──撮影現場ではムードメーカーだったと聞いています。やはり座長としてリードしなければという思いがありましたか?
重岡大毅(以下、同)自然と座長っぽくなっちゃうんですよ(笑)。撮影の最初のころ、クラスに知らん人たちが集まっている感じだったんです。これから撮影でずっと一緒にいる仲間なわけやから、居心地いいクラスにしたいじゃないですか。それぞれが仲よくなるきっかけを探していると思ったんで「しゃべろうよ!」というノリでいきました。殺伐とした現場でいい作品は生まれないと思うので。
──確かにそうですね。
中でも、僕は目立つほうだったかもしれない。声がでかいし、口でかいし、歯も多いし、関西人やし(笑)。いつも現場でにぎやかなので、そのうちどこかの現場で「うるさい!」と雷を落とされるかもしれません。でも僕は、人と会って話したりしているときのほうが楽だし、まあ基本的にチャカチャカしているのが好き(笑)。