「これは信用できる」藤岡弘、の眉に絶賛の声！ 新眉マスカラのWEB動画、ファミリーでの起用理由をKATEに聞いてみた

KATE（ケイト）が先月20日に発売した眉マスカラの新商品「3DアイブロウカラーZ」のWEB動画に“藤岡弘、ファミリー”が登場しネットで話題となっている。そこで今回は、KATE PR担当者に、“藤岡弘、ファミリー”の起用意図や世間の反響について話を聞いた。

【画像】説得力が違いすぎる、藤岡弘、の眉

若い女性向け化粧品になぜ藤岡弘、さんを起用？

先月20日に発売された化粧品メーカー「ケイト（KATE）」の新商品「3DアイブロウカラーZ」。俳優の藤岡弘、さんと4人のお子さんが新商品のWEB動画にファミリーで登場し、アイブロウマスカラの新商品を伝えている。

凛々しい眉毛が印象的な藤岡弘、さんの眉毛も綺麗に仕上がっていることから、Xでは「説得力がある」「おもしろいし効果がわかりやすい」「まさか藤岡弘、さんで愛用コスメの信頼度が上がるとは思わなかった」とコメントが寄せられ、SNSやネットで好評を博していた。

だが、比較的若い女性をターゲットにしたコスメの広告に今年78歳の藤岡弘、さんを起用するというのは、PRとして成功するかどうか大きな賭けのようにも思えるが、なぜ藤岡さんファミリーを起用したのだろうか。

「新商品『3DアイブロウカラーZ』の商品特長である、ふんわり＆脱色級の仕上がりを訴求するために、眉のbefore・afterの変化を見せることを最大のポイントとしてPR方法を検討していました。

そんななか、凛々しい眉毛がチャームポイントの“藤岡ファミリー”の皆さんなら、説得力が出て適任ではないかと意見が上がり、今回の出演を依頼しました」（KATE PR担当 若井麻衣氏、以下同）

コスメのWEB動画の顧客ターゲットと真逆のイメージの藤岡さんを起用することに対して、社内や関係者から反対意見や難色を示す声などはなかったのだろうか。

「現在も、ベースメイクとして使用するBBクリームの商品で男性モデルさんをキービジュアルに起用していますし、当社では商品特長を最大限に訴求するのに適した方へ出演依頼をしていて、これまでもプロモーションで男性タレントさんを起用した例はいくつもあります。

今回『3DアイブロウカラーZ』の商品特長を伝える狙いがマッチするという判断から、“藤岡さんファミリー”の起用について社内の反対意見などはありませんでした」

 藤岡さんファミリー揃っての広告出演は初

ブランド内では満場一致で“藤岡さんファミリー”の起用が決定したとのことだが、オファーした際の藤岡さんサイドの反応が気になるところ。

「お子さん（長女・天翔愛（てんしょうあい）さん、長男・藤岡真威人（ふじおかまいと）さん、次女・天翔天音（てんしょうあまね）さん、三女・藤岡舞衣（ふじおかまい）さん）は実際に商品を使ったことがあるようで、このオファーをすごく喜んでくださっていました。

また家族全員での広告出演は初めてということでしたので、当社スタッフと一緒によりいい広告を作ろうと協力してくださいました」

WEB動画『ケイト アイブロウカラーZ 藤岡ファミリー メイン30秒』の冒頭からも、“藤岡さんファミリー”の皆さんが楽しんで撮影に挑んでいる様子が窺える。

『ケイト アイブロウカラーZ 藤岡ファミリー メイン30秒　WEB』Kao Beauty Brands【official】より

実際に商品を試したときの藤岡弘、さんの様子や撮影風景については？

「藤岡弘、さんは、ご自身の眉毛をメイクされること自体がはじめてだったようで、メイクをする前は『本当に大丈夫？』と心配そうにおっしゃっていましたが、メイクが完成すると鏡を見て『この眉、いいね』と喜んでくださいました。

藤岡弘、さんをはじめ、ファミリーのみなさん全員が、それぞれ大変身した様子に驚いていたのが印象的でしたね」

予想以上の世間の反応

WEB動画『ありがとう篇15秒』は花王の公式Youtubeで80万回再生を記録（8月22日現在）。公開後、瞬く間に評判となったこのWeb動画だが世間の反響は想定内だったのだろうか。

「眉のbefore・afterの変化から、ふんわり＆脱色級の仕上がりがよく伝わるWEB動画を制作できましたので、制作段階から話題になることを期待していましたが、予想以上の反響でした！

『使用感分かりやすい』『買う！』『説得力がスゴイ』というコメントがSNSを中心に数多く投稿されており、動画への好感と商品機能の高さに関するコメントが広がっていますし、SNSで話題化できていることはよかったと感じています。

前回の商品も、ふんわり＆脱色級の仕上がりが叶うアイブロウマスカラとしてとても人気のある商品でしたが、今回のリニューアルでは愛用者の方はもちろん、KATEのアイブロウマスカラをご存じなかった方にも商品の魅力が伝わり、興味を持ってくださっていることがSNSの声から伺えるので、今後の広がりをさらに期待しています」

取材・文／逢ヶ瀬十吾（A4studio）