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毎月の生活費は800万! 資産48億円の成金ニートの驚愕の私生活。それでも回転寿司やファミレスによく行く理由とは

集英社オンライン / 2024年12月5日 17時0分

〈本人直撃〉資産48億円のニートに「物価高騰対策」給付金が国から振り込まれたバカげた理由。その驚くべき使い道は…〉から続く

 “純金融資産48億円の成金ニート”としてXの投稿が話題を集めているマサニーさん。5年ほど前に資産運用のみで生活をする“FIRE”を実現し、一般庶民の想像を超えた悠々自適な暮らしを送っているが、過去には“貧乏”も経験済みだという。お金を手にしてみて初めて分かった、お金があることの意味とは。

〈驚愕〉資産48億円のニートのふるさと納税の控除上限額はいくら?

最も「コスパ」のいいお金の使い方は…

資産家であり自称ニートのマサニーさん(40代男性)は、もともと手取り約25万円のサラリーマンで、毎月、節約しながら貯蓄や積立投資にお金を回し13年間で5000万円の資産を形成した。

この資産を友人の会社などのスタートアップ企業に投資したところ大成功。5年ほど前に仕事を辞め、資産運用のみで生活をする“FIRE”を実現した。

マサニーさん(以下同)「この5年は、収入や雑所得など運用利益以外の所得はまったくありません。1月に『ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』(KADOKAWA)という書籍を出しましたが、印税は全額寄付に回してもらっていますし、こういった取材の謝礼も受け取っていません」

目標は「死ぬまでに資産を使い切ること」だといい、年間の生活費に1億円を設定した。

一か月あたり833万円の生活費になるが、高価なモノを購入しているのだろうか。

「過去に150万円のコートを買ったことがありますが、僕はあまり価値を感じられず……いちばん後悔した買い物かもしれません。高級なモノもそれなりに買ってみましたが、モノはどんどんすり減っていくので、高額なお金を使うにはコスパが悪いと感じます。いまはユニクロの服が多いですね」

では、何にお金を使っている?

「旅行が多いですね。毎月、海外旅行、毎週、国内旅行をしています。今年の旅費は総額2500万円くらいでしたね。来年は南極旅行を予定していて、800万円すでに振り込みました。旅行のいいところは、行った瞬間も楽しいですし、数年後にも『あそこに行けてよかったな』と思い返せる。長期的にみるとすごくコスパがいいと感じます。経験こそ財産だと思うので、基本的に経験にお金を使っていますね」

今年のお気に入りは、エジプトとペルーのマチュピチュだったそう。

やはり、飛行機は当然ファーストクラスなのだろうか?

「ファーストクラスはコスパが悪いんですよね。価格が異常に高いわりに価値が感じられないので、僕はもっぱらビジネスクラスを利用しています」

“成金ニート”と自称し、Xでは豪華な食事なども投稿。見ようによっては鼻につくと感じる人も多そうだが、フォロワーは23万人超え、好意的なコメントが多いのも特徴だ。とても手が届かない暮らしをしているのに親近感があるのはなぜだろう。

「僕は児童養護施設で育ち、家も貧しかったんですよね。貧乏な生活をしてきたことは、いちばんの財産だと思っているんです。生活レベルって一度上げてしまうと下げることがなかなかできない。子どもがいるのですが、いろいろな経験をさせたいけれど、贅沢をさせるのは違うと思っています。

なので、子どもと一緒に旅行するときには飛行機ならエコノミークラスですし、新幹線はグリーンを使いません。食事はスシローとかはま寿司が多いです。でも高価なご飯より、子どもと一緒に食べる回転寿司やファミレスの方が圧倒的に美味しいです」

「財産分与についても、結婚資金や住宅資金などを遺そうとは考えていますが、何億とか子どもの人生に影響を与えるようなお金を遺すことは考えていません。余ったら全額寄付ですね」

お金持ちになって一番良かったことは…

マサニーさんはふるさと納税もしているというが、返礼品でトン単位の牛肉を受け取ったことがあると笑う。

ただし、返礼品は一定額以上の価値のあるものをもらうと税金がかかるため、今は返礼品なしで能登の支援などにふるさと納税をしているという。

「でも、例えば楽天でふるさと納税すると、ポイントが10万とか20万とか入ってくるんです。返礼品なしで、ポイントをもらうだけで十分だなと(笑)」

マサニーさんは20代からの貯蓄と投資によって一財産を築いた。貯蓄についてはどう考えているのだろうか。

「一般的には、貯蓄はあったほうがいいと思います。僕のいまがあるのは、貯蓄と積立投資があったからですし、貯蓄はとても大事です。ただ、なんのために貯めているのかということですよね。お金は何かに使うためにあるものなので、貯めた後の出口もちゃんと考えておくべきだと思います。貯めることを目的にしてしまうと、お金が減ることが怖くなってしまいます」

マサニーさんはお金が減ることは怖くない?

「資産が億を超えた頃に、死ぬまでに全資産を使い切ることを目標にしましたが、それまではやっぱり怖さがありました。実は、今でも増えていくほうが楽しいんです。使い切るために減らしたいはずなのに変な葛藤がありますね(笑)。でも、死ぬときに余っていたら後悔すると思うので、やっぱり使い切りたいです」

最後に、お金を貯めていた頃と、富裕層になった現在では何が違うかを聞いてみた。

「お金でほとんどの不幸は回避できることを知りました。無理に働く必要もないし、時間とお金に縛られなくなってから、生活面のストレスや悩みがまったくありません。渋滞に巻き込まれても『時間があるからいいや』、飛行機が欠航しても『そうかあ』といった感じです。

世の中の不安や悩みはお金で解決できる。ただ、だからといって、幸福度が上がるわけでもないんです。『お金で幸せは買えない』という言葉がありますけど、確かにそうだなと、お金を持って初めて気づきました」

取材・文/金子弥生 集英社オンライン編集部ニュース班

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