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とんねるず・石橋貴明が大谷翔平にどうしても聞いてみたい意外にベーシックなあのこと…貴さんが予想する大谷の移籍先はズバリ!

集英社オンライン / 2023年10月27日 10時1分

お笑い界の大スターで芸能界きってのスポーツ通でもある、とんねるず・石橋貴明さん。毎週、野球に関するトピックスを深掘りするラジオ番組『SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7』(TBSラジオ・日曜午前7:00)で貴さんの野球愛が爆発している。今季もいろいろあった球界について貴さんに直撃。まずは今年、現地観戦して改めて感じたMLBの大谷翔平選手の怪物ぶりについて聞いた。(全3回の1回目)

大谷翔平の先発予定試合を生観戦

――『石橋貴明のGATE7』(以下、『GATE7』)も10月でスタートから2年半を迎えました。貴さんが野球に詳しいのは有名ですが、日本だけでなくMLBの知識が豊富なことにはいつも驚かされます。番組では貴さんとゲストのAKI猪瀬さんとの掛け合いも名物ですね。



AKIさんは他の番組だと「MLBジャーナリスト」っていう肩書きですけど、僕らの番組では“MLB漫談家”。話はお上手で、いつも笑かしてくれるんですけど、シーズン前に今年はワールドシリーズにどのチームが行くかを予想すると全然当たらないんですよ(笑)。

なのでこの人は面白い話をしてくれる漫談家だよねと言っています。今年もワールドシリーズが終わったら番組に来てもらって、予想の答え合わせをするんですが、結果がどうなるのか楽しみですね。

とんねるず・石橋貴明さん

――この1年の野球界を振り返ると、大谷翔平の年と言っていいかと思います。WBCでの活躍に始まり、MLBのレギュラーシーズンでも投打で活躍し、最終的には日本人初の本塁打王を獲得しました。今年1年の大谷選手をどういうふうに見られていますか。

WBCの優勝からスタートして、今年はどんな活躍をしてくれるんだろうってシーズンに入ってからもずっと注目していて、ほぼ毎日午前中はBSで大谷くんの試合を見ることでずっと過ぎていきましたね。

4月に2週間アメリカに行って、ボストンのフェンウェイ・パークでボストン・レッドソックス対ロサンゼルス・エンゼルスの4連戦を見たんです。本当はプライベートで観戦する予定が、いつの間にかAbemaの仕事になっちゃったんですけど。

最初の試合はナイターで、次の日は夕方4時半、その次の日は午後1時半で、最後の4戦目に大谷くんは先発で投げて。その日はちょうどボストンマラソンの日と重なったので午前11時にプレイボールしたんですよ。僕も10時半には球場に行きましたけど、4月中旬ぐらいのボストンはすごく寒くて、しかも朝からバッシャンバッシャン雨が降っていて、球場に着いたら1時間順延…。

結局、12時から試合が始まったんですけど、2回でまた大雨が降って、また1時間あいて。「ピッチャーは体が冷えちゃうから、もう今日は大谷くんは投げないかな」と思ってたら、1時間後に試合が再開したときは降板して、DHで出場していて。試合が終わるまで5時間半くらいいたかな。もうクッタクタで(苦笑)。

貴さんが大谷翔平に聞いてみたい1つのこと

――それは長いですね。

でもエンゼルスは試合が終わったらそのままニューヨークに行って。次の日のナイターでのヤンキース戦で大谷くん、初回にいきなりホームラン打ってましたね(笑)。

このスケジュールをこなせるって、メジャーリーガーは技術があるのは大前提で、体力も並外れてんだなって感じましたね。僕なんかはちょっと時差があると3日間ぐらいヘロヘロで夜は全然寝られないのに。これをシーズン162試合、東から西、西から東ってやって、ピッチャーをやって、バッターをやってだから、大谷くんは改めてすごいなと。

7月のデトロイトでのタイガース戦のダブルヘッダーなんて1試合目は投手で完封して、1時間後の2試合目ではホームラン2本打っちゃう。あの試合なんて、プロ野球経験者の人たちの話を聞いても、投げた後は普通は体がバキバキになっちゃうのに、バッターでフル出場して、しかもホームラン2本打っているのは信じられないってみなさん言いますね。だから本当にバケモンだなっていう。“ビッグパピ”(デビッド・オルティーズ)が「どこの惑星から来たんだ」とか言ってましたけど、本当に他の星から来た人じゃないかっていう。

だって乳酸とか溜まるはずですよね。大谷くんは「睡眠をよくとる」って言うけれど、睡眠をとったって乳酸が溜まるよなって。そりゃ、メジャーリーガーだからいい部屋に泊まっているとは思うけど、お風呂とかでゆっくり浸かれるバスタブがついているのかとか気になりますよね。

だから1回聞いてみたいんですよ。どういうルーティーンで体をケアしているのか。投げ終わったときも、アイシングをしている姿をあんまり見たことないんで、たぶんアイシングをしてないんだろうなって。終わったら、自転車漕いだりして体を温めて血流をよくしているのかなって。

それでも今シーズン、中指とか足を痙攣したり、それで最後に靭帯いっちゃったじゃないですか。あのニュースを聞いたときは悲しかったですね。5年前にトミー・ジョン手術をやって新しい腱になっていたわけじゃないですか。それでも、あれだけの出力で球を投げていると、新しいフレッシュな腱でも耐えられないんだなって。

でも大谷くんはまた二刀流をやりたいから、無理だと思ったらすぐ手術をやった。あの決断の速さはこの6年間アメリカでやってきて、もう本当にアメリカ人的になっているというか。ダメならすぐに、1日でも早く手術をしちゃおうっていう。来年はバッターとして、再来年はまた二刀流の大谷くんの姿を見たいですよね。

貴さんが予想する大谷翔平の移籍先

――大谷選手には移籍の可能性も浮上しています。

僕は日本も含めて10月の野球が一番好きなんですけど、今、MLBのプレーオフを見ていると、やっぱりあの舞台でプレーする大谷くんを見たいですよ。

もう全部の試合が甲子園の決勝みたいじゃないですか。あんなにお金をもらって、何不自由なく生活しているメジャーリーガーが、一球一投一打に集中している。高校生のように野球をやっていて、打てば「ウリャー!」って感じだし、ピッチャーは打たれれば膝に手をついてガクッとなる。

大谷くんは以前も「ヒリヒリするような9月を過ごしたい」って言ってたけれど、本当にヒリヒリした野球をやりたいんだと思う。WBCで優勝したときに帽子を投げて、グローブを投げてという姿を見ていると、このステージに立ちたいんだって。僕たちファンはそういうところでプレーする大谷翔平を見たいと思っているので、本当にプレーオフに出られるチームに行ってほしい。あれだけトラウトとかがいても、エンゼルスは6年間プレーオフに進めなかったわけじゃないですか。


――貴さんは大谷選手がもしも移籍するならどこのチームに行ってほしいですか。

ヒジを故障したわけなので、暖かいところがいい。西海岸だと僕は思うんですけどね。ロサンゼルス・ドジャースとか。大逆転があるとしたら、シアトル・マリナーズはあるんじゃないかなと思ってるんですよ。イチローもいるし。

今から7年前、大谷くんがMLBの移籍先にエンゼルスを選ぶって予想した人は誰もいなかったですからね。「えっ、エンゼルスに行くの」ってなったけれど、西海岸は暖かいし、ア・リーグでDH制もあるし、なるほど自由にやらせてくれるのかって。実際にエンゼルスではすごく自由にやらせてもらったじゃないですか。

だからまた、大谷くんは「えっ」ていうところを選ぶかなともちょっと思う。最近の話だと、来年1年間は単年契約でエンゼルスに残るっていう説も流れていて。そして2025年から二刀流でまた新たなチームにという。とにかくベストの選択をしていただいて、またすごいパフォーマンスをする姿をただただ僕らは見たいですね。

取材・文/徳重龍徳 撮影/名越啓介

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