日用品など生活に身近な商材を提供するメーカーゆえに、消費者もその動向から目が離せない。
2023年1~9月の各社の売上高は、花王が前年同期間比0.2%減の1兆1258億円、ユニ・チャームが同5.0%増の6874億円、ライオンが同3.5%増の2960億円だった。
営業利益は花王が同34.1%減の507億円、ユニ・チャームが同1.2%増の927億円、ライオンが44.1%減の125億円だ。ユニ・チャームの営業利益率は13.5%、花王が4.5%、ライオンが4.2%だった。
ユニ・チャームが通期の業績を予想通り通過すると、営業利益率は14.6%まで高まる。