大人気ゴルフYouTuberのてらゆーが教える「ラウンド直前のOK・NG練習」アプローチ、パッティング…練習迷子にオススメのスコアアップに繋がるドリルとは
集英社オンライン / 2024年7月6日 10時0分
〈ゴルフで100切るために絶対必要なセカンドショットのマネジメントとは? もしもラフに入っても安心、ボールの浮き沈み別の打ち方も徹底解説!〉から続く
YouTubeのゴルフレッスン動画で圧倒的人気を誇るてらゆー氏。彼が編み出した独自のスコアメイク術の中から、初心者にもオススメなスタート前にやっておくべき練習ドリルを紹介しよう。
【画像】「パッティングの真っ直ぐ打つ」はスマホで簡単に確認できる
『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』(KADOKAWA)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
朝のスイング改造はもってのほか
ゴルファーの中には、ボールを真っ直ぐ飛ばそうと、朝に必死に練習をしている人がいますが、朝の練習はウォーミングアップのつもりでやりましょう。
絶対にやってはいけないのは、スイングの修正。
この時点でスイングをいじり始めると、コースではグチャグチャになることがあります。スイングの修正は、ラウンドが終わってから、じっくりやるようにしてください。
もしボールが右に出るという傾向があったら、それをその日の持ち球と考え、それに合わせたコース攻略を考えるようにしましょう。また練習ボールの場合は、コースボールよりも軽いので右に行きやすいもの。右に飛んでもあまり気にしないで大丈夫です。
OK:その日の球筋を確認しよう
ラウンド前の練習はウォーミングアップと、その日の球筋を確認するためのもの。肩や腕に力が入らないように、ゆっくり体を回してボールを打ち、どんな球が出るのか確認しよう
NG:スイング改造は絶対にしない
ボールが真っ直ぐ行かなかったり、飛距離が出ないとスイングを修正したくなるが、それは絶対にやらないこと。大きく曲がっても、それがその日の自分の球筋だと思ってプレーをしよう
POINT:その日どんな球が出るかをチェック!
調子が悪いからといってガッカリする必要なし
前半良くて後半悪くなるということがあるように、ゴルフの調子は常に変わるもの。だから、朝の調子が悪いからといって気にする必要なし。体をしっかり動かすことに専念しよう
使う頻度が多い4本で球筋をチェック
「朝の練習ではどのクラブを打てばいいか」という質問をよく受けますが、基本的にSW、9番アイアン、7番アイアン、ドライバーの4本を打っておけばOKだと思っています。
「長い距離が残った時のためにFWやUTも打っておきたい」など、より多くの番手を打った方が、安心感が増すという人もいるでしょうが、前項でもいったように、朝の練習はあくまでもウォーミングアップと球筋の確認。使う頻度が多いこの4本で、どういう球が出るかをチェックすればいいのです。
球数に関しては、もし時間が許すなら、1コインといわず、たくさん打つように。特に、いつも前半悪い人や、気温が低い時期などはしっかり打ち込んでおくようにしましょう。
POINT:短いクラブから長いクラブの順番で練習する
短いSWから順番に5~7球ずつ打っていこう。ドライバーも真っ直ぐ、遠くへ飛ばそうとするのではなく、方向性だけを確認しておく。上記の球数は、最低打っておきたい数。時間があればもっと打っておこう
POINT:リズムとテンポを重視してスイング
いつものリズムとテンポを確認。また手先ではなく、しっかり体を使ったスイングをしておこう。フィニッシュもバランス良く立つことを意識
POINT:練習の締めはドライバー
球筋を確認して終了
長いクラブは体が温まってから打つ方がいいので、ドライバーは最後に打とう。球筋を確認して、それを記憶したらパッティンググリーンへ
SWとPWで同じところに落とし転がりをチェックする
アマチュアゴルファーで寄せワン圏内に付けられない人が多いのは、芝からのアプローチ練習をする機会が少ないから。練習をする機会がある時は、たっぷりやっておきましょう。
そのやり方ですが、私の場合はボールから5歩のところにボールマーカーを刺して、まずSWでそこにボールを落とす練習を繰り返します。そしてこの時、ボールが落ちてからどれくらい転がるかを確認します。
何球か打ったら、今度はクラブをPW(もしくは9番アイアン)に持ち替えて、同じ目標を狙ってショットをします。
当然、SWとPWとでは転がる距離が異なるので、今度はその転がりをチェック。この練習をやっておくことで、コースでも距離感をつかみやすくなります。
POINT:ボールの落とし場所をマークして練習する
●ボールを打つと決めた場所から5歩のところにボールマーカーを刺す。ボールマーカーは埋め込み式を使用。このマーカーが練習の際のターゲットになる
●ボールマーカーにファーストバウンドをさせるつもりで構える。ここではピンやカップ、ラインなどは関係なし。マーカーの場所だけを確認
POINT:マークに落とすことだけを意識する
●まずは58度のSWで狙う。この時、5歩の距離を打つ時の振り幅などをしっかり覚えておこう
●ランニングアプローチができるPWか9番アイアンでも同じところを狙ってショット。振り幅を記憶する
●狙ったところに落とし、SW、PWでそれぞれどれくらい転がったかをチェック。この練習をやっておけば、本番でも距離感をイメージしやすくなる
パッティンググリーンで5歩と10歩の距離感をつかむ
ほとんどの人がラウンド前のパッティング練習を熱心にやっているようですが、適当にボールを置いて、「入った」「入らなかった」とやるのはあまり意味がありません。
ラウンド前には、打ち方云々ではなく、コースによって異なるグリーンの速さを知ることが大事です。
まずパッティンググリーンに来たら、できるだけ平らなところを探して、5歩の距離を設定。そのグリーンの場合、5歩の距離をどれくらいの振り幅で打てばいいかを確認します。
5歩が終わったら、同じやり方で10歩を確認しましょう。5歩と10歩の距離感が分かれば、本番でも距離感を合わせやすくなるはず。パッティングの成否は、朝の練習に掛かっていると言っても過言ではないのです。
1:平らな場所を探す
パッティンググリーンでは、まず平らな場所を見つける。人が混み合わない端を選んだ方がゆっくりと練習できる
2:狙う場所にマークする
平らなラインが見つかったら、そのライン上にマークする。そのマークしたところがパッティング練習のターゲットになる
3:5歩の距離を確認
マークしたところから5歩の地点にボールをセット。ボールを置いたら、もう一度5歩先のマークを確認する
4:スマホを置き真っ直ぐを確認
グリーンの速さをつかむ練習なので、ボールの横にスマホを置き、真っ直ぐ打ち出せるようにしておく
5:足幅と振り幅を確認
肩幅に開いた足幅を基準に、どれくらいの振り幅にするかを設定。ストロークは必ず左右対称で行う
6:3球打つ
振り幅を決めたら3球打ち、距離感を調整。マークのところにピッタリと止め、5歩の距離感を自分のものにしておく
文/てらゆー サムネイル/Shutterstock
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