気軽に、便利に運動でき、楽しく自分磨きができる場所として、運動初心者のニーズを汲み取り、急成長したchocoZAP。「5分でOK」、「着替えなくてOK」、「エステ利用だけでもOK」などなど、従来のフィットネスジムを根本から覆す経営のあり方が話題を呼んでいる。
常識破りのジム・chocoZAP誕生のきっかけは「日本のフィットネス人口の現状」、「コロナ禍」にあったと小林氏は語る。
「日本国内のフィットネス人口は、全体の3%ほどでして、これは米国の20%という数字と比べるとかなり低い割合。つまり、日本ではまだまだフィットネスへの理解と定着が不十分である一方、潜在的な顧客はまだまだ存在することがわかったのです。
加えてコロナ禍に入り、フィットネス業界全体が下火になるにつれて、弊社もその影響を受け、社内でも『何か新しい事業を始めねば』という機運が高まってきました。そこでデジタルを活用することによって、ブルーオーシャンだった運動初心者に向けたサービスを展開することに至ったのです」