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伝説のセクシー女優、桜樹ルイ「空白の20年間」は「派遣会社に登録し倉庫で仕事」「口説いてくる男性はほぼゼロ」

集英社オンライン / 2024年12月24日 17時30分

〈活動再開〉「1本売上1億円」伝説のセクシー女優、桜樹ルイのデビュー秘話「サイパンでのイメージビデオ撮影で騙されて、そのままズルズル…」〉から続く

90年代「伝説のセクシー女優」桜樹ルイさんが、今年12月から銀座のクラブに出勤しているという。去年9月にXを始め、その後、『週刊大衆』にヌードグラビアを披露、デジタル写真集を発売するなど精力的に活動している。この「空白の20年」はどう過ごしていたのか? そしてなぜ今、銀座のクラブに勤務することになったのか。

【画像】今年12月から銀座のクラブに出勤している桜樹ルイさん

 

前編

「結婚願望は今もあります」

現在、桜樹ルイさんは銀座の会員制クラブ『エルプリンセス』のホステスとして修行中。というのも「この店のオーナーで、セクシー女優として現役時代から憧れていた小林ひとみさんがママとして所属する店で働きたいと思っていた」のだとか。まずはセクシー女優引退後の生活から聞いた。

――セクシー女優として活動後はストリッパーをされていたのですよね。

そうなんです。92年にセクシー女優を引退後は、女優として本格的に活動をしたんです。NHKのドラマにも出たりもして。だけどやはり元セクシー系ということで脱ぐ役をいただくことも多くて。その後、浅草ロック座でデビューしました。

――ストリップは独特の世界ですよね。印象的な思い出などありますか?

ロック座とはまた違う劇場ですけど“まな板ショー”という、今では考えられないショーを見させていただいたことがありました。それは舞台の上で女性の踊り子さんと男性が“行為”を見せるパフォーマンスです。その方たちは中高年のご夫婦のようでしたが、1日4回の舞台をきちんとこなしてらして。すごいプロ根性を感じましたね。

――夫婦の営みを舞台上で! それを見て、いったいどんなお気持ちに…?

いやー、なんかこう、すごいものを見た!という感じですよね。変にいやらしい気持ちになるとか、嫌悪感を抱くとかでもなく、生命力が漲るような。世の中の男女はこうして営みをしているのか、といろんな想像が巡るような感じでした。

――その後、5年ほどストリッパーとして活動されて2000年に引退したのはなぜでしょう。

まだ人気のうちに表舞台から去りたかったからです。山口百恵さんに憧れていたので、人気絶頂期に白いマイクを置いて私も舞台を降りたかった。それに、私の中では色々とやりきったので、もう十分だという思いもありました。

――山口百恵さんのようにご結婚されて家庭を作ったというわけでもなく?

それも叶えたかったんですけどね…。現実はうまくいきませんね。でも、結婚願望は今もあります!

――引退後はどんな生活をしていたんですか?

30代は関西に引っ越し農家仕事をしてました。その後、40代になって潰瘍性大腸炎になってしまい、治療もあって東京に戻ってきました。東京では派遣会社に登録し、事務の仕事や倉庫で仕分けの仕事をしていました。

――その間、誰とも恋に発展することはなかったんですか?

地味な仕事をしていたので、声かけきたり、口説いてくる人はほぼゼロに等しいです(笑)。もう桜樹ルイも終わったのかな、女性としての魅力は無くなってしまったのかなと自信喪失してしまいました。だからまあ、日々をひっそりと生きていたという感じです。

銀座のクラブの接客ルールを覚えきれてなくて…

――昨年9月に突如としてXを始めたのは、どんな心境だったんですか?

興味本位でエゴサーチをしたら「死亡説」とか「薬で逮捕説」とか色々と出てきて、そういうデマを払拭したい気持ちもあったし、「元気だよー」というのを伝えたいなと。いまさらかもしれないけど、まだ私のことを覚えてくれてる方がいたら交流したい思いもあって。

――ちなみにNetflixで2019年に話題になった『全裸監督』はご覧になりましたか?

もちろん見ましたよ。私をモデルにしたような女優さんも登場してて、面白く、また懐かしく見ていました。でも先ほども言いましたけど、村西監督が私に何か買い与えてくれたり、私たち女優にお金をばら撒くように配っていたことはなかったです(笑)。

ただ、後に村西監督の奥さんになる女優の乃木真梨子さんが現れて、乃木さん以外は何も見えないくらいに可愛がり、一方で私や他の女優さんは粗末な扱いに変わったのは事実です(笑)。

――今だから言える『全裸監督』時代の思い出話などもあればお教え下さい。

お給料に対しても不満があったので、当時、会社で借りてもらっていたマンションから家出しちゃったんです。そしたら監督がその部屋から私の使用済みのナプキンとかを撮影して作品に撮って発売しちゃったんですよ。もう、信じられない! なんてことするのって思いました。

――じゃあ、村西監督に対しては不信感しかない、という感じでしょうか。

いえいえ、そんなことはありません。今でも感謝しています。私が売れたきっかけは監督に撮っていただいた『ホジってください』という作品ですし、監督がいたからこそ今の私があります。

村西監督のワードセンスは本当にすごくて、当時はいつもインパクトのある言葉を思いつくとメモ書きしていたのを覚えています。常に私たちのことを売り出す方法やタイトルなどを考えてくれている人でした。

――今は、同じく元セクシー女優の小林ひとみさんのお店『エルプリンセス』に出勤されているようですが、どんな経緯で?

『週刊大衆』さんで撮り下ろしヌード写真を撮っていただいて、まず今年9月に以前のグラビアデジタル写真集で出していただき、来年1月に紙の写真集で出させていただくことになりました。そのご褒美に小林ひとみさんと対談させていただくことになったんです。その時に「ぜひ一緒に働かせて下さい」とお伝えして、雇っていただきました。

――小林ひとみさんとは現役時代からお知り合いなのですか?

いえいえ、ただ憧れの女優の先輩として、その後を追ってきました。実際にお話をしたのは対談の時が初めてです。それ以降、仲良くさせていただいていますが、ひとみママは仕事に対しては厳しいですが普段はとても優しい方です。

――今回初めてのホステスデビューとのことですが、お仕事はいかがでしょうか。

今は週5日でフル出勤しています。銀座のクラブの接客ルールを覚えきれてなく、自分の不甲斐なさにたまに涙することもありますが、頑張っています。失敗しちゃった日は水割りロックを煽って寝て、毎日9時間たっぷり睡眠! ぜひ皆さんに遊びに来てほしいです。

取材・文/河合桃子 撮影/井上太郎 

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