──昨年の2月にお子さんが産まれ、木村さんのライフスタイルや考え方は変わりましたか?
家族の絆やチームワークがさらに深まったと思いますし、育児をきっかけに、大阪で営んでいたカフェ・バー「Sunny -ThirtyTwo-Club」を閉めて拠点を関東に移すことになりました。
──育児のために環境を変えようと?
もともと夫と「子供が生まれたら、どちらかの故郷で育てよう」と話していたんです。夫は鹿児島生まれで、私は東京。話し合った結果、生活のスタイルを子育てにシフトするために一旦お店を閉めて、関東圏に移り住むことにしました。
私はバレーボールの選手時代、高校を卒業してから滋賀県に10年以上住んで、その後に奈良、京都に引っ越してと、ずっと関西にいたんです。引退して、夢の一つでもあったカフェを大阪で開いて、途中にコロナ禍があってなかなかうまくいかないこともあったけど、いろいろなことが学べましたし、多くの人との出会いも経験しました。
大阪は私の第二の人生を歩めた場所で、思い出もいっぱいです。