〈第二の頂き女子〉“井田しずく”の素顔…シングルマザーで子どもを実家に預け“頂きざんまい”「人気ケータイ小説は私が書いた」幼少期から虚言&トラブル
集英社オンライン / 2024年10月31日 11時0分
〈「第二の頂き女子」を逮捕!「結婚したい」と下着姿のLINEを送って金を騙し取り…被害総額は数千万円超え〉から続く
マッチングアプリで知り合った男性から多額の金を借り、詐欺容疑で逮捕された井田しずく容疑者。全国規模で被害者が続出しており、被害総額は数千万円を超える。まさしく「第二の頂き女子」ともいえる犯行だが、井田容疑者はいったいどんな人生を送ってきたのだろうか。取材で見えてきたのは、幼い頃からのトラブル続きの人生だった。
〈画像〉「結婚したい」…井田容疑者と思われる女性から送られてきた“おねだりLINE”。クスリや自傷画像も添付
最初の金銭トラブルは小学生時代
井田容疑者の実家は、東京都板橋区の住宅街にある。
近隣住民らによると、一軒家に大家族で住んでおり、近所付き合いはあまりないうえに、井田容疑者はここ数年、この実家付近で見かけることはなかったという。
親族は集英社オンラインの取材に対し、井田容疑者が逮捕されたことについて次のように答えた。
「もうずっと会っていないし、本当に迷惑しているんだ。縁を切りたいといえばそうだけど家族だからできない。でもずっと会っていないんだ。しずくが逮捕されたことは先日、警察から連絡があったよ。本当に申し訳ない。何してるんだかわかんないよ」
親族は井田容疑者の話をそれ以上することはなかった。
親族からも縁を切りたいとまで言われてしまった井田容疑者は、幼い頃からなぜか“トラブル”がつきまとっていた。井田容疑者の同級生は次のように話す。
「しずくが家に遊びに来ると、目を離した隙に500円がなくなっていたんです。ほかの同級生の間でも同じことがありました。みんなしずくの仕業だと思っていたけど、逆上されるのが怖くて…問いただすこともなく自然と友達をやめていくことが多かったです。一言で言ってしまえば、まったく信用されていませんでしたね」
「かまってほしいからか、よく嘘をついていた」
マッチングアプリで出会った男性たちにも明らかな虚言を語っては、金をむしり取っていた井田容疑者。その片鱗は幼少期からあったという。
「とにかくしずくは虚言癖がすごいとしか言いようがなかったです。同級生の間では変な子として有名だった。人の関心を引きたがって、かまってほしいからか、よく嘘をついていた。しかもわかりやすい嘘なんです。当時流行していたケータイ小説を『私が書いたの』とかありえないことを言うんです」(同前)
別の同級生は次のように明かす。
「しずくはそのまま地元の中学校に進学しました。小学校の頃に特にテニスをしていたわけではなかったと思うけど、仲の良い子がいるからという理由で、テニス部に入部してダブルスを組んでいましたね。
どちらかというと色黒で、ぽっちゃりした見た目でした。見た目はギャルとかヤンキーっぽい感じだけど、スカートがちょっと短かったくらい。よく年上のヤンチャそうな先輩とつるんでいたかな。でも中学校では不登校になるとかそんなことはなくて、普通に通っていたと思いますよ」
近隣住民はこうも話す。
「しずくは中学時代にはヤンチャしていて、外でタバコ吸ったり、悪そうな子と外でたむろしたりしていたね。子どもも10代でできて実家に置いていったんだ。だからしずくの両親が面倒を見ているよ。しずくの夫は何者かわからないけど、刺青がやたらあっていかつい男だった。それもすぐにいなくなって、しずくもここ何年も見ていないよ」
中学時代から素行不良だった井田容疑者、前出の同級生はこう話す。
「しずくは特に勉強ができたわけではないですが、高校に進学したとは聞きました。だけど、その後の足取りはよくわかりません。しずくとはみんな疎遠になり、『中退したらしい』とか噂は聞きましたけど、どこにいるかわからない状況で、地元でも全然見かけることはなかったです」
「SNSに被害の声があがっても地元では誰も驚かなかった」
だんだんと地元の仲間たちとも疎遠になっていった井田容疑者。井田容疑者の“先輩”に当たる人物はこう語る。
「しずくが自分の友人の彼女だったことから知り合いました。当時しずくは16歳。友人との間に恋愛のトラブルは特になくて、1年くらい付き合ってたかな。
友人と別れた後は、地元の先輩と結婚して1年くらいで離婚して、その後また誰かと一緒になって、実家に子どもを預けているみたい。地元にずっといたわけではなく転々としていたと思う。
いわゆる普通の子ではなくて、男関係がだらしなく、彼氏を取っ替え引っ替えしていたかな。ギャルに近い見た目でヤンチャな感じだった」
“先輩”が井田容疑者に最後に会ったのは約4年前。地元の友達らと顔を合わせたのだが、その頃にはすでに井田容疑者はSNSなどで詐欺行為を働いているとして、SNS上にたくさんの被害者からの投稿が掲載されていた。同級生はこう話す。
「SNSにしずくの写真や被害について投稿されて、地元ではすごく有名になりました。でも正直誰も驚かなかったですよ。昔からお金にはルーズでしたし、ヤンチャやってましたからね。しずくの実家に金を返してもらおうと被害者が押しかけてきたこともあったそうです」
幼少期から金に執着し、男性から多額の金を騙し取ったとして逮捕されてしまった井田しずく容疑者。彼女は今、何を思っているのだろうか。
※「集英社オンライン」では、今回の事件について情報を募集しています。下記のメールアドレスかXまで情報をお寄せください。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com
X(Twitter)
@shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【北海道男子大学生死亡】逮捕された交際相手の八木原亜麻容疑者(20)が高校時代に起こしていたトラブル 被害男性は中学時代の部活先輩
NEWSポストセブン / 2024年10月31日 14時0分
-
「第二の頂き女子」を“井田しずく”を逮捕!「結婚したい」と下着姿のLINEを送って金を騙し取り…被害総額は数千万円超え
集英社オンライン / 2024年10月31日 11時0分
-
《18才ガールズバー店員刺殺》被害者父の悲しみ「娘の写真を一枚も持ってない。いま思い出せるのは最期の顔だけ…」 49才容疑者の同級生は「昔からちょっと危うい感じ」
NEWSポストセブン / 2024年10月30日 16時15分
-
「女児だけでなく60代の女性も性の対象だった」7回逮捕、出会い系ヘビーユーザーだったわいせつ保育士のいびつな家庭環境
集英社オンライン / 2024年10月15日 12時24分
-
〈ジャンポケ斉藤・不同意性交〉「元いじめられっ子が“地元の星”になったのに…」事件報道に地元はタメ息、スタッフからは擁護の声も「メンタルは不安定、女性依存」解雇原因は「今回の事件だけではない」
集英社オンライン / 2024年10月8日 17時59分
ランキング
-
1《厳戒態勢の渋谷ハロウィン》「マジで両方揉まれました」と被害打ち明ける女性…「有名ラッパー」登場で一触即発の乱闘騒ぎも
NEWSポストセブン / 2024年11月1日 8時15分
-
2大谷翔平の愛犬「デコピン」は1648位 犬の名付けのトレンドは?
毎日新聞 / 2024年11月1日 10時20分
-
3富士山は11月に入っても初冠雪なし 寒気が入る三連休明けはチャンスも
ウェザーニュース / 2024年11月1日 10時15分
-
4ホテルのフロントに手首縛られ首に切り傷の従業員遺体、殺人事件とみて捜査…千葉・市原
読売新聞 / 2024年11月1日 11時17分
-
5綱渡りの自国「部分連合」、経済対策・税制改正巡り協議日数短く…「ご破算」なら国民が離反のリスク
読売新聞 / 2024年11月1日 6時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください