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グーグル渾身、驚異のAI機能! 「Google Pixel 8」が冬のスマホ買い替え筆頭候補なワケ

集英社オンライン / 2024年1月5日 12時1分

日本国内でも年々人気が高まっている、グーグルの純正スマートフォン「Pixel」シリーズ。最新モデル「Pixel 8」は、最新のAI機能を簡単&楽しく体験できる画期的なデバイスとなっている。発売以来Pixel 8を使い続けている筆者が、その魅力をお伝えしよう。

人気急上昇中のグーグル製スマートフォン

2018年に発売開始されて以来、グーグル純正のAndroid OS搭載スマホ「Google Pixel」シリーズの人気が日本でも高まっています。

その人気はもっとも大きなシェアを誇るアップルのiPhoneシリーズに今や迫るほどですが、グーグルがこの秋に発売した新「Pixel 8」シリーズは、たしかに多くのユーザーを虜にするであろう魅力的なスマートフォンに仕上がっています。


最新モデルのグーグル純正スマートフォン「Pixel 8」。ラインナップは6.2インチのPixel 8(左側)と6.7インチのPixel 8 Pro(右側)の2種類

グーグルは、同じくハンディな6.1インチサイズの現行スマートフォン「Google Pixel 7a」を2023年5月に発売しました。Pixel 7a はPixel 8とほぼ同じサイズですが、Googleストアの販売価格はPixel 8が112,900円(税込)、Pixel 7aは69,300円(税込)。各機種の間には43,600円の価格差がありますが、今から購入するのであれば、上位のPixel 8を選ぶべきだと筆者は考えています。

その理由としては、主に以下の3つが挙げられます。

1つ目は、AI(人工知能)技術を活用した業界最先端のカメラ機能が使えるから。2つ目は、純正「フォト」アプリでAIによる便利な写真編集機能が使えるから。そして3つ目が、「音声」に関連する最新AI機能が使えるからです。

上記からもわかるとおり、Pixel 8シリーズ最大の特徴は、グーグルが機械学習で培った最新のAI機能を思う存分体験できるということ。では、それぞれの魅力を順に解説していきましょう。

AI関連の機能が充実している最新「Pixel 8」(写真左)と、サイズが近似しているエントリーモデルの「Pixel 7a」(写真左)

写真表現の幅を広げるカメラ機能

まずは、カメラ機能から紹介しましょう。Pixel 8とPixel 7aは、どちらも広角・超広角のデュアルカメラを搭載していますが、Pixel 8だけが、写真表現の幅を広げる2つの重要な機能を備えています。

1つは「光学2倍ズーム撮影」です。

これは、Pixel 8に搭載されている50メガピクセルのセンサーによって、撮影した高解像度の写真データを切り出して、2倍望遠ズームに相当する写真を記録できるというもの。これにより、2倍ズーム写真ではトリプルレンズカメラを搭載するPixel 8 Proと同等の美しい写真が撮れます。

被写体に寄って撮影したいときに便利な「光学2倍ズーム撮影」機能。Pixel 8(左)の写真は、フラッグシップであるPixel 8 Pro(右側)で撮影したものと変わらない精細感だ

さらに、Pixel 8では被写体に3cmまで近付いてピントを合わせた写真/ビデオが撮れる「マクロフォーカス」機能も備わっています。これを使えば、より被写体にクローズアップした迫力のある写真やビデオを撮影できます。

「マクロフォーカス撮影」機能では、被写体に近付くと、ディスプレイ中央に黄色い花の形のアイコンが表示される

「最新AI×写真編集」が楽しい!

次に、純正「フォト」アプリで利用できるAIを活用した写真・動画編集機能を紹介します。

まずは新登場の「ベストテイク」機能です。これはポートレイトや5〜6名のグループ写真を撮影した際に、構図の似た写真が「フォト」アプリ内にあれば、Pixel 8が人物の顔を自動で認識して、顔写りのよい写真に差し換えを提案してくれるという機能。目をつぶってしまったり、笑顔がぎこちなかったりした写真を、「いい顔」に差し換えて保存してくれます。

新しく登場した「ベストテイク」機能では、「フォト」アプリに保存したデータの中から、類似した写真を探して、写りのいい顔に素早く差し換えられる

そして、生成AIを活用した編集機能「編集マジック」にも注目です。この機能では、人物の写真では背景をぼかしたり、晴天の風景写真を夕暮れどきのドラマティックな写真に加工したりと、Pixel 8シリーズの優秀なAIによって、ワンタップで写真を印象的なものにしてくれます。さらに、被写体のサイズを変更したり、写り込んでしまった邪魔な被写体を消したりと、まさに魔法のように写真を瞬時に編集できます。

たとえば青空が広がる風景写真に「編集マジック」機能を使うと、生成AIによって鮮やかな夕焼け空に変えてくれる

また、Pixel 8には「音声消しゴムマジック」という画期的なAI機能も搭載されています。

これは、動画に記録された音声をPixel 8が自動的に「声」「ノイズ」「風切り音」「音楽」などの種類に選り分け、「フォト」アプリ上で最適な音量に変更できる、というもの。たとえば、人が行き交う雑踏の中で動画を撮影した場合にも、あとからバックの騒音を消して、人の話し声だけを強調する、といった修正が行えます。

「音声消しゴムマジック」機能では、特定の音を強調したり、背景のノイズを減らしたり、といったことが可能

ちなみに、「ベストテイク」や「編集マジック」「音声消しゴムマジック」といった機能は、他社のスマホや一眼レフカメラなど、Pixel 8以外のデバイスで撮った写真やビデオにも適用することができます。

たとえば、過去に撮影した家族旅行の写真をPixel 8に読み込み、「ベストテイク」機能で全員が笑顔の状態に合成したり、iPhoneで自撮りビデオを撮って、「音声消しゴムマジック」機能で声だけをクリアにしてからSNSに公開したり、といったユニークな使い方も簡単に実現できます。

YouTubeが見られる「Google Pixel Watch 2」も同時発売

そして「Pixel 8」シリーズと一緒に検討したいのが、同時に発売された最新スマートウォッチ「Google Pixel Watch 2」です。Android 9.0以降を搭載するAndroidスマホのほとんどに対応しており、特にPixel 8との親和性は抜群です。

秋の発売以来、筆者もPixel 8と合わせて日ごろから本機を愛用していますが、特に気に入っているのが「画面でYouTubeが見られる」という点です。Playストアからダウンロードできる「ブラウザ(Internet Browser)」アプリを介して、YouTubeを好きなときに視聴できます。

ブラウザの表示がPixel Watch 2の画面に最適化されていないので、お世辞にも「快適に視聴できる」とは言えません。しかし、Bluetoothイヤフォンをペアリングすれば音声を聴くこともできるので、たとえばジムでトレーニングしている最中や、公園をジョギングしているときにYouTube番組を“ラジオ感覚”で楽しめます。

「Google Pixel Watch 2」は、画面内でYouTube動画が楽しめる

2023年の最新モデルが出揃ったところで、これからスマホの買い替えを検討している人も多いはず。グーグルが培った最先端のAI機能が使える「Pixel 8」シリーズは、まさに筆頭候補となるでしょう。ユニークかつ楽しい機能の数々を、ぜひ実際に体験してみてください。


文・写真/山本敦

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