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〈子どもと一緒に行ける2024おすすめ音楽フェス3選〉子どもは大音量で大丈夫? 必携アイテムは? 子連れフェスで事前チェックすべき4つのポイント!

集英社オンライン / 2024年7月25日 11時0分

夏から秋にかけては大型の音楽フェスが全国各地で開催される季節だ。野外でのフェスなど過酷なイメージのあるフェス参戦だが、最近では親子で楽しむ家族も増えてきているそうだ。そこで今回は子どもと一緒にフェスに行きたいけれど……そんな迷える子育て世代のために、今からでも間に合う「子連れ夏フェス参戦」のポイントをお伝えする。

【画像】子どもとフェスを楽しむために準備すべきもの

子ども優先になりがちな家族イベント。親も「楽しい」を諦めない

今、私の周りのアラフォー世代は、若い頃は音楽フェスに行ってたけど、子どもができて足が遠のいているという友人も多い。

自然の中での野外フェスをサバイブした経験がある人ほど、子どもを連れていくなんてもってのほか。私もかつてはそう思っていた。

しかし、実際に私が幼児や小学生の子どもと一緒にフェスに参加して感じたのは、フェスは以前より子連れが参加しやすくなっていることだ。

子連れフェスの最大の魅力は、親も子も「楽しい!」を諦めなくていいこと。子育て期、家族のレジャーはどうしても子ども優先になってしまっているという人も多いと思う。しかし、子連れフェスなら、親も好きなライブを観られて、子どもも公園やテーマパーク的な遊びを楽しめる。

もちろんお互いに耐えなければいけないところはあるが、工夫次第で、親と子の「好き」を両立できるのが子連れフェスなのだ。

とはいえ、子連れフェスは無理も欲張りも禁物だ。

子連れで慣れないフェス会場では、どうしても予定は狂う。「ライブは観られたらラッキー」「子どもと一緒にフェスに来れただけで大成功」くらいの大らかな気持ちで参戦するのが、子連れフェスを楽しむコツだと思う。

そこで、本格的なフェスシーズン到来に向けて、「子連れフェス、ありかも」と思ったあなたのために、子連れフェス参加のポイントや必携アイテム、またおすすめのフェスを紹介していきたい。

フェスのホームページでチェックすべき4項目

まずは、「我が家にとって参加しやすいフェスか」を見極めるコツをお伝えする。フェスのホームページなどで次のポイントをチェックして、参加をイメージしてみよう。

①子ども向け設備・サービスの充実度
キッズエリアなどの子連れ向けの設備の有無は大切。遊具やアクティビティがあれば子どもも退屈せず、フェスを楽しめる。

乳幼児連れなら、授乳室やおむつ替えスペースがあるかもチェックしよう。子ども向けサービスの充実度で、そのフェスの子連れウェルカム度がわかる。そうしたフェスは子連れ客が多いため肩身の狭い思いをしなくていいし、子連れ同士、助け合う空気もあるというのが私の印象。

②天候
野外フェスでは、雨が降っても屋内にすぐ避難できない。特に山の天気は変わりやすいため注意が必要だ。フェスの天候を知るためのヒントが開催地の標高だ。

スキー場など標高の高い場所で開催されるフェスは比較的天気が変わりやすいため、レイングッズは欠かせない。一方で都市部のフェスも気温が上がりやすいため、熱中症対策が必須。

③トイレの場所
特に幼児連れは必ずチェックしたいのがトイレ環境。子どもが行きたくなったらすぐにトイレに入れる環境が望ましい。

トイレの数や、各エリアにまんべんなく設置されているかをチェックしよう。トイレの場所は、フェスのホームページのエリアマップで確認できる。

④ステージ間の距離
会場の大きさやステージ間の移動距離も確認しておくと安心だ。大きなフェスだと別のステージまで数十分歩くこともある。エリアマップを確認して、子どもと一緒に無理なく会場内を移動できるか確認しよう。

子連れならコンパクトなフェスを選ぶか、規模が大きいフェスは楽しむエリアを絞るのが無難かも。意外な盲点は、駐車場と会場の距離。駐車場からシャトルバス移動という場合もよくあるので要注意。

子連れフェス必携のアイテム3選

では、いざ子連れでフェスに行くとなれば、どんなアイテムを持って行けばいいのだろうか。子連れフェスであると便利なアイテムを3つ紹介したい。

①熱中症対策アイテム
子どもの熱中症を防ぐため、帽子や飲料に加えて、首用の冷却リングや冷却タオル、携帯扇風機などの暑さ対策アイテムを準備しよう。

保冷剤ポケット付きのベビーカー用シートやリュックタイプの保冷シートなど、乳幼児向けの対策グッズも便利。もちろん、炎天下のライブ鑑賞は避けるなど、会場内での熱中症対策は必須だ。

②防音イヤーマフ
子どもとライブを楽しむのなら、遮音効果のある防音イヤーマフも準備したい。特に、音量が大きいロックバンドが出演するフェスでは、子どもの耳への負担を減らすために着用しておくと安心だ。

つけやすい軽量タイプや、カラー・デザインの種類も多いので、子どもと一緒に選ぶと楽しい。

③レインコート・レインシューズ
会場内の傘の使用を禁止しているフェスもあるため、子ども用のレインコートやレインシューズも持って行こう。

傘OKのフェスでも、広げると周囲の邪魔になったり歩きづらくなったりするのでレインコートがおすすめだ。コンパクトに畳めるタイプは持ち運びがラクで、急に雨が降った時にさっと出せて便利。

レベル別に紹介! 子連れにおすすめフェス3選

最後に、子連れの参加者が多いフェス3選と、その特徴をまとめた。
※★の数はあくまで筆者の意見。また、売切/販売中などのチケットの販売状況は加味していない。

◼️ふかふかの芝生で寝っ転がれる! 『New Acoustic Camp』
子どもウェルカム度 ★★★
アクセス ★
ネイチャー度 ★★

アコースティックがテーマ。秋開催で夏より涼しく、音量も抑えめなので子連れに優しい。手作り体験やワークショップ、幼児がおもちゃで遊べるテントも揃うキッズエリアには、おむつ替え・授乳スペースも。木登り体験などのアクティビティも充実していて、子どもも一日中楽しめる。会場はゴルフ場なので、ふかふかの芝生の上で寝っ転がったり、走り回ったりできるのも魅力。

New Acoustic Camp 2024
日程:2024年9月14日(土)・15日(日)
会場:水上高原リゾート200(トゥーハンドレッド)
子ども料金:小学生以下は保護者同伴に限り入場無料
公式サイト:https://newacousticcamp.com/

◼️入念な準備が必要だが、アミューズメント施設大充実の『FUJI ROCK FESTIVAL』
子どもウェルカム度 ★★
アクセス ★
ネイチャー度 ★★★

新潟県苗場での開催25回目を迎えるフジロック。会場は広く天気も変わりやすく、大人にとっても体力勝負なので、子連れ参戦には入念な準備が必要。幅広い年代のロック好きが集うが、家族でも楽しめる。特に人気なのがアミューズメントや遊具が揃うKIDS LAND。自然の中で子どもが自由に遊べるエリアで、おむつ交換や授乳室も備えている。子どもの参加者たちにおなじみのユニット・ケロポンズのステージも。

FUJI ROCK FESTIVAL '24
日程:2024年7月26日(金)・27日(土)・28日(日)
会場:新潟県湯沢町苗場スキー場
子ども料金:15歳以下の子どもは保護者の同伴に限り入場無料
公式サイト:https://www.fujirockfestival.com/

◼️キッズエリアなしだけど、トイレ・休憩テントの数が多く快適​『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』
子どもウェルカム度 ★
アクセス ★★★
快適度 ★★★

邦楽アーティストが集う大規模ロックフェスのROCK IN JAPAN FESTIVALは、今年は千葉市蘇我スポーツ公園と茨城県・国営ひたち海浜公園で開催。飲食店や休憩テント、トイレの数も揃っていて快適に過ごせる。フォトスポットも多く、家族の夏休みの思い出作りにもぴったり。会場内にキッズエリアなどはないが、どちらも公園内の遊具で遊べる。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024
日程:2024年8月3日(土)・8月4日(日)/8月10日(土)・8月11日(日・祝)・8月12日(月・振休)
会場:千葉市蘇我スポーツ公園
子ども料金:6歳未満の子どもは入場無料
公式サイト:https://rijfes.jp/

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA
日程:2024年9月14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日・祝)・23日(月・振休)
会場:国営ひたち海浜公園
子ども料金:6歳未満の子どもは入場無料。
公式サイト:https://hitachinaka-rijfes.jp/

注意点や心得など、子連れならではのポイントをいろいろと書いてきたが、とにかく、子連れフェスは楽しい。青空の下、大好きな音楽が流れる中で、子どものいつもと違う一面も見られるフェス体験は、何ものにも代えがたい。夏のお出かけに迷っているなら、今年こそ、子連れフェスデビューをしてみては?

文/川辺美希 写真/Shutterstock

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