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「難易度高すぎ!」“柿の種”パズルが話題! 俳優・杏も世界大会出場するほどどハマりするジグソーパズルの〈激ムズ5選〉

集英社オンライン / 2024年11月14日 11時0分

人気お菓子・「柿の種」が一面にびっしりと広がった絵柄のジグソーパズルがネットで話題となっているが、世の中には意外と知られていない、難解ジグソーパズルが存在している。そこで今回は、パズルメーカーの株式会社ビバリーの企画部・加藤宏一さんに、秋の夜長の暇つぶしにピッタリな難解ジグソーパズル5選を紹介してもらった。

【画像】「初心者の挑戦は危険です。ドMの方を除く」という紹介文があるジグソーパズル

俳優・杏もどハマりしているジグソーパズルの世界

柿の種を販売する亀田製菓では、2016年に柿の種の発売50周年を記念し、10月10日を「柿の種の日」に制定している。

そして今年の柿の種の日、「亀田の柿の種【公式】」Xでは、キャンペーンのプレゼント企画として、一面にびっしりと柿の種が広がった「柿の種ジグソーパズル」の画像を投稿した。

これに対してネット上では「難易度高すぎる」や「狂気のジグソーパズル!」、「完成する気がしない(笑)」などの声が上がっており、その“難解さ”に興味を持つ人が多数出現した。

また、俳優として活躍する杏(38)は、現在暮らしているパリで開催されたジグソーパズルの世界大会に参加した様子を公式インスタグラムで報告し、ネットニュースにもなるほどだ。

競技として真剣に取り組んでいる様子がうかがえ、そのハマり具合はただの趣味にとどまらないほどの熱量が伺える。

そんな何かと話題に上がるジグソーパズル界には、パズルに自信のある人でも辟易してしまうような難解ジグソーパズルがあるという……果たして、一体どんなものがあるのだろうか。

【難易度★】
カラフルな絵柄が楽しい「うまい棒 ジグソーパズル」(税込1,980円)

まずは難易度が易しめのものから紹介していこう。

「うまい棒 ジグソーパズル」は、国民的お菓子「うまい棒」のさまざまなフレーバーのパッケージがランダムに散らかった絵柄のもの。

こちらのパズルサイズは「38㎝×26㎝」となっており、ピース数は300ピースと標準。

では、一体どんなところが難しいのか。

「うまい棒のパッケージはどれもカラフルで、ビビットな色合いのものが多いので、まずピースを区別することが難しいのではないでしょうか。そしてカラフルなので、目がチカチカしてしまい、集中力が非常に必要になってくるものかと(笑)」(ビバリー企画部・加藤さん、以下同)

ちなみにこちらのパズルのパッケージ裏面には、いろいろなフレーバーのうまい棒の歴史が書かれた年表が印刷されており、うまい棒ファンにとってはたまらない仕様となっている。

そして駄菓子に関連して、加藤さんにもう一つ商品を紹介してもらった。

「『駄菓子 コレクション ジグソーパズル』という商品も、難解ジグソーパズルの部類に入るでしょう。こちらもうまい棒を製造・販売する、やおきんさんに協力いただき、さまざまな駄菓子を並べた絵柄となっています。

 うまい棒のジグソーパズル同様、カラフルな色合いのため、似た色合いのピースを区別することが難しいということと、1000ピースと膨大な量のピースを組み合わせることが難解なポイントだと思います」

【難易度★★】
迷路のような絵柄に混乱必至!「首都圏路線ネットワーク」(税込3,630円)

続いては、首都圏ならではの複雑な路線図をパズルにした商品。東京だけでなく、千葉・埼玉の路線も含まれているため、路線図のなかでもかなり細かい絵柄となっている。

「こちらは地図編集や地理に関する様々なサービスを提供している会社の協力をいただき、当社オリジナルの路線図の絵柄となっております。路線図をふだん見る方でも、ここまで細かいものはなかなか見る機会がないのではないでしょうか。

さまざまな色合いのカラフルな路線図のラインが迷路のように入り組んでいて、ピースを組み立てているうちに混乱してしまいます」

こちらも1000ピースで構成されている。鉄道ファンの方は、ぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。

【難易度★★★】
思わずウトウトしてしまう…?「眠くなるパズル」(税込2,420円)

これ以降に紹介するものから一気に難易度が上がるので要注意だ。

寝るときに密かに頭のなかで数える動物といえばヒツジだが、白一色のヒツジに思わずウトウトしてしまうようなパズルを紹介する。

こちらは公式ページにて「初心者の挑戦は危険です。絶対に手を出さないでください。※ドMの方を除く。」という紹介文があるほどの難易度。

「まず世界極小ピースなのでピース数が1000と多いです。それに加えて、ヒツジは同系色で、ピースの区別がつきづらくなっています。一番の問題は、ふわふわモコモコとしたヒツジの毛皮の柄に眠気を誘われないようにすることですね(笑)」

眠気に耐えてパズルを組み立てられるかどうかがポイントのようだ。

【難易度★★★】
本物のピースなのかわからない!「ジグソマニア 1000マイクロ」(税込2,420円)

お次は、いろいろなピースが重なっているアーティスティックで珍しい絵柄のパズルだ。

こちらも世界極小ピースで1000ピースで構成されている。

「こちらの商品の難しさは、本物のピースのなかに絵柄となっているピースがあるため、組み立てていくうちに、どれが本物のピースなのかわからなくなってしまうんです。

また、絵柄のピースにはグラデーションがあったり、細かな模様が描かれていたりと、一つひとつのピースの柄を確かめていく作業が非常に難しいです」

インパクトがあり、本物かのように錯覚するピースの絵柄に混乱すること間違いなしだろう。

【難易度★★★★★】
難易度マックス!地獄のような難しさにひれ伏す「純白地獄 大王」(税込3,300円)

そして、もっとも難解なジグソーパズルに選ばれたのが「純白地獄 大王」という商品だ。

こちらはビバリーのオリジナル商品「地獄パズルシリーズ」(難解パズルのシリーズ)のなかでも、特に高い難易度を誇るそうだ。

「こちらは地獄パズルシリーズのなかでもっとも多いピース数になっています。その数は2000ピースです。ジグソーパズルのなかでもかなりの量のピース数であることは間違いありません。

さらにピース数が多いだけでなく、なんとすべてのピースが両面白色なんです!

なので、まずはピースの裏表を確認する作業が必要です。こちらはパズル上級者の方でも組み立てることが難しいでしょう」

絵柄がないパズル、かつピースの両面に区別がついていないというのは、まさに顔面蒼白になるほどの難しさだと想像できる。パズル上級者には持ってこいの商品だろう。

――挑戦してみたいパズルは見つかっただろうか。意外と奥が深いジグソーパズルの世界を、この機会にぜひ体験してみてはいかがだろう。

取材・文/瑠璃光丸凪/A4studio 

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