〈グラドルが体を触られ…>撮影中、指示のために男性カメラマンが体を触るのはアリ? メイクルームで泣き出してしまう10代の女の子も…
集英社オンライン / 2024年10月30日 17時0分
自身を魅力的に撮影してもらい、自身をアピールするグラビアアイドルたち。彼女たちがグラビアの撮影をする際、彼女たちの体を、断り無しに触るカメラマンがいるという。噂の真相に迫った。
よく触ると裏で言われているカメラマンがいる
誰もが知る大御所カメラマンが、撮影中にタレントの体を触っていたという話や、ロケでカメラマンの部屋に呼び出された、あるいはヌード撮影だと聞かされていなかったという話など、グラビアに関する噂話は多い。
だが、どうやら悪質なカメラマンがいまもなお存在しているという。
グラビアの撮影現場において、男性カメラマンが女性タレントの体を触ることがあるというのだ。
今回取材をする中で、明らかに悪質なケースや、業界内で“よく触るカメラマン”だと噂になっているカメラマンがいることも判明した。
スタイリストとしてグラビアの現場に従事するスタッフはこう憤る。
「まだグラビアに慣れていない10代の女の子は撮影中、不自然なポーズをしてしまうことが多いのですが、そのときに断りもなく女の子の手足や、頭を触る瞬間を何度も目撃しました。
女の子は明らかに顔が引きつってしまったり、メイクルームで泣き出してしまうケースもあります。指示のつもりでも触る必要はないはず。やめてほしいなと思いますね」(20代・女性スタイリスト)
ちなみにグラビアの撮影では、編集者はまずカメラマンに発注し、カメラマンがスタイリストやヘアメイクなどを指名するケースが多いという。
そんな中で別のヘアメイクのスタッフは、
「“あのカメラマンよく触るよね”と裏で言われているカメラマンは何人かいますが、その人たちは指名するスタッフも同じことが多い。あまり疑いたくありませんが、触っていてもスルーするスタッフに固定しているのでは? と疑ってしまいますね」(40代・女性ヘアメイク)
「手や足でも嫌がる子がいるのに、一度目撃したのが胸を触るカメラマンです。手に持った花束を“胸の前に持ってきてほしい”と口で指示すれば誰しもわかりますよね? その人は明らかに手の甲でタレントの胸を触っていました」(30代・女性ヘアメイク)
とある現役のグラビアアイドルは、
「私も手を握られたことありますよ。カメラマンさんに注意したこともあります。例え指先だけでも、嫌がっている子がいるということは理解してもらいたいです」(20代・女性グラビアアイドル)
グラビアタレントが多数所属する事務所のマネージャーにも話を聞いた。
芸能事務所の間でも認知されている
「手足を触りながら指示をするカメラマンは確かにいますね。写真集の撮影は期間も長いので、そのカメラマンがうちのタレントを担当しないよう、編集者さんにお願いすることもありますよ」(40代・女性マネージャー)
また別のマネージャーは、
「気にしない子もいるのですが、特にグラビア経験が少ない子は急に触られることで驚いてしまい、グラビアの撮影を怖がってしまうケースもありました。撮影の前後で“あれはポーズの指示だから”とフォローするようにしていますが…」(30代・男性マネージャー)
ちなみに同業者であるグラビアカメラマンはどう思うのだろうか。このような証言が出ていることをたずねると、以下の答えが。
「人の現場を見ることがないので、まずこの話を聞いてビックリしました。自分の中では気をつける以前の問題。タレントだからではなく、断り無しに他人の体に触わることはありません。噂になっているカメラマンにも悪意がないことを信じたいです。もしかしたら他人のパーソナルスペースとの距離の取り方が下手なのかもですね」(40代・男性カメラマン)
男性カメラマンが指摘したように、パーソナルスペースの距離の取り方の問題はありそうだ。
最後に、先日グラビアアイドルとしての仕事を引退することを発表した菜乃花さんにも話を聞いた。
「まず先に伝えておきたいのは、私はカメラマンに性的な目的で触られたことはありませんし、むしろグラビアの現場ではスタッフさんたちに優しくしていただいた記憶しかありません。グラビアの現場は怖くないよと後輩に伝えたいです。
ただ、写真を撮ることに夢中になって、手をこの角度にしてほしいといった指示を、直接カメラマンさんの手で受けることがあるのは事実です。
カメラマンさんもいい写真が撮りたいと必死なんですよね。それは、そのカメラマンの撮影スタイルだと女の子や、スタッフ全員が了承していれば問題ないのではないでしょうか?
事前に“撮影中に手をとって指示してしまうかも”と伝えたり、あるいはまだグラビア慣れしてない子が被写体の場合は、マネージャーさんなどスタッフが事前に“まだ慣れてない子だから、口頭で指示してほしい”と伝えておくと怖い思いをする人がいなくっていいのかなと思います」(菜乃花さん)
一部のカメラマンが悪意なく、指示のために行なっている行為だとしても、個人のパーソナルスペースの概念は一律ではない。
満員電車で体が触れ合うことも耐えられない人がいることは事実、ましてや肌を露出して仕事をする撮影現場で突然触られてしまうことに、恐怖心を抱いている人がいるのは当然だろう。
菜乃花さんが指摘したように、グラビアアイドルが安心して仕事ができるように、事前にコンセンサスを取って撮影が行なわれることを願うばかりだ。
取材・文/集英社オンラインニュース班
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
山下リオ、美ボディ披露の理由「もう大人だよって」 17年ぶり写真集は逆オファーで実現
マイナビニュース / 2024年12月29日 9時0分
-
ゲジゲジ眉毛から垢抜け美女へ…井上咲楽にあった“偉大な眉毛”へのコンプレックス
エンタメNEXT / 2024年12月28日 6時0分
-
芸能界を赤裸々に描いた【推しの子】…本物の芸能人はどう感じていた? ドラマ&映画版に出演の櫻井海音、齊藤なぎさ、原菜乃華が熱く語る
まいどなニュース / 2024年12月13日 17時0分
-
アイドルが本当にアイドルだった最後の芸能人…「中山美穂、303」だけで当時のOLはその口紅に群がった
集英社オンライン / 2024年12月8日 12時0分
-
「年収2500万でも嫌」41歳女性がこだわる男の条件 "理想"を追い求める彼女が見えていない現実
東洋経済オンライン / 2024年12月5日 9時40分
ランキング
-
1羽田事故1年、なぜ最悪の事態免れたか 主脚無事で機体横転せず 乗客、乗員の指示に従う
産経ニュース / 2025年1月2日 18時45分
-
2参院と都議に衆院も?石破首相は可能性否定せず…公明が夏の“トリプル選挙”に危機感「試練の巳年」
カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月2日 18時50分
-
3皇居内トイレに落書き疑い=一般参賀中、男逮捕―皇宮警察
時事通信 / 2025年1月2日 16時12分
-
4週間天気予報 Uターンラッシュに寒気影響 仕事始めは広く雨の予想
ウェザーニュース / 2025年1月2日 15時0分
-
5死体遺棄の疑いで逮捕の自衛隊員「飲食代ガソリン代パチスロ代に使った」死亡した叔父の通帳から200万円を引き出していたか
RKB毎日放送 / 2025年1月2日 18時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください