15分
オールアバウト / 2024年7月25日 21時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください