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『キャプテン翼』のメンバーでW杯スペイン戦に挑む!「スカイラブハリケーン」を超える最強合体技がカギに!?

集英社オンライン / 2022年6月22日 17時1分

11月開催のカタールW杯へ向けて。サッカーマンガ『キャプテン翼』のメンバーでグループリーグE各試合を徹底妄想。前編(メンバー発表、ドイツ戦)に続いてコスタリカ戦、スペイン戦を本気でシミュレーション!! 本記事のメンバーと布陣はその一例に過ぎないので、『キャプテン翼』スタメンイマジネーションをみんなも膨らませてみよう。

超攻撃的布陣で大量得点を狙う!

日本の決勝トーナメント進出に向けては、2戦目の結果が重要になる。勝点3を獲得することはもちろん、なるべく大量得点を奪いたい。コスタリカは堅守がウリだろうが、2014年大会で名を売ったGKナバスが健在だろうが、勝負をかけるとすれば、このゲームだ。1戦目、3戦目に比べ、この2戦目は日本の攻撃力を優先した布陣になる。



大空翼のトップ起用には疑問符がつくかもしれない。しかし、バリバリのCFだった小学生時代の素質をこの試合では買いたい。また、翼をトップ起用することは、チームへの「大量得点で勝ちに行く」というメッセージにもなる。

本来FWの新田には持ち前のスピードでサイドを切り裂くことを期待。左サイドの松山は日本代表に入って以降守備的ポジションで定着してきた選手。しかし、ふらの中時代は中盤で攻撃の起点になっていた。

選手が密集する中央からの「イーグルショット」が多かったが、マークも薄く、よりゴールに近い位置から放つことで得点の可能性を高めたいところだ。2列目で並ぶ岬とはふらの小学校の頃から意識し合ってきた間柄で「ツインシュート」も期待できる。

『キャプテン翼 ライジングサン』より

大空翼の唯一無二の相方

1ボランチとなる葵には負担がかかる。どうしてもその運動量に頼らざるを得ないが、「中盤のダイナモ」の真骨頂を発揮できれば、日本のプラン通りに試合を運べる公算が高まる。唯一、高さがない点が不安だが、そこはCBの次藤と井川でカバー。絶対的守護神の若林源三が最後方に控えている安心感をもってすれば、守備陣への攻撃参加の要求も決して無茶とはいえなくなるはずだ。

両SBには早田と石崎。早田には本職の左SBから駆け上がり、二枚刃の「カミソリシュート」を使い分けることでクロスだけでなく、ゴールも狙える。そして、『ライジングサン』のドイツ戦で華麗なヒールリフト(!?)を見せた右SB石崎もオーバーラップには定評がある。展開によっては石崎に替え三杉という選択肢も。彼の秀逸なパスセンス、「ドライブシュート」は魅力だが、(治ったとはいえ)心臓への負担は考慮すべき点。ドイツ戦、スペイン戦の起用まで考えた時、この試合はガッツマン石崎がファーストチョイスになる。

この試合の中心になるのは大空翼に代わりトップ下に入る岬太郎だ。自ら「SSS」ほか必殺シュートを持ちつつ、翼との「黄金コンビ」、さらにはドリブルやパスのテクニックを駆使したゲームメイクができる。かつては『ボクは岬太郎』で描かれた姿が象徴的だったように優しさが際立っていたが、『GOLDEN-23』では一人で打開する心の強さと強引さも身に付けた。

『ボクは岬太郎』より

1ボランチの葵がパサーではない分、攻撃の差配は岬がトップ下という高い位置で行うことになる。当然、厳しいマークがつくことになるが、誰かを活かすだけでなく、自ら決める“強さ”をこの試合でこそ期待したい。

“恐怖のレッドストッパー”を先発起用

ドイツ同様、2010年南アフリカ大会で悲願の初制覇を果たしたスペインもまた、今大会の優勝候補であることは間違いない。

世界最高峰のポゼッションサッカーで、ショートパスを多用しポジションチェンジを繰り返す。相手守備をかく乱する戦術は超ハイレベル。『ライジングサン』の五輪準決勝・スペイン戦での「ボールの行方を追うだけでも目がくらくらしてきそう」というセリフが、スペインサッカーを象徴している。要注意選手を挙げればキリがないが、それよりもスペインのチーム戦術をいかに封じ込めるか、といった方向で作戦を考えてみたい。

ボールをつながれ、じりじりと後退し、立て続けにピンチを招く。そうならないためには、思い切って最終ラインを上げ、陣形をコンパクトにしてスペインの自由度を極力奪う努力が必要になる。

必然的に最終ライン裏には広大なスペースができるため、守備エリアの広い若島津健をGKに据える。4バックはライン統率力に優れた三杉の判断で、オフサイドトラップも併用しながら最終ラインを高く保つ。

CB三杉の相方にはイタリアでプレーし、欧州のサッカーが身に染みついている“恐怖のレッドストッパー”こと赤井止也を入れる。ラインを上下させ続ける細かな動きに対応する敏捷性を備えているのと、『ワールドユース編』の準決勝スウェーデン戦で見せたゴール前での身体を張った粘りはスペインにとっては嫌な相手になるはずだ。同じく粘りが身上の石崎も同様の理由で右SBに置く。

『キャプテン翼 ワールドユース編』より

そして前線から積極的にプレスを仕掛けていく。新田、日向の2トップでチェイシングして2列目の翼と岬でさらにパスを限定。そしてボランチの松山、葵と最終ラインでボールを奪い切りたい。特に運動量が豊富な葵のところでボールが奪えるとショートカウンターにつなげることができる。

「ハイスピード・トルネード・スカイアルファ(HTS)」

キーマンは間違いなく大空翼だ。『ROAD TO 2002』からスペインに渡りさらに凄みを増し、『海外激闘編EN LA LIGA』に至るまでスペイン中に実力を見せつけ大活躍。『ライジングサン』ではリーガ優勝とMVPに輝いた。その存在をスペインの選手が知らないはずがない。この試合では相当警戒を受けることになるのは明らかだろう。翼に集まるスペインの意識をどう逆手に取るのか、が勝負の分かれ目になるといっても過言ではない。

『キャプテン翼 ライジングサン』より

その点を突いたのがこの2列目だ。本来、翼の力が最も発揮されるのはトップ下。だが、この試合では岬太郎と並べる。2人でポジションチェンジを繰り返し、翼への警戒を逸らしつつ、「黄金コンビ」をフルに発揮したい。現時点で最強のコンビ合体技である「ハイスピード・トルネード・スカイアルファ(HTS)」も発動させたいところだ。

『ライジングサン』で描かれた通り、この大技が完成した際に側にいたのが石崎。つまり、石崎からのクロスが「HTS」の成功率を高める。相手からは弱点とみなされかねない石崎をこの試合で使っているのはこのためでもある。

『キャプテン翼 ライジングサン』より

そして2トップで期待したいのが新田。得点力の高い日向にももちろん期待だが、対策を打たれてくると考えるのが普通。一方、「隼シュート」や『GOLDEN-23』で編み出した「隼蹴り」といった必殺技も魅力だが、新田には『ライジングサン』で見せたスピードスターぶりとゴールへの嗅覚が備わっている。

相手の対策や駆け引きと関係ないところでの反応の勝負で相手を上回れるとしたらここだ。決してゴラッソである必要はない。泥臭いゴールで日本に歴史的な1勝をもたらしてほしい。主人公の翼にとっては『ワールドユース編』でプレーしていたブラジルにかつて勝利したように、スペインに勝利することは特別な意味を持つはずだ。

文/伊藤亮 ©高橋陽一/集英社

【メンバー発表/第1戦 vsドイツ】はこちらから

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