〈秘蔵写真で振り返る〉“希代のワル”羽賀研二の「女性をどうかさせてしまう能力」…初代いいとも青年隊、松田聖子とキス「芸能界に入ったのはお金が欲しかったから」
集英社オンライン / 2024年9月28日 10時0分
9月25日、強制執行妨害容疑などの罪で羽賀研二容疑者(63)が逮捕された。2006年の詐欺・恐喝未遂、2019年に同じく強制執行妨害罪に続く3度目の逮捕とあって、世間からは「またか……」という反応が大多数。そんな彼にも芸能界で光り輝く時代があった。集英社がかつて発行していた雑誌「週刊明星」の特集記事より、若かりし頃の羽賀容疑者を振り返る。
松田聖子と共演で「ほんとに彼女を愛するように…」
「平成のバカップル」「希代のワル」「誠意大将軍」「ペアヌード」……。
1994年に梅宮アンナとの交際が発覚して以降、これらパワーワードとともにワイドショーや週刊誌を賑わわせ、破局後は度重なる逮捕ですっかりワルのイメージが定着した羽賀容疑者。
しかし、80年代から平成初期にかけては間違いなくテレビの人気者だった。
沖縄出身の羽賀容疑者は高校卒業後、福岡大学への進学が決まっていたが、その直前にスカウトされて上京。81年にミュージカルに出演し、芸能界デビューする。
人気爆発のきっかけは、その翌年に「笑っていいとも!」(フジテレビ系)の初代いいとも青年隊に野々村真、久保田篤とともに選ばれたことだった。
昭和59年6月28日発売号「週刊明星」に当時の人気ぶりがわかるレポート記事が掲載されていた。
10日、海びらきを前にした逗子海岸で恒例の大掃除が行なわれ、市制30周年の逗子市が招いた“いいとも青年隊”の羽賀健二、野々村誠(※編集部注…ともに当時の芸名ママ)、久保田篤が「それっ」とばかりにクリーン大作戦。
(中略)
集まった約2千人の中でやたら目立ったのは“青年隊”ファンのギャル軍団。浜でゴミや空き缶を拾おうとする3人をどっと取り囲み、大掃除というよりキャーキャー追いかけっこを30分あまり。
いち番組のアシスタント役とは思えないフィーバーぶりだが、羽賀容疑者はふたりに先んじて次なるステージへと進む。それが映画初出演だ。
しかも当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった松田聖子の主演作『夏服のイヴ』(1984年7月公開)で主人公の恋人役に抜擢され、松田聖子とのキスシーンも演じている。
同作出演にあたり、羽賀容疑者は「この映画に出ることで人生が変わるかもしれない」と意気込むなか、「週刊明星」(昭和59年3月1日発売号)のインタビューでは松田聖子への印象についてこう語り、チャラさの片鱗をのぞかせた。
「聖子さんってサイコー。普通の女の子と“お姫様”みたいなところが同居してる。僕、演技力があるわけじゃないし、映画をやってる間は、ほんとに彼女を愛するようにするしかない」
全盛期でも見せたカネへの執着
芸能界で指折りのプレイボーイとなった羽賀容疑者。
幼少期こそアメリカ人と日本人の間に生まれたことで壮絶ないじめを受けるも、バスケットボールに熱中し実力をつけるうちに、端整な顔立ちは女性を落とす武器となっていった。
その原体験を「週刊明星」(昭和59年7月19日発売号)で赤裸々に告白していた。
バスケット部のレギュラーになっていたぼくは、ハーフであることに逆に誇りを持つようになっていました。「カッコいい!」と応援してくれる友達が大勢できたからです。そして、ある日のこと、ぼくはバレー部の3年の女の子に放課後、教室に呼ばれたのです。ふたりきりの教室、薄暗くなり始めた教室で、その人は制服を脱ぎ、下着さえ取り始めたのです。「何をしてもいいのよ」。ぼくは教室を飛び出していました。
“ペアヌード”を決断した梅宮アンナしかり、“交際0日プロポーズ”を受け入れ2019年と今回、羽賀容疑者とともに逮捕された元妻・當眞麻由容疑者しかり、羽賀容疑者には「女性をどうかさせてしまう能力」が生まれつき備わっているのだろうか。
今年5月にはバラエティ番組で41歳年下の女子大生とカップルになるなど、還暦を過ぎてもその不可思議な魅力は失っていなかったようだ。
そして、女性の他にもうひとつ、羽賀容疑者が生涯執着することになるのがカネの存在だ。前述の記事でもそのことに言及している。
ぼくが芸能界に入ったのは、お金が欲しかったからです。「青春を精いっぱい生きたかったから」なんてカッコいいこと言いません。本当にお金が欲しいんです。
3度の逮捕はいずれもカネや資産に関する犯行だった。羽賀容疑者は生粋の“人たらし”であると同時に、カネが絡むと“希代のワル”へとその表情を一変させるのかもしれない。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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