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勤労感謝の日に隠された日本にとって大切なもうひとつの記念日…天皇陛下が1年で初めて新米を召し上がる日

集英社オンライン / 2023年11月23日 11時1分

神道文化賞を受賞した絵馬師の永崎ひまる氏は、描き下ろし絵馬と文章で、幸運を呼び込む食べ方や暦を感じて暮らすコツを指南している。近著『絵馬で開運! しあわせごはん暦』より一部抜粋、再構成してお届けする。

霜月 11月の口福

霜が降りる月ということで、この和風月名がついた説が濃厚ですが、とても大切な行事の「新嘗祭」があることから、「食物月(おしものつき)」が略されたという説などもあります。

紅葉狩りなどをするのもこの季節です。春から始まった稲作の終焉はまさにこの霜月の「新嘗祭」にあり、ここを区切りに、また少しばかり休んで、新しい春へとバトンタッチをしていきます。ここは豊穣祭として楽しみましょう。この繰り返しで一年が巡り、私たちは季節ごとの美味しいものをいただけるのです。



【11月の暦と開運話】
一年を通しての大きな行事として、「新嘗祭」がある月です。今では「勤労感謝の日」になっていますが、稲がたわわに実り、それを感謝する、いわば、収穫祭・感謝祭の意味に近いです。秋の実りを実際に感じる月なのです。そろそろ翌年の準備をしていくことが大切になってきます。今年の実りを見返して、来年の目標をまとめていく大切な時期でもあります。

【11月に食べるといいもの】
…蟹は夢占いなどで幸せの象徴、見るだけでも運が上がる。
味噌は成功運アップ!
白菜…冬のお鍋の裏の主役。中国では白菜は百財と同じ発音で、一枚一枚に財運の意味が。
林檎…欧州では「幸せの象徴」。体に良い効果がつまった果物で「医者いらず」といわれる。
みかん…ビタミンCが豊富で、若々しく元気になる。お正月の鏡餅にのせる「橙」は、落下せず木に数年とどまることから「代々=だいたい=橙」になったとか。

【こんなふうに食べると幸せ2倍】
丸ごと林檎のハンバーグ
林檎を半分に切り、中身をくりぬき、中にハンバーグのタネを入れてオーブンで焼きます。くりぬいた林檎は、細かくして、ソースとケチャップと一緒に火にかけ、ソースに。

カニカマで蟹ご飯
本物の蟹は高すぎて手に入りにくい時は、カニカマで代用しましょう。カニカマは厳密には蟹ではありませんが、旬や伝統も重んじる気持ちが大切だと思います。全てを伝統で凝り固めてしまうと人は萎縮します。臨機応変なのが日本のいいところです。楽しく「それっぽい」ことを楽しみましょう。

立冬の開運ポイント

ボジョレーヌーボー
フランスのブルゴーニュ南部の丘陵地帯・ボジョレーで生産されるヌーボー仕様のその年出来たての赤ワインのことをいいます。ブドウの品種は「ガメイ」を使用します。11月の第3木曜日が世界的に解禁の日なのですが、時差の関係で日本が一番早く解禁できるんですね。
ボジョレーヌーボーは、9月に仕込んで11月には解禁日を迎えます。だから、とってもフルーティで若いワインなんです。

亥の子餅…「亥の子の日」は猪が多産であることから、子孫繁栄、無病息災にいいとされ、亥の子餅、または亥猪という名の餅をいただきます。この風習は、「亥の月、亥の日、亥の刻に餅を食べれば無病息災である」と古代の中国で言われていました。新米に大豆・小豆・ささげ・ごま・栗・柿・糖(あめ)の7種の粉を混ぜた餅で、亥の子(うりぼう)に見立てて作っていたそうです。

【蟹、白菜、山芋、林檎】
●林檎とチーズの甘じょっぱい恋のサラダ
●関係良好包んでロール白菜ミルク味
●山芋の海苔巻き焼き お餅のかわりに山芋や長芋で。
ヌーボーと相性抜群!

立冬とは(11月8日~11月21日頃)
そろそろ冬が始まります。木枯らしが吹き、紅葉が散っていきます。山などでは初雪の便りも届く頃です。冬の寒さにとても頼りになる「こたつ」。こたつ開きもこの頃です。新暦11月上旬にあたる「亥の子の日」にこたつを出すと、火事が起きないといいます。亥は陰陽五行説では水を意味したためだそうです。

小雪の開運ポイント

新嘗祭
勤労感謝の日として祝日に制定されていますが、この日は昔から日本ではとても大切なお祭りがされていました。「新嘗祭」は、収穫祭や感謝祭と似たような意味がありますが、日本独特の祈りの日となります。

稲が無事に収穫されたことは、自然界の八百万の神様のお陰様ということで、全国の神社で、この日、すべての神々に無事に新穀を収穫したことを報告し、豊穣の御礼とし新穀を捧げ、お祀りとしてご報告がされるのです。本来は宮中の祭祀で、天皇陛下がお育てになられた新穀を、宮中で神々にお供えし、陛下ご自身も、この日初めて新米を召し上がります。

新米を炊くときの注意
◆新米はあまり洗い過ぎない
◆水分量が多いので、気持ち水を少なめにする
◆2時間くらい水につけておくとふっくらとする
◆最初の水は浸透するので、おいしい水にすると良い(洗いなどは水道水でも)

おいしい食べ方
■土鍋で炊く
■無水鍋(ストウブ、ル・クルーゼ)で炊く
■御櫃に入れる
■湯気を出すようによく混ぜる
■余ったものは塩握りにするといい

[レンコン、クワイ、みかん、鯛]
●レンコンのパキパキ肉団子 レンコン入り肉団子で食感UP!
●鶏肉ソテーみかんソース いつものソースにみかん汁をプラス。

小雪とは(11月22日~12月6日頃)
雪が舞い散る頃。まだまだ大雪とはなりませんが、ちらちらと雪が降る時期です。山に当たった強風による細雨や降ったり止んだりのし時ぐ雨れなども降り、夜も早い時間に暗くなっていきます。

文・絵/永崎ひまる 絵馬撮影/徳山喜行

絵馬で開運! しあわせごはん暦

著者:永崎 ひまる

2023年12月5日発売

1,980円(税込)

A5判変型/128ページ

ISBN:

978-4-08-781745-4

見て開運、旬を食べて運を味方に!

旬をおいしく食べて、年中行事を見直せば、運気が上がる!
神道文化賞を受賞し、出雲大社、伊勢神宮、東京大神宮など名だたる神社の大絵馬を手がけた著者が、描き下ろし絵馬と文章で、幸運を呼び込む食べ方や暦を感じて暮らすコツを指南。

食は、エネルギーだけでなく、
楽しく生きるために必要な「運」も
バックアップしてくれます。
年中行事をどんどん楽しんで
旬を味わい、幸せを引き寄せましょう。
(「はじめに」より)

☆目分量でOKの口福レシピもたっぷり!
〇春キャベツの丸~くおさめる煮
〇ひまる式 幸運のキャロットラペ
〇さつまいもの恋ヨーグルトサラダ
〇栗としめじの開運炒め
〇焼き銀杏のトースト
〇ごぼうと大根のダイエットグラタン
〇不老不死の無花果とハムパスタ 他多数

☆しあわせごはんコラムも充実!!
◇季節を感じる行事食「ハレ」と「ケ」
◇神饌は神様のしあわせごはん!
◇おむすびとおにぎりの話

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