どこの街にもある、安くてうまい立ち呑み屋。年齢も性別も関係なく、誰もが心をひらいて気楽に過ごせる場所だから、ついつい本音や悩みがポロリとこぼれてしまう……。
そんな“人生交差点”でほろ酔いになりながら、読者から寄せられたお悩み相談にのるのは、芸能界の天国も地獄も味わった“無敵の炎上芸人”とろサーモン・久保田かずのぶ。
今回訪れたのは東京・早稲田にある「居酒屋もちだ」。
昭和の時代から学生たちの憩いの場だった老舗酒屋を、早稲田大学OBの若者が立ち呑み屋として再生させたのは5年前のこと。
早稲田大学の学生はもちろん、卒業生や近隣に住むサラリーマンまで、立場も年齢も関係なく気軽に飲める居酒屋として連日大賑わい。学生街のお店らしく、つまみも酒もお手頃価格だが、どのメニューも食べ応え十分の自信作だという。
腹をすかせた学生に大好評のがっつりメニューがズラリと並ぶなか、久保田が最初に選んだのは、肌寒くなってきたこの時期にぴったりの「おでん盛り合わせ」だ。