〈“デメキン涙袋”女性のその後〉今度はサーモンの成分を目元に注入「美容整形はこりごり。今は再生治療にハマってます」月収12万円も「老けたくない」
集英社オンライン / 2024年12月29日 12時0分
美容整形の中でも人気の高い、目元の涙袋の膨らみを増やす施術“涙袋形成”。今年4月に全国展開する大手美容クリニックAでその施術を受け、デメキンのように目の下の皮膚が不自然に垂れ下がった状態にされてしまった石川さん(仮名、30代女性)。その後、東京美容外科の統括院長である麻生泰氏の呼びかけにより、無償で修正手術を受けた石川さんに半年ぶりに近況を聞くと、「いまはアンチエイジングにハマっています」とのことだった。
〈画像〉サーモンの成分を注入する再生治療「リジュラン注射」を施術後の石川さん
「夏頃から涙袋部分のシワが気になり始めた」
今年4月に報じたように、石川さんはインスタやTikTokなどでよく目にする大手美容クリニックAの“涙袋形成”の美容整形に惹かれ、安易な気持ちで施術を受けた。
その結果、写真のように不自然に涙袋が膨れ上がり、垂れ下がったデメキンのような状態にされてしまった。
施術の仕上がりに納得のいかない石川さんがXにてその窮状を訴えたところ、チャンネル登録者数18万人超(当時)の人気美容外科医YouTuberの目に留まり、無償で修正手術を受け、ほぼ元通りとなった(大手美容クリニックAは4月8日、石川さんに施術費用の全額を返金)。
修正手術後の涙袋の様子はどうなったか。半年ぶりに石川さんに連絡を取ってみた。
――ご無沙汰しております。その後、涙袋の様子はいかがでしたか?
石川さん(以下、同) 今年3月29日に東海地方にある大手美容クリニックAで涙袋形成を受けてデメキン状態にされてしまい、4月1日に東京美容外科の先生に無償で修整手術をしていただいてからは、落ち着いた日々を過ごしていました。でも、夏頃からなんとなく涙袋部分のシワが気になり始めたんです。
――涙袋にどんなシワができたのですか。
なんとなく目頭から目尻にかけて、カーブを描くようなシワが出てきました。
――それは涙袋形成の整形手術と何か関係があるのでしょうか。
ただの加齢かもしれないし、わかりません。でも一度気になり出すと鏡を見るたびに嫌になるんですよね。それで友達と“これはもうアンチエイジングするしかない”ってなって、今年9月に美容系の施術をしまくる韓国旅行に出ました。
「サーモン(鮭)から抽出される成分を目元に注入」
――韓国ではどのようなアンチエイジングをしたんですか?
“リジュラン”というサーモン(鮭)から抽出される特別な成分を注射で目元に注入するアンチエイジングです。両方の目元に30発くらい注入してもらいましたが、一発一発がものすごい激痛で、手に力を入れて踏ん張って我慢してました。
――また目元にそんな怪しい成分を注入したんですか?
全然、怪しくないですよ。リジュラン注射は日本の美容整形クリニックも多く取り入れているお肌の再生治療です。注射でサーモンの成分を目元に注入していくんですけど、めっちゃくちゃ痛いし、注入後は打った部分が腫れますけど、5日間ほどで腫れは引きます。
――なるほど。それで5日後にはシワはなくなったのでしょうか。
完全にはなくなりませんでしたが、薄くなったような気がします。
――今回は、大手美容クリニックAでデメキン状態にされてしまったときと同じ失敗をしないように、どのような基準でクリニックを選んだんですか?
Aは安さ重視で選んでしまいました。でも今回は口コミをかなり調べ、またいろんな美容系インフルエンサーの方たちが高く評価してるクリニックを選びました。
その先生にも「涙袋がデメキン状態になってしまった」経緯を話したら、「通常なら涙袋には入れないような硬いヒアルロン酸を入れたために、シワが目立つように感じたのかも」と言われました。
――そのリジュランは1回で効果が出るのですか?
いえ、定期的に3回くらい施術したほうが効果的だと聞いたので、10月頭には日本の大手美容クリニックBで“リジュラン”に似た肌治療を行ないました。韓国では7万円ほどで、Bでも6万円ほど。女性は美容にお金がかかるんですよ。
――デメキン状態にされて、美容整形はもうコリゴリなのかと思いましたよ。
はい。もちろん美容整形はもうしません。でも“リジュラン”のような若返り的な再生治療は今後もしていきたい。老けたくないですから……。
――そのリジュラン以外にも今後やってみたい再生治療などはあるのですか?
自分から採った血に成長因子的な成分を入れて、再度、注入する“PRP皮膚再生療法”というのもあって、これも気になってます。
いま、飲食店でバイトをしていて月収12万円ほどなので、コツコツお金を貯めて、いつかその再生療法を受けたいです。
※
石川さんがまた美容医療でトラブルに遭わないことを願うばかりだ。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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