1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

〈大学生 全裸集団暴行死〉「陰キャなのにイキってた」「彼女がいる男子に毎日告白」成績優秀だった容疑者の黒歴史…年下少年と付き合い大学デビュー、親友“の別れ話にブチキレ… 

集英社オンライン / 2024年10月31日 21時35分

〈大学生 全裸集団暴行死〉事件直後に「ラーメン喰いに行こうぜ!」イキがりコンビニ店員とマイルドヤンキーのカップル、陰キャ女…逮捕された若者グループの素顔〉から続く

北海道江別市の公園で暴行後に全裸で放置された千歳市の大学生・長谷知哉さん(20)が死亡した事件で男女6人を傷害致死容疑で逮捕・送検している道警は10月31日、川村葉音容疑者(20)=江別市=が所有する軽乗用車を押収した。また、長谷さんと交際関係にあった八木原亜麻容疑者(20)=同=が「1年後に別れるなどと告げられトラブルになった」と供述、別れ話のもつれが犯行につながった可能性が浮上した。

〈画像多数〉17歳の年下彼氏Aと川村容疑者のラブラブ写真、踊る八木原容疑者と川村容疑者

大学進学時より派手になった川村容疑者

3人はともに釧路市出身で、長谷さんは八木原容疑者と同じ中学で1年先輩。川村容疑者と八木原容疑者は同学年で、中学時代同じ塾に通っていて仲良くなった。

高校以降の進路はそれぞれ異なり、長谷さんは公立千歳科学技術大電子工学科に進み、八木原容疑者は川村容疑者は別の私立大に通っていた。

「事件直前の10月25日夜、長谷さんはJR大麻駅近くにある八木原容疑者の自宅アパートでその『別れ話』について話しあったようです。

2人は中学時代に同じ合唱部に所属、今年8月から交際をスタートさせたものの、長谷さんは就職したら交際を解消するという主旨のことを告げたらしく、当日の議題もそのことでした。

話し合いでは解決せず、途中で八木原容疑者から連絡を受けた川村容疑者が交際相手のA容疑者(17)ら少年4人を招集。

長谷さんを近くの文京台南町公園まで連れ出し、外傷性ショック死させるまで顔面などを殴打し、全裸にして逃亡。この際、川村さんの衣服や身分証、スマートフォンなどを奪い、川村容疑者の軽乗用車で現場を立ち去ったとみられます」(社会部事件担当デスク)

八木原容疑者やA容疑者と同じコンビニでアルバイトし、事件でも主導的役割を担ったとみられる川村容疑者はどんな人物なのか。釧路市の実家近くに住む男性はこう語った。

「川村さんのお宅は町内会も入ってないから詳しくは知りませんが、例の娘さんが小学生ぐらいからここにお住まいですよ。ご両親と男の子の兄弟がひとりいたと思います。昔はおばあちゃんもいましたが、最近はお見かけしませんね。

お父さんは職人ぽい服装で出かけていることがあり、お母さんも頻繁に出かけていたのでお二人とも何か仕事はしていると思います。ただ、時間についてはまちまちでお父さんは夜勤でもしてるのか朝方帰ってくる事もありました。

娘さんは中、高生くらいの時は学校に行くタイミングでよく見かけて、会釈程度の挨拶はしてきましたね。当時は派手な印象はなかったけど、大学進学後は派手な雰囲気になってましたね。私が最後に見たのは2、3ヶ月前くらいでしたかね」

イキって友達が少なかった川村容疑者

大学では教育学科の「初等教育コース」に在籍する川村容疑者は小学校の教師を目指していた。小学生の頃から算数とバスケが得意で、中学時代はバスケ部、高校でも成績は優秀だったという。

「葉音さんは優等生で遅刻や欠席もほとんどなく、先生からの評価もよかったと思います。1学年は約110人で常にテストでは常に20位以内にいて、学年2位を取ったこともあります。基本的に真面目なので、授業も静かに一生懸命受けていたし、部活もバドミントン部で頑張っていた印象があります。ただし…」

高校の同級生だったという女性は言いよどんだ後、こう続けた。

「陰キャでクラスでのカーストも下の方なのに、周りの陽キャやヤンキーに憧れて、イキっている感じはありました。自分を強くみせたいのか、休み時間に机の上に足を乗せたり、態度を悪くしたりしていました。

反発している自分がかっこいいと思ってそうで、強がりたいけど強がりきれてない感じでしたね。周りからは避けられてました。友達も3人くらいしかいなかったと思います。話し方は明るいけど、多分無意識に上から目線でマウントとろうとしてくるタイプです」

川村容疑者は、こんな悪口も言われていたという。

「いじられキャラで、入学当初から陰で『カエル』と呼ばれていました。本人は陰でそう呼ばれていることに気づいていたけど、あんまり気にしてない感じでメンタル強いなぁと思っていました」

年頃の少女にとってトラウマになったのかもしれない。川村容疑者は当時から肉食系少女の一面も発揮していた。

「モテはしないけど、とりあえず彼氏がほしいって感じで、遊んでるチャラい男子とかに自分からグイグイ行く肉食系でした。彼女がいる男子にも毎日告白するくらいでしたが、フラれ続けている時期もありました。

高3くらいまでは、彼氏をとっかえひっかえしていましたが、高3から彼氏に一途になって、しばらくその人と続いていて、インスタのストーリーにあげているところをよく見ました。

最近もストーリーにバイクに乗ってる写真をあげているのを見たし、高校時代から変わらずにイキってる感じはありました。ただ、今回の事件で葉音さんは巻き込まれただけな感じがします。自分からやれと言うタイプでもないと思うので」

高校時代に川村容疑者、八木原容疑者と仲が良かったという別の女性はこうも証言する。

「川村さんは、すぐ物に当たったり、友達のためならと手を出しちゃうこととかはあったかなと思います。後、周りからあまり評判が良い方ではなかったと思います。八木原さんは、物事をキッパリ言う、あまり隠し事をするタイプではなかったです。でも、喧嘩になると口調がきつくなるかなって感じです。長谷さんのことは私は今回の事件のニュースで初めて知りました」

八木原容疑者も元カレと金で揉めた?

事件当日の10月25日、川村容疑者から「電話出来る?」とLINEが来て「出来ない」「おけー」と、やりとりがあった別の同級生は川村容疑者のことを「友達思い」と話した。

「川村さんは遊んでる時に、何かおごってくれたり、車でどこか連れて行ってくれたり、誕生日の時にプレゼントくれたりもしてました。家庭環境はあまり分かりませんが、たまに親にイラついていたことはあった気がします。

中学時代から塾に通い、塾の先生とも彼女は仲良く話していた印象があります。ただ、大学入ってからは川村さんは彼氏にお金を使ってたりして、お金が無くなってて、『PayPayで貸して』とか頼まれたことはありました。何ヶ月かに1回とかで、頻度はそんなに多くなかったです。

川村さんには粗暴なとこはあったと思います。周囲の男の子はあまり知りませんが、最近はよく後輩っぽい人達と遊んでるなーとは思ってました。八木原さんも元カレと金銭面でトラブルがあったと聞いています」

スポーツも得意な優等生ながら、陰キャで肉食系。マウントを取りたいけど、コミュニケーションがうまく取れない。そんな少女が“リンチ殺人“を主導するようになるまでには、もう一段階ありそうだ。事件の経緯の解明が待たれる。

※「集英社オンライン」では、今回の事件について情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せください。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

X(Twitter)
@shuon_news  

取材・文 集英社オンライン編集部ニュース班

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください