ビジュアル解禁！ 竹内涼真＆横浜流星がキャンペーンキャラクター｜文庫フェア「ナツイチ 2022」は映像化タイトルが目白押し！

毎年恒例の集英社文庫フェア「ナツイチ 2022」が６月17日(金)より全国の参加書店にてスタート！ 今年のキャンペーンキャラクターは映画「アキラとあきら」にW主演する竹内涼真さんと横浜流星さん。二人によるキービジュアルを始め、もりだくさんのフェア内容をお届けする。

映画「アキラとあきら」W主演のふたりがキャンペーンキャラクターに！

毎年恒例の集英社文庫フェア「ナツイチ 2022」が、いよいよ本日6月17日（金）より、全国の参加書店にてスタート。

今年のテーマは「夏の行き先は、本がきめる。」――

集英社文庫のキャラクター「よまにゃ」がご案内

そして、キャンペーンキャラクターは、今をときめく俳優・竹内涼真さんと横浜流星さんのおふたりに。

今年のナツイチのラインナップにもある『アキラとあきら』（池井戸潤・著）が原作となる、映画「アキラとあきら」（2022年8月26日(金)公開）にW主演するふたり。先日公開された映画のキービジュアルとはまた全然違った雰囲気のナツイチのモノクロのビジュアルには、ファンならずとも目を引かれること請け合い。

レトロな書架の前で本を片手にたたずむふたり

一緒にいる白猫はもしかして「よまにゃ」？？

まるで英国紳士のようにジェントルで凛々しい雰囲気

逆境を越えろ！ 若きバンカーたちの挑戦を描く人間ドラマ

ふたりが主演を務める「アキラとあきら」は、零細工場の息子と海運会社の御曹司。異なる宿命を背負い、道を拓いてきた二人が人生を揺るがす危機に立ち向かっていくヒューマンストーリー。若きバンカーたちの挑戦と息詰まる攻防を描くドラマを、映画の公開前に原作でぜひ堪能してほしい。


『アキラとあきら 上・下』池井戸潤

ふたりの運命が交差した時、人生を賭した戦いが始まる──。

小さな町工場の息子・山崎瑛。そして、日本を代表する大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。同じ社長の息子同士でも、家柄も育ちもまったく違うふたりは、互いに宿命を背負い、運命に抗って生きてきた。強い信念で道を切り拓いてきた瑛と、自らの意志で人生を選択してきた彬。それぞれの数奇な運命が出会うとき、逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった──。

定価：（各）638円（税込）

こちらは映画「アキラとあきら」のビジュアル。バンカーを演じるふたりの熱演が今から楽しみだ

映画「アキラとあきら」公式サイト
https://akira-to-akira-movie.toho.co.jp/

2022年8月26日(金)映画全国公開
出演：竹内涼真、横浜流星ほか

映画に、ドラマに、アニメに！ 映像化タイトル目白押し！

今年のナツイチのラインナップには、ほかにも映像化された作品が目白押しだ。

真っすぐに、正直に──、
奥手なリケジョの“私らしい”初恋

松井玲奈主演で映画化されるのは、顔に大きなアザがあるため、世の中に居心地の悪さを感じている大学院生のアイコの恋と成長を描いた『よだかの片想い』（島本理生・著）。ルポ本の取材がきっかけで映画監督の飛坂に出会い、恋をしたアイコは……瑞々しく切ないストーリー。

『よだかの片想い』 島本理生
定価：572円（税込）

映画「よだかの片想い」公式サイト
https://notheroinemovies.com/yodaka/
2022年9月16日(金)映画全国公開
出演：松井玲奈、中島歩ほか

“密室”で始まる！ 青春謎解き会話劇

青春は、気まずさでできた密室だ。始発の電車で遭遇したのは普段あまり話さない女子。二人は互いに早起きの理由を探り始め……（表題作）。部活の引退日、男同士で観覧車に乗り込んだ先輩と後輩。後輩には何か目的があるようだが（「夢の国には観覧車がない」）。不器用な高校生たちの関係が小さな謎と会話を通じて少しずつ変わってゆくのを描く、ワンシチュエーション&リアルタイムで進行する五つの青春密室劇。
山田杏奈、奥平大兼らでドラマ化が決定。イマドキの青春群像密室ドラマにも期待大だ。

『早朝始発の殺風景』 青崎有吾
定価：638円（税込）

2022年WOWOWにて連続ドラマ化
https://www.wowow.co.jp/drama/original/sappu-kei/
出演：山田杏奈、奥平大兼ほか

特別な妃、その正体を誰も知らない──
シリーズ累計100万部突破の圧倒的中華幻想譚

後宮の奥深くに、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、うら若い少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物探しまで、頼めばなんでも引き受けてくれるという――。やがて明かされる、歴史をも覆す「秘密」とは……!
大ヒット『下鴨アンティーク』の著者がおくる圧倒的中華幻想譚が待望のTVアニメ化。シリーズ累計100万部突破の話題作がどうアニメ化されるか、待ち遠しい限りだ。

『後宮の烏』 白川紺子
定価：660円（税込）

2022年10月よりTVアニメ放送決定
https://kokyu-anime.com/

大好評！ 5人の人気声優による朗読企画を今年も実施

人気声優５人が「ナツイチ 」のラインナップ作品を朗読する動画を、特設サイト内の「よまにゃチャンネル」にて公開する好評企画が今年も実施される（2022年７月１日(金)～公開）。
今年の声優さんと作品の組み合わせが本日公開された。
各声優さんの意気込みや作品のおすすめポイントをお届けする。

●内田 雄馬さん
「東京藝大 仏さま研究室」は、仏像の修復などの学問を勉強している大学院生たちのお話。
僕も読んでみて芸術や仏像をもっと知りたくなりました。「金の角持つ子どもたち」は、突然サッカーを辞めて難関中学を目指す小学生のお話。想いに耳を傾けたら、見えてくるものがありました。みなさんぜひ読んでみてください。

仏像愛にあふれた学生たちの熱き青春物語
『東京藝大 仏さま研究室』 樹原 アンミツ
定価：748円（税込）

「丸一年かけ、自分の選んだ仏像を、当時の技法で模刻せよ」という過酷な修了課題に挑みながら、人生を模索してあがく学生たち。抱腹絶倒＆感涙の青春群像！

中学受験に挑む少年の熱き日々
『金の角持つ子どもたち』 藤岡 陽子
定価：660円（税込）

サッカーをやめて、難関中学を受験したい。小６になる俊介の突然の決意に周囲の大人達は戸惑うが、やがて彼らも変化して……。明日への一歩を踏み出すあなたへのエール！

●江口 拓也さん
今年も参加させていただきありがとうございます。実は僕、昨年のナツイチで「捜し物屋まやま」をオススメしていたんです。みなさん、リクエストありがとうございます！ミステリーの要素もありつつ、コミカルなやりとりがとっても楽しい一冊です。ぜひ気軽に、聴いてみてください！続編もあるので、ハマった人はそちらも読んでみてください。

不思議な兄弟が「捜し物」で事件を解決!?
『捜し物屋まやま』 木原 音瀬
定価：726円（税込）

放火で家を失った、天涯孤独で引きこもりの三井。途方に暮れる彼を助けたのは、“捜し物屋”を営む間山兄弟と、ドルオタ弁護士で……。男子４人のドタバタ事件簿！

●岡本 信彦さん
「不審者」は初めて知った作品なのですが、大好きなジャンルでした(笑)。誰かにこんな感じだよとオススメしたいけどネタバレ抜きでは語りきれない秀逸な物語です。ぜひ聴いていただいて、じわじわと頭の中が混濁してくる感覚を味わっていただけたら嬉しいです。もう一冊は「鉄道員」です。映画は観ていたのですが、また朗読するとなると違いますね。哀愁漂う作品ですが、1人の男の身に起きた素敵な奇跡を、声で表現できたらいいなと思います。

あなたの心にそっと寄り添う珠玉の短編集
『鉄道員（ぽっぽや）』 浅田 次郎
定価：726円（税込）

幼子と妻に先立たれ、独り終着駅を守る老駅長に、ある日“小さな奇蹟”が訪れる。表題作をはじめ「ラブ・レター」「角筈にて」など、優しさが染みる８作品。

この男は、本当に夫の兄なのか？
『不審者』 伊岡 瞬
定価：836円（税込）

家族４人で穏やかに暮らす里佳子の前に、突然現れた“夫の兄”を名乗る男。その日から次々と不可解な出来事が起こり──。驚愕のサスペンス＆ミステリ！

●駒田 航さん
みなさんは、犬、お好きですか？「ソウルメイト」は犬をめぐる７つの物語。僕は昔犬を飼っていたので、すごく感情移入しました。英語も朗読しているので、ぜひチェックして欲しいです！ そして一風変わったミステリー「白ゆき姫殺人事件」。こちらは独白形式でずっと台詞が続くので、オーディオドラマのように仕上がっています。

“誰か”の主観や憶測が、真実をまた遠ざける
『白ゆき姫殺人事件』 湊 かなえ
定価：726円（税込）

美人ＯＬが惨殺され、同僚Ｓが容疑者として浮上するも証言は食い違う。通称「白ゆき姫殺人事件」として報道は過熱し、ＳＮＳは炎上。悪意の集団心理が暴走し……。

喜びも哀しみも犬とともに。著者渾身の家族小説
『ソウルメイト』 馳 星周
定価：748円（税込）

言葉は交わせない。ずっと一緒にもいられない。だからこそ一瞬が愛おしい。余命わずかの犬と過ごす「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」等、７つの物語。

●斉藤 壮馬さん
道尾秀介さんの「光蝶の花」を朗読させていただきます、斉藤壮馬です。いち本好きとして、今回も企画に携われて嬉しく思っております。今回は一編のみの朗読ですが、「光蝶の花」は連作長編。ぜひ全編をお読みいただきたいです。光が濃ければ影もまた濃くなり、痛みや苦しみがゆるやかにつながり、物語が紡がれていきます。作品の持つ繊細なバランスを朗読でお届けできていましたら幸いです。よろしくお願いいたします！

物語は連鎖し、光となって心を照らす──
『光媒の花』 道尾 秀介
定価：726円（税込）

誰かの嘘や隠し事が、別の誰かの人生に小さな影響を与え──。図らずとも繋がり合って生きる人々のささやかな日常の風景を、美しく描きあげた群像劇。


●夏に向けてますます盛り上がる集英社文庫フェア「ナツイチ 2022」をお楽しみください！
http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/