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50歳おじさん記者の“ちいかわ飯店”リポート! ちいさくてかわいいヤツらは、おじさんにも優しかった

集英社オンライン / 2022年6月2日 14時1分

『モンハン』や『パズドラ』など人気ゲームのプレイ日記を中心に、さまざまなメディアで記事を書き散らしているモノ書き、大塚角満。50歳にして『ちいかわ』の魅力に取り憑かれ、「ぜひ!! なんらかの記事を書かせて!!」と集英社オンラインに泣きついてこの場を得る。2回目の今回はいよいよ、現在開催中のコラボカフェ“ちいかわ飯店”で実食取材を敢行!

正直、毎日通いたいです

先日、齢50歳のおっさんにして、日本中の女子があまりのかわいさにのたうち回っているという最先端の“さいかわ”コンテンツ『ちいかわ』にドハマりしてしまいました……と、恥ずかしながらも赤裸々に書いた大塚角満です。ゥゥワァァァララララゥラララ!!(※人気キャラ“うさぎ”の咆哮です。念のため)



その記事の最後で、超絶人気でプラチナチケット化している『ちいかわ』のコラボカフェ“ちいかわ飯店@池袋パルコ”に潜入取材したことをほのめかしているんだけど……いよいよ今回、実際に食べたコラボメニューに関する“実食リポート”とシャレ込もうと思います!!

ちなみに。

前回の記事でも書いているんだけど、予約がなかなか取れなくて全国のファンが悶絶している中、マスコミ特権を利用して運営サイドに1席用意してもらって取材を……なんていう裏技は、いっさい用いていない。他の方々と同様、我が角満事務所の女性スタッフ・たっちーが仕事をほっぽり出して予約サイトに張り付き、(自分が行きたいがために)執念でチケット2枚を手に入れた……ってことを改めて強調しておきたい。そして……チケット代も中での飲食代も、当時は集英社オンラインで記事にできるなんて夢にも思っていなかったので、すべて自腹で賄ったことも、おもに集英社様に向けて記しておこうと思います^^;

さて。

我々取材班2名がちいかわ飯店@池袋パルコに赴いたのは、5月17日のこと。場所は、4月に訪れた“ちいかわカフェ”(毎年のように実施されているコラボカフェ)と同じ、池袋パルコの7階でありました。

予約時刻よりも30分以上も早く現地に行くと……!

そこは……すでにッ!!!

ああああ!!!

目線の先すべてに……!!

コスプレしたちいかわたちがいる!!

ちいかわ一色に染まってるぅぅぅぅおおおおお!!!

ノーマルの(?)ちいかわカフェのディスプレイも地球イチかわいかったけど、

これは以前の、ちいかわカフェの入り口付近の写真。

この、中華風にコスプレしたちいかわ、ハチワレ、うさぎ、モモンガ、鎧さん(※すべてキャラ名です。念のため)とかとか……! ふだん見られない姿ってことも相まって、かわいさが宇宙イチまで跳ね上がってる!!! おじさん、もうこれだけで首から加齢臭が出てきちゃったよ!!!

こんな感じで、店に入らなくてもアチコチにコラボカフェならではのイラストやポップがあるので、それらの撮影目当てで行くだけでも十二分に楽しい。また、『ちいかわ』のグッズショップも併設されているので、そこであまたのちいかわアイテムの中からお気に入りを見つけて購入しても幸せな気持ちになれる。

グッズショップの目印は、こちらのポップ。

自分の記事ではめったにオノレの姿をさらさない俺だけど、「ちいかわ」といっしょに写真が撮れるなら……喜んで登場しようじゃありませんか!

おじさん、ハシャギすぎて、ふだんは絶対やらない記念写真撮っちゃったよ……。

ちなみにグッズショップは基本的に入場フリーだけど、日によっては入場整理券が必要だったりするので、行かれる前に公式サイトで確認しておくと安心だ。

※公式サイト https://the-guest.com/chiikawahanten_ikebukuro/

そんなこんなをしているうちに、ついに我々が店内に案内される時間となった……!

店頭では料理長のうさぎが、チケット争奪戦を勝ち抜いた激運の持ち主たちを歓待してくれる。

『ちいかわ』に登場するキャラはすべて好きだけど……なかでもこのうさぎをたまらなく愛しているんですボク……!

さあ……! 滞在が許されるのは、注文した料理のうち最初の1品がテーブルに届いてからの1時間だ……!! その間に……とてもふたりでは食べきれないってくらい注文してしまった料理の数々を、撮影もしつつ平らげないといけない!!

我々が何を注文したのかは……実食リポートを交えつつ以下で紹介しよう。

まずテーブルにやってきたのは……!!

でーーーーーん!!!

ちいかわ肉まん(660円税込)!! よく見ると小さい耳もキチンと表現された、芸の細かい肉まんですよ!!

原作でも「ちいかわ」は白くてプニプニに描かれているので、肉まんとのドッキングは成功が約束されたようなもの。そんな、キャラと食材の相性抜群な肉まんを……!

メリメリメリ……!(((( ;゚Д゚)))

って、これ絶対に撮影しちゃうよな……。『ちいかわ』ファンとしては顔が真っ二つになるシーンは若干ショッキングではあるんだけど、かわいいからこそついつい、ドSなシーンを写真に収めたくなる。

ちなみにお味のほうは、これがじつに本格的なお味のする肉まんでおいしいのなんの……!

こういったコラボメニューって、どちらかというと味は二の次、ひたすらキャラの魅力押し……ってものが経験上多かったけど、このちいかわカフェシリーズにおいてはまったくそんなことはない。

「すべてのフードが驚くほどおいしいよ!!」

と、自信を持って断言できるのである。

さあ、つぎだつぎ。

現れたのは……!

うさぎのあんかけ炒飯(1430円税込)きたぁぁぁああ!!

じつは俺、地球にある食い物の中で炒飯がダントツ1位で好きなので、それが『ちいかわ』の中でもっとも愛する“うさぎ”とコラボしてるってんだから……頼まないわけにはいかなかったのだ。

ご覧の通りこの炒飯は、うさぎの体色である肌色を、一般的な炒飯の色を使って再現したものだ。ちなみに顔は、透明なオブラートに食べられる色素(?)でプリントされ、それがいい感じに食材に貼り付けられている。型や刻印で顔を描けるもの以外は、このオブラート戦法が多用されているようだった。

さてこの炒飯、写真でもわかると思うけどキチンとパラパラな仕上がりになっていて、味付けも醤油ベースのオーソドックスなものでとても食べやすかったです。ちなみに右の液体があんかけなので、好きな人はこれをかけて食すると味変になって楽しいかも。俺は炒飯はそのまま食べるのが好きなので、あんかけはたっちーにお任せした。

そして……! つぎに運ばれてきたのが、“この日のメイン”とも言える……!!

原作でもおなじみ!! “郎”のラーメンでたぁぁぁああ!!!w 郎(シーサー盛り付け)は、1540円税込です!!

じつはこのラーメン、4月に訪れた「ちいかわカフェ」のときも食べたんだけどさ。

これは今年の4月に「ちいかわカフェ」で食べた“郎”のラーメンだ。写真でも、濃厚さがさらにパワーアップしたのがわかるでしょ?

ニンニクの効いた濃い味付けのスープがマジで絶品で、そのときも、

「これ……ふつうにラーメン屋のメニューにあったら、週2で通うくらいうまいんだけど……!!!」

と感動したメニューなのである。

この「ちいかわ飯店」のソレはさらにパワーアップしていて、説明によると、

“漫画に登場する「郎」のラーメンを、今回はスーパーアルバイターのシーサーが盛り付けを担当。豚を角煮風に煮込みました。味付け背脂2倍!野菜マシマシ!辛めの揚げ玉のせで前回から更にパワーアップした「郎」を、ちいかわ飯店のおかもちでお席までお運びいたします”

とのことで、実際に上の写真のようにおかもちといっしょに運ばれてきた。もう……なんてファン心理をくすぐる粋なサービスなんでしょ!!

ちなみに、この郎のラーメンとおかもちをモチーフにしたイラストがお店の内外に貼られているんだけど……!

ガーーーンwww 辛いwww なんでひっくり返しちゃったのハチワレ……w

このほか、我々が飲み食いしたものは……!

鎧さんの愛情弁当 (1540円税込)。いかにも中華な、角煮まん、揚げ春巻き、卵焼き、ソーセージ、油淋鶏、そして「ちいかわ」が苦手なブロッコリー付き。角煮まんが入っている入れ物は、原作でたびたび出てくる鎧さんのポシェットであります!

これはデザートの、ハチワレの台湾カステラ (1430円税込)。じつは撮影する前にたっちーがフルーツを喰っちまって、ちょっと量が減っているのはご愛敬。

最後はドリンクの、あたりくじ付き推しクリームソーダ(各1100円税込)。仲良しトリオのちいかわ、ハチワレ、うさぎがモチーフになったクリームソーダで、名前の通り“推し”のひとつを注文すればいいんだろうけど……我々はこの3名に差をつけることなどできないので、迷わずすべて注文! そのかわいい顔が描かれたバニラアイスを崩しつつ、おいしくいただきました!!

なお、くじのほうは……!!

えwww 仕込みじゃなく、マジで当たっちゃった!!!

文字通り、選ばれし人だけがゲットできる限定のシールを手に入れて、我々はパンパンに膨れた腹をさすりながら(コラボメニューながら、キチンと量も多いのだ)ホクホク顔で店を後にしたのでありました。

さて、この記事を読んでちいかわ飯店に興味を持たれた方は……! ぜひ、下記の公式サイトをチェックのこと!

◆ちいかわ飯店公式サイト https://the-guest.com/chiikawahanten_ikebukuro/

撮影/橘志保
文/大塚角満

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