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〈バンカーが超簡単になる打ち方〉「手首だけ」使う意識があればナイスアウト連発! 飛距離のコントロールは砂の量を目安に

集英社オンライン / 2024年6月21日 20時0分

ゴルフにおけるスライスの根本治療には「背中の面の意識」が必要! 適正なスイング軌道を作るボディターンのコツ〉から続く

バンカーに苦手意識があるというゴルファーは多いはず。「どう打てばいい?」「どんな練習をすればいいの?」そんな疑問をゴルフレッスン動画で大人気のてらゆー氏が教えてくれた。

【画像】バンカーショットでのクラブの振り幅の決め方

『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』(KADOKAWA)より、一部抜粋・再構成してお届けする。

バンカーショットは回転ではなく手首が主役

バンカーではクラブヘッドをビュンと走らせるように、手首の振り子を主体として打ちます。

通常のショットでは、左腕が地面と平行になるポジションまで手首は曲げませんが、バンカーでは、構えた位置から手首を使いながらクラブを上げていきます。そうすれば、コックの角度が大きくなり、手首を目一杯使えます。そして、インパクトに間に合うようにコックを早めに解くことも大切です。

普段は回転量を大きくすることでヘッドスピードを上げますが、バンカーでは手首の動きが主役になります。そのため、手首だけを使って打つ感覚で正解です。

しかし、体を完全に止めてしまうと十分なスピードを得られないので、手首の動きと共に体も回して打ちましょう。

POINT:振り幅は打ちたい距離の2〜3倍
バンカーショットはボールではなく砂を打つ。その抵抗に負けないように、打ちたい距離の2~3倍くらい振り幅を大きくする。硬めの砂なら2倍、柔らかい砂の場合は3倍が目安となる

NG:手首を固めて打つ
手首を使わずに打つと、ヘッドが走らず砂の抵抗に負けやすい。しかし、砂がほとんどなく地面がとても固い時は、アプローチと同じようにクリーンにボールを打つのもアリだ

砂を飛ばす量で飛距離をコンロールする

バンカーはボールを打つのではなく、手前の砂を打つものです。なので、打点よりも砂を飛ばす量に意識を向けたほうが上手くいきます。

砂を飛ばす量が一定であれば飛距離は安定し、その量をコントロールできれば距離感を合わせるのが楽になるのです。飛ばす砂の量が少ないほどボールは飛び、多いほど飛ばなくなります。練習では、砂の量に対する飛距離を確認しておくことが大切です。

打点に関しては、構えた時点で確実に手前の砂を打てる形を作っておきましょう。

ボールの手前にクラブをセットして、足を広げて腰を落として構えてください。通常のショットとは違い砂越しにボールを飛ばすので、手前の砂を打てさえすれば打点が多少ズレても問題ないのです。

POINT:腰を落としてボールの少し手前に構える
ボールの少し手前に構え、その場所にクラブヘッドを落としていく。足を広げ腰を落としてドッシリ構えることで、体重移動が抑えられ、確実に砂を打てるアドレスができる

POINT:一本線を引いてその少し手前を打つ練習
バンカーに長めの線を引き、そこにボールがあると仮定して打っていく。約10センチ手前を打てれば合格だ。打点よりも砂を飛ばす量が大切で、その量が毎回バラバラだと飛距離が安定しない。飛んだ砂の量が少ないと飛び過ぎたりトップが出やすく、多いと砂の抵抗に負けてダフりやすくショートしやすい

文/てらゆー サムネイル/shutterstock 

『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』(KADOKAWA)

てらゆー
『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』(KADOKAWA)
2023/3/1
1,980円(税込)
176ページ
ISBN: 978-4046061744

てらゆーゴルフスイングメソッドの決定版!

YouTubeチャンネル登録者数60万人越えの人気ゴルフトレーナー、てらゆーがゴルフスイングを徹底解説。
ゴルフスイングは「振り子」 「回転」 「足の動き」の3つをマスターすれば、スコアも飛距離も安定する。
再現性が上がり“勝手に当たる”感覚がわかる、軽く振っても飛ばせるスイングへ。
正しい「基本」を身につけることで、シンプルでクセの無い美スイングになる。
プロや上級者のスイングが手に入る、独自のゴルフレッスンを公開します。

B5サイズの大判、大きな写真で動きがわかる!
全ページカラーで、176ページの大ボリューム!!
ポジション毎・クラブ別のチェックポイント、反復上達ドリルなど、てらゆーメソッドが詰まった一冊。

(本書より)
ほとんどのアマチュアゴルファーは「3つの土台」の中のどれかができていません。
その原因は、「当てたい」という気持ちが強く、回転や足の動きが止まってしまったり、「飛ばしたい」と思って腕に力が入って振り子の動きにならないからです。
自分に足りない部分を練習して、正しい動きができるようになると、だんだん「勝手に当たる」、「力まなくても飛ぶ」といった新しい感覚を得られます。
この感覚こそが上達するために最も大切であり、そのためには「3つの土台」を徹底的に身に付ける必要があるのです。

【目次】
〇1章 スイングに必要な2つの振り子をマスターしよう
〇2章 スイングにおける回転は、背骨を中心とした「体の入れ替え」
〇3章 下半身を効率よく使えればゴルフが変わる
〇4章 ポジション毎のチェックポイント
〇5章 クラブ別のポイント
〇6章 弱点克服 絶対にやるべき反復上達ドリル

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