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薄い、速い、AIにも強い。パソコン選びに悩む大学生にとって「M3 MacBook Air」がベストパートナーである3つの理由

集英社オンライン / 2024年4月8日 18時0分

入学・新学期のシーズンを迎え、新しくノートPCの購入を考えている学生も多いだろう。生協等で販売されている安価なモデルを買うのも一つの選択肢だが、より充実した学習環境を手に入れたいのであれば、AppleのMacBookシリーズをおすすめしたい。特に昨今話題のAIアプリやサービスを学習に取り入れたいのであれば、最新の「M3 MacBook Air」が力強い相棒となってくれるはずだ。

実はAIに強いMacシリーズ

ITデジタル界隈では今、“AIパソコン”ブームが到来している。

2023年は「AI元年」と呼ばれ、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」といった生成AI(ジェネレーティブAI)サービスが話題をさらった。これらは仕事や学習における効率化の面で見過ごせない存在にまで成長してきており、今年もさまざまな分野・シーンで活用が進むと予想される。



そして昨年末にインテルがAI専用プロセッサを搭載した統合CPU「Core Ultra」ファミリーを発表したことで、市場では“AI対応”を謳うWindowsパソコンが多く登場し始めている。

Windows陣営がついにAIパソコンの時代を迎えたわけだが、実はAppleは2020年秋にひと足早く、AIのパフォーマンスを強化した独自設計チップ「Appleシリコン」を発表。2023年6月には、Macの全ラインナップがAppleシリコン搭載モデルへと置き換わっている。

つまり、これからの大学生活でAIアプリやサービスを学習に取り入れたい場合、市場で賑わいを見せているAI対応のWindowsパソコンだけでなく、Macも十分に選択肢に入ってくる、ということだ。

むしろ、基本となるパフォーマンスやデザイン、iPhoneやiPadと一緒に使った際の利便性などを考慮すると、筆者としてはMacの購入をおすすめしたい。

なかでも大学生のライフスタイルにぴったりとハマるのは、最新のAppleシリコン「Apple M3」を搭載した13インチMacBook Air(以下、M3 MacBook Air)だろう。次ページから、その理由を深掘りしていこう。

AI処理を爆速で仕上げるM3チップの実力

Macの現行ラインナップを見ると、一世代前の「Apple M2」を搭載したMacBook Airも引き続き販売されていることがわかる。M3 MacBook Airと比較すると安価で魅力的だが、今後のAIアプリやサービスの進化を考えると、断然M3モデルを購入すべきだろう。

なぜならM3チップには、より高速で効率性の高い16コアNeural Engineのほか、デバイス上での機械学習を大きく向上させるアクセラレータをCPUおよびGPU内に搭載しているため、AIパフォーマンスを大きく引き上げてくれるからだ。

また、App StoreにはMac向けのAI対応アプリも豊富に揃っている。

たとえばMacユーザーに人気の写真編集アプリ「Luminar Neo」には、AI処理で写真の手ブレを強力に補正してくれる「スーパーシャープ」機能を搭載。ブレた写真が一瞬でキリッと鮮明になり、レポートに沿える写真資料の質が飛躍的にアップする。

また勘違いしている人も多いが、昨今話題のMicrosoftのAIアシスタント機能「Copilot」はMacでも利用可能だ。別途ライセンスの契約が必要になるが、「Copilot Pro」ではWordのドキュメントをサッと要約したり、PowerPointで資料に新しいスライドや画像を自動で追加してくれたりと、日々プレゼンテーションや課題提出に追われる学生にもメリットが大きい。

「これまでiPhoneを使ってきた」ならMac一択

Macが学生にとって“ベストパートナー”である理由は、そのほかにもいくつかある。

まずは、なんといっても「iPhone/iPadとの連携力が非常に高い」ことだ。特にこれまでiPhoneを長く利用してきた人にとっては、その恩恵をわかりやすく享受できるに違いない。

たとえば、MacおよびiPhone/iPadには、やりかけの作業を引き継げる「Handoff」機能が搭載されている。同じApple IDでサインインすれば、電車の中でiPhoneの「メモ」アプリにレポートのアイデアを箇条書きしておき、帰宅してからMacで「メモ」を開いて本格的に仕上げる、といったことも簡単に実現できる。

また、友人がiPhoneやMacユーザーであれば「AirDrop」でファイル共有を瞬時に行えるうえ、iPadとApple Pencilを持っていればMacの資料に手書きメモを挿入したり、iPadをMacのサブディスプレイとして接続したりすることも可能だ。

2つ目には、「優れたバッテリー性能」が挙げられる。

Appleシリコン搭載のMacBookシリーズは、2020年の初登場以来、その驚異的なバッテリー性能が高く評価されてきた。

実際、現行MacBook Airのバッテリー性能には目を見張るものがあり、内蔵電源で駆動しているときでも、ACアダプタにつないで使用しているときとパフォーマンスがまったく変わらない。加えて、フル充電の状態から1日中しっかりと使えるため、外出先で作業することが多い学生にとって非常に力強い味方になるはずだ。

また、M3 MacBook Airではグラフィックス処理に特化するGPU周辺のアーキテクチャが優れている点も忘れてはならない。

M3チップに初搭載された「ダイナミック・キャッシング」機能では、グラフィックス処理に割り当てるメモリ規模をリアルタイムに最適化し、少ない消費電力でGPU性能を最大まで引き出してくれる。動画編集などはもちろん、グラフィックスに凝ったゲームタイトルが快適に遊べるのもうれしいところだ。

「学生・教職員向けストア」で割安に購入しよう

大学生がMacを買う場合、Appleの「学生・教職員向けストア」を利用すると、学割価格でお得に購入することができる。

たとえば、13インチM3 MacBook Airは通常164,800円(税込)だが、学生向け価格では149,800円(税込) と1万5000円安く購入できるため、使わない手はない。ちなみに、Appleの学割は4年制大学や専門学校に在籍している学生のみならず、教職員やPTA役員として活動する保護者も利用できる。

学割価格でMacを買う場合、Apple Storeに直接足を運んで、学生証を提示する方法がもっともシンプルだ。もし近くにApple Storeがない場合は、オンラインの学生・教職員向けストアで購入することも可能だが、その際は米国発の学生証明サービス「UNiDAYS(ユニデイズ)」の登録が必要になる。

中古パソコンショップなどに足を運べば、安価なインテルチップ搭載MacBookもたくさん見つかるが、将来性や実用性を考えると筆者はあまりおすすめしない。

今後ますます加速するであろうAIの活用や、1日中使い倒せるバッテリー性能、iPhone/iPadとの連携力といった大学での学びにピンポイントで役立つ快適さを味わいたいのであれば、M3 MacBook Airを選ぶべきだと断言できる。

M3チップ搭載モデルとしては、現状MacBook Proと据え置き型の24インチiMacもラインナップされている。多くの学生にとっては軽量・薄型で持ち運びやすい13インチM3 MacBook Airが最良であると筆者は考えるが、学習内容や想定する利用環境に合わせて、ベストなマシンを模索してみてはいかがだろうか。


文・写真/山本敦

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