ふたりは2022年6月に交際期間わずか12日でスピード結婚するも、その2ヶ月後に坂口がSNSで離婚成立宣言。一時は復縁したが、坂口の睡眠薬の過剰摂取や“DV匂わせ”投稿など、世間をさんざん騒がせた挙句、今年9月に離婚が成立していた。
坂口杏里を“断捨離”宣言…「でも本音はただただ杏里のことが好き」離婚後2ヶ月で復縁&“秒”で破局…さらに飲酒事故の真相「怒り狂って杏里に手を出し、酔った勢いで…」〈坂口杏里元夫インタビュー〉
集英社オンライン / 2023年12月19日 19時11分
今年9月にわずか1年余りの結婚生活に終止符を打った元タレントの坂口杏里と、FTM(女性の体で生まれたものの男性として生きることを望む人)の福島進一。ところが、このお騒がせ元夫婦は離婚から2ヶ月後に復縁し、再度破局していた。いったい何があったのか。福島氏に話を聞いた。
離婚届提出も心が折れたのは“瞬間的”
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福島進一氏(本人SNSより)
集英社オンラインが離婚成立直後に行ったインタビューによると、今年5月に離婚をするしないで揉めた際に署名捺印した離婚届を「杏里の情緒不安定さや攻撃的な言動に心が折れた」と、福島氏が坂口の了承を得ぬままを区役所に提出。福島氏は坂口について「杏里をなんとか救って今度こそ一緒に幸せになりたかった。今はただ、彼女の幸せを願ってます」と語っていた。
しかし、その2ヶ月足らずの11月6日に自身のInstagramのストーリーズで「僕はやっぱり、今でも杏里のことが好きです。この気持ちは、どうにもなりません」と発信。同21日には坂口とともにTikTokライブを配信するなど、再婚はしていないものの、「パートナーにして相棒」としていた。
だが、それもつかの間、一緒に行っていたTikTokライブやアカウントはすぐに坂口ひとりに変更され、12月7日、坂口はインスタグラムのストーリーズに「福島進一の事でお話ししたい事があります。飲酒運転、刑事事件の事もお話しします。配信もします」と投稿。
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坂口が12月7日に投稿したストーリーズ
結局、坂口は詳細を伝える生配信はしなかったものの、同月13日に福島氏が生配信を行い、飲酒運転による事故を謝罪した。
電光石火の復縁と破局、そして飲酒事故。相変わらずお騒がせのふたりに何があったのか。福島氏を直撃した。
――進一さんは9月に離婚した際に、その理由を「心が折れた」と話していましたよね。
福島進一(以下、同) はい、瞬間的に折れました。それも自分の心の弱さでした。「僕には手に負えない」と思って、半ば強引に離婚届を提出し、自分の身も心も杏里から離れようとしました。
杏里の気を引くような言葉に釣られて…
――離婚届提出後、杏里さんにショートメッセージで報告した後、LINEをブロックして着信拒否もしていたと話していました。どうやって連絡を取ったんですか?
10月下旬、杏里から着信があったので何か緊急の連絡かと思い、着信拒否を外し、2度目の電話に出たんです。でも内容は「私のインスタに、進一に関する指摘や誹謗中傷のメールがすごいきてるんだけど、大丈夫なの?」というものでした。
僕のことで杏里のところにDMがいくことに申し訳ない気持ちもあったし、なにより杏里の携帯料金を僕が支払っていたりと手続き的なことも残っていたので、会うことになりました。
――進一さんが会いに行ったのですか?
杏里から「ウチに来て」と言ってきたので結局、僕が杏里の家に行きました。
もちろん手続きまわりの話をするはずだったのですが、内心では再会がうれしかったし、手続きの話などはほとんどしませんでした。
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今年9月、集英社オンラインのインタビューに応じる福島氏
――どんな話を?
杏里が「新しく好きな人ができた。私に新しい好きな人ができたこと、進一はどう思うの?」と言うので、「純粋によかったと思うよ」と答えたんですが、「そういう表向きの言葉じゃなくて」と何度も聞いてくるんです。杏里のそういう気を引くような言葉に、僕も釣られてしまったというか……。
――その日のうちに復縁となった?
いいえ、その日は2時間ほどで自分の家に帰りました。その後、杏里と昼間にデートしたり、週に何度も会うようになりました。僕はつい浮かれてしまい、10月31日のハロウィン配信で何事もなかったように杏里を映しました。
その配信でリスナーさんの反感を買うような言動をしてしまったために11月頭から配信をお休みし、杏里との半同棲生活が始まったのです。
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11月6日に福島氏が投稿したインスタグラムのストーリーズ
――ですが、その直後にすぐに破局?
じつは杏里と離婚してから、僕には気になっている女性がいたんです。僕が11月8日から3泊4日で出張に出ていたときに、杏里から「好きな人がいるのに私と付き合える意味がわかんない」と連絡がきたのです。
今まであったものを埋めるためにはそんなこと自然のことだし、そもそも再会したときに自分から気になる異性の話をしてきたのは杏里のほう。だから、僕はすぐに反発しました。そして、出張から帰った翌日の11月12日の夜、例の飲酒運転を起こしてしまったんです。
「本音はただただ杏里のことが好きです」
――いったい何があったのですか。
半同棲生活を始めてからは、杏里はやたらと晩酌を僕に誘うようになり、毎晩350ミリの缶チューハイを一缶だけ飲んで眠るのが習慣になりました。そして、出張から帰ってきた翌日、杏里は寂しかったせいか、いつも以上の量を飲もうと誘ってきました。それで酔っぱらった僕は杏里の異性の話を掘り返し、ヒートアップして杏里に手を出してしまいました。
怒り狂った僕はそのままバイクで自宅を飛び出し、一軒家の軒先に突っ込んで左足の靱帯を切ってしまいました。もちろん警察を呼んで事情聴取も済んでいます。「後日、こちらから連絡が来たら署に来るように」と言われ、今はその連絡を待っている状態です。
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9月に行ったインタビューの際に乗っていたバイク。このバイクで飲酒事故を起こした
――改めて杏里さんへの想いは?
本音はただただ杏里のことが好きです。でも、お金がないし、事故で身体も不自由で自分の身のまわりのことすらできない状況で、杏里に対しても何もしてあげられない。
しかも、本物の男性とは違って子供を授からせることすらできない甲斐性なしの僕です。彼女といても負の連鎖でしかないと思い、心を鬼にして、今は彼女との関係を切っています。でも、とにかく彼女には感謝しています。
――しかし、その後の11月21日にはふたりでTikTokライブを行い、パートナーであることを強調していましたが。
僕はケガで、杏里は僕の世話をするため互いに動けずで、生きる手段としてしぶしぶふたりで配信を再開した次第です。しかし些細なケンカをきっかけに、杏里から収益の取り分を僕に渡したくないと言われたので、僕はそれに了承して一銭も受け取りませんでした。
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11月21日のTikTokライブの告知
――現在、生活費はどのように工面している?
今も「タイミー」(スキマバイトサービス)を活用し、何個もバイトを兼業している状態です。
――今度こそ杏里さんとの復縁はない?
今はそれを考えている場合じゃないくらい、生活を立て直すのに必死な状態です。
一度は愛した女性ですから、もちろん杏里には幸せになってほしいという気持ちはずっと変わってないし、彼女を幸せにする相手が僕だったらよかったけど、今はそれを実現することも、願うこともできません、とにかく前を向いて生きていくのみです。
――クリスマスや年末年始の予定は?
労働に明け暮れますが、多くの人とお会いして人脈を広げながら、芯を持って、明るく前向きに成長できたらと思います。
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年末といえば、大掃除。果たして福島氏は坂口との関係を断捨離できるのか。
取材・文・撮影/河合桃子
集英社オンライン編集部ニュース班
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