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「同居して2年で妻が急に『離婚したい』と」元子役出身俳優・黒田勇樹が2度目の離婚で“家なき子”に…「子どもの温もりが忘れられない…」も3度目の結婚には前向き「なぜか僕ってモテちゃうんですよね(笑)」

集英社オンライン / 2024年8月2日 20時23分

絶世の美少年と呼ばれた元俳優、黒田勇樹(42)が、パリ五輪の盛り上がりを尻目に7月30日に自身のInstagramで2度目の離婚を公表した。じつは昨年11月から妻子とは別居状態で、都内各所の知人や親戚宅に居候しながらの調停と裁判を経ての離婚成立だったという。現在の心境を聞いた。

あの頃は若かった! 13年前、20代の黒田勇樹

元妻は10年来の…

かつてはNHK大河ドラマや野島伸司ドラマに出演、さらには山田洋次監督の映画で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した黒田さん。28歳で俳優業を引退し、自らハイパーメディアフリーターを名乗りながら舞台制作など監督業をこなしていた。

2012年に元歌手でシングルマザーだった女性と結婚するも翌年に離婚。今回さらに、2020年7月に再婚した女優との間に第一子の男児が誕生したことを公表後の離婚だった。いったい何があったのか。

――7月30日にInstagramで「彼と彼女の幸せを願います」と投稿していましたが、離婚に至った経緯をお教えください。

黒田勇樹(以下、同)
去年11月頃に妻のほうから「離婚したい」と言われ、11月下旬に僕が妻子とともに住んでいた家を出る形で別居し、年末頃から離婚調停に入りました。

僕は別れたくなかったし、別れないための努力をしましたが、彼女の意思は固かった。Instagramに投稿した「彼」とはもちろん息子のことです。別れた今も息子と彼女の幸せを願っています。

 

――昨年11月にはInstagramに「結局、俺の子ではなかったということなのかな」と意味深な投稿をされたことでネットもザワついていますが、これは何をおっしゃっているのですか。

そもそも僕が元妻とは10年来の知り合いで、結婚したきっかけは2020年5月末頃に彼女から「子どもができた。結婚したい」と言われたことでした。ただ、彼女の言動から、ひょっとしたら僕の子どもではないのかもしれない可能性があったので。

――いきなりすさまじいお答えです。それなのに、なぜ結婚しようと思ったのですか。

僕は子どもに弱いんです。自分が子ども時代に寂しい思いをした分、同じ思いを味わわせるのは耐え難かった。もちろん、息子が僕の血を継いでいるのかどうかは大事な問題です。だから「結婚したらDNA鑑定は協力してほしい」と伝えました。

――その後、DNA鑑定は行われたのでしょうか。また、入籍後はどんな暮らしぶりだったんですか。

結局、DNA鑑定の協力は得られませんでした。まあ、入籍後の1年間はコロナ禍で僕の収入も生活も安定しなかったし妻子は実家住まいだったので、その間はできなくても仕方がなかったんです。妻と子どもの3人暮らしはわずか2年でした。

現在は“家なき子”状態

――離婚の原因はなんだと思いますか?

彼女が思い描く夫婦生活じゃなかったんだと思います。僕の収入源がコロナで大打撃を受けた舞台だったこともあり、思うように仕事が得られず収入も安定しなかったから。

でも家事や育児にはできるだけ努力してきたつもりだし大きなケンカもしなかった。だから彼女から離婚調停を申し立ててきたときは家庭の形を保つための話し合いをしたかったんですが、そうはならなかった。

――それで離婚調停後、裁判に発展したと。

はい。彼女は離婚したい、養育費はいらないの一点張り。結局はDNA鑑定もせず僕が彼女の主張をのむ形で離婚成立しました。

まもなく4歳になる息子には大人たちの勝手な理由で結婚や離婚に巻き込んでしまって申し訳なかったと思っています。彼が大人になった後にこの事実をなんらかの形で知ることになり、心を痛めることなく生きてほしいなあと願うばかりです。

――今はどんな心境でしょうか。

やっぱり、僕のこの両手に彼を抱っこしたときの温もり、感触が良い思い出として残っているだけに、それを失ってしまった今は、辛いですね。

肩車したこの首にも、こうして乗せたあの感覚が…(やや涙目になりながら)去年11月に離れ離れになってからは会ってないけど、未だになくならない感覚です。

――その辛い心境をどう乗り越え過ごしているのですか。

幼い頃から子役をしていたからか、僕には今もこうしてインタビューを受けてる“オフィシャル黒田”と素の“プライベート黒田”がいる気がしてるんです。さらにはその頭上にこの二人を動かす筋書きを描く存在がいることも感じている。

だからこう、プライベート黒田もオフィシャル黒田もその筋書きを描いてる奴により動かされてるって感じで、次はどうくるのかなって感じでこの状況をむしろ楽しんでいる自分もいます。

――昨年11月から別居していたということですが、黒田さんはどこでどう暮らしているのですか。

いまも僕の家はありません。これまでの人生の豊かな人望を活かし、リュックサックに冬服を詰め込んだ状態で知人や親戚の家を転々としながら居候させてもらっています。

――本当の家なき子なんですね。ネットでは「働けよ!」などのツッコミもあるようですが…。

まあ、そんなのは事情も知らない人が勝手に言う言葉に過ぎませんよね。去年11月から住所がなかったので新しい仕事をしようにもできなかったんです。とはいえ映画批評の記事を書いたりライター仕事でわずかながらの収入はありましたし。

離婚成立後は、すぐさま次に作る舞台の打ち合わせの日取りも決めました。ようやく小銭を集めて住所を手に入れるフェーズに来た、というところです。

「雷に打たれるような恋をしたい」

――精神的には辛いながらも舞台作りに意気込んでいるという感じですか。

意気込んでもないんですよねえ。僕には舞台しかできない。やるならよりいいものにしたいだけです。

――2回の離婚を経て、改めて結婚について思うことはありますか?

また機会があればしたいですね。次はよりいいはずだと思うし、結婚みたいなのって経験によってブラッシュアップしていく人生の出来事だと思うからです。

――では今回の教訓を得て、次はこんなより良い結婚がしたいなどの願望はございますか。

しばし遊ぶのをやめて、まずは恋愛からスタートしたいです。雷に打たれるような恋愛、夢中になれる人と出会えたらいいなと思います。相手あっての結婚だから、こんな結婚がしたいっていう願望はないですね。

――どんな女性が好きなんですか?

ツッコミがうまくて会話が弾む人です。強いていえば僕は自分の鷲鼻がコンプレックスなんです。だから鼻が少し上を向いた女性とだったら、ちょうどいい鼻のフォルムの子が生まれるような気がするので、鼻が上を向いている女性を好きになる傾向があるかな。

あと、おへそは縦型のほうがいい。あとはできる限りメンタルが安定した人がいいかもしれません。

――メンタルが安定した方、ですか。

はい、お互いの関係以上に何か大切なものがあって、お互いにのめり込みすぎず、楽しいことを共有できるような。「私のものにならないくらいなら死んで?」と言って刺そうとしてくるようなことがない女性がいいです。

――まるでそんな女性と遭遇したかのような口ぶりですね…。

詳しくは言いません(笑)。僕ってよくわからないんですけどモテちゃうんです。だからこれまでの恋愛も結婚もわりと受け身でした。でもこれからは自ら雷に打たれ、夢中になれるような女性…そんな方と出会えたらいいなと思いますね。

――最後に、次はどんな舞台を作られるのですか?

プランはいくつかありますけどね。ひとつは香川県に移住しつつ香川県を盛り上げるためにつくる舞台の話があります。もうひとつは、いつの間にか黒田が日本から消えてハリウッドにいて、賞獲ってきましたーみたいなことが起きたら面白いなとか。まあ、要するにまだ決まってません(笑)。

                    ※
いま現在は東京・吉祥寺近辺の知人宅に居候しているという黒田さん。馴染みのバーで「トマトは健康にいいんですよ」と言いながらレッドアイを一杯引っかけ、横丁に消えて行った。

取材・文・撮影/河合桃子
集英社オンライン編集部ニュース班 

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