ここ数年新しくオープンする焼肉店は創作系や映えを強く意識した、チャラ系の焼肉店が多い。
また、有名なブランド牛や生産者を指定してこだわりを前面に打ち出している場合ももちろん多い。
そんな流れの中で焼肉の価格が全体的に上がってきていないだろうか!?
もちろん、値段に見合った満足度を得ることが出来ているのであれば問題ない。しかし、映えを意識するあまり味が追いついていなかったり、希少なお肉を仕入れるだけで満足してしまい、素材のポテンシャルを十分に引き出せていない焼肉店もチラホラ見かけられる。こういった焼肉店ではコスパの悪さが気になり、残念ながら2度と行かないというのが肉バカの定番の流れだ。
しかし、2020年10月にオープンした「焼肉あきら」は全く違う。最寄駅は都営三田線の水道橋駅。本郷三丁目駅や後楽園駅からも近い。目の前に東京ドームを見下ろす坂の途中に焼肉あきらはある。
店内は明るくゆったりとしたスペースで、女性だけのグループがのびのびと焼肉を楽しんでいるのも納得できる。仕入れているのは黒毛和牛で、ブランドや生産者を限定することなく、上質で値段とのバランスが良いものを揃えている。