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超大物歌手ですら“NHK出禁”に…紅白歌合戦で起こった放送事故伝説! MC・有吉弘行も緊張でうっかりミスを

集英社オンライン / 2024年12月29日 17時0分

大晦日に放送される『NHK紅白歌合戦』。長丁場の生放送という性質から、毎年のように“放送事故”ともいえるほどのハプニングが発生する。これまでの紅白の歴史から象徴的な放送事故、そして今年起こりそうな事件とは。

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NHK出禁になってしまった超大物たち

いまだに語り継がれている紅白での最大級の放送事故を起こしたのは、なんと俳優の本木雅弘だ。硬派でまじめなイメージの彼だが、1992年の第43回紅白で井上陽水の『東へ西へ』をカバーしてソロシンガーとして初出場した際、なんと首の周りに白い液体を入れたコンドームをたくさん巻き付けて登場したのだ。

本木は2018年の『ほぼ日刊イトイ新聞』で、「当時は、ああいう身投げ行為みたいな感じ… 何て言ったらいいのか、『もう二度と呼ばれることもないだろうから、変わったことやって帰ろうぜ』って」と振り返っている。

さらには2024年11月に放送されたNHKの情報番組『あさイチ』でもこの事件を回想。なんと、スタッフにも内緒で準備し、出番直前にいきなりコンドームの首飾りをつけてステージに飛び出したという。

ただ、これはただの過激なパフォーマンスではなく、エイズ撲滅のメッセージという意味があったそうで、こうした事情をちゃんとNHKに説明したところ、怒られることもなく、翌年から音楽番組『ポップジャム』の司会をするようになったのだ。

一方で、紅白のパフォーマンスを機に、一時的にNHK出禁になったと言われているのが、サザンオールスターズの桑田佳祐ととんねるず、そして氣志團の綾小路翔だ。

「1982年の第33回大会にサザンオールスターズが出演した際、桑田が間奏中に『とにかく、受信料は払いましょう!』『裏番組はビデオで観ましょう!』などと発言したところ、おふざけがすぎると問題視されたそうです。結果、次に桑田が紅白に出場したのは2010年で、関係の復活に27年も要しました。

とんねるずは1991年の第42回大会で、パンツ一丁で背中に『受信料を払おう』という文字を書いて登場したところ、こちらも大問題に。次に紅白に呼ばれたのは2000年でさらに以後、20年間、石橋貴明はNHKに出演すらしなくなりました」(テレビ局関係者)

綾小路翔は2006年にDJ OZMAで出演した際、“全裸に見えるスーツ”を使用して出場したことでお茶の間を凍り付かせてしまった。以後、NHKにまったく出演しなくなり、2022年11月には自身のXにて〈いよいよ出禁17年目に突入です〉と、自ら明かしていた

しかしついに、2024年3月に岩手県域のNHK総合番組(『おばんですいわて』)に出演することが決定し、番組放送前にはXで〈【速報】某お騒がせヤンキーさん、第57回紅白歌合戦以来、約18年振りにNHK出演してしまう〉と告知をしていた。

今年起こりそうなハプニングは……

パフォーマンス一つで、その後のNHKとの関係も大きく変わってしまう紅白。果たして、今年はどんなハプニングが起きそうだろうか。エンタメジャーナリストの中村裕一氏に予想を聞いた。

「私がこれまでに見てきた紅白の中で最もインパクトがあったハプニングは、1986年の第37回で起きた、加山雄三の“仮面ライダー”発言。少年隊の楽曲『仮面舞踏会』を『仮面ライダー』と紹介してしまったのです。

さすがに有吉弘行さんをはじめ、今のMC陣はそこらへんのデリケートさは十分に承知していると思いますが、難しい英語の曲名や、初登場の歌手、超大物ミュージシャンの出演時に緊張感がピークに達すると、タイトルや名前を言い間違える恐れは十分に考えられるでしょう。

その意味だと歌手ではB’z、Omoinotake、こっちのけんと、ILLIT、MU:I、曲名だと『Bling-Bang-Bang-Born』『5時53分の空で見つけた君と僕 [Japanese Ver.]』あたりは要注意かもしれません。HYの『366日』を『365日』と言ってしまったり、緑黄色社会の『僕らはいきものだから』を『僕らはいきものがかり』と紹介したりするミラクルも起こるかもしれませんね」

昨年、はじめて紅白のMCを務めた有吉は緊張のあまり、着替えのタイミングを間違えてしまったと明かしている。何度もリハーサルしたにもかかわらず、本番でやらかしてしまったと語っていることから、確かに読み間違いなどは、うっかりしてしまう危険性も……。

「また、個人的には星野源が『地獄でなぜ悪い』を歌うと発表された際は、大晦日という誰もがリラックスして新しい年を迎えようとしているタイミングに冷や水を浴びせるかのようなドライな選曲だとゾクゾクしただけに、直前で歌が変更になってしまったことは残念です。ただ、同じく“地獄”をキーワードにして大ヒットした朝ドラ『虎に翼』の主題歌『さよーならまたいつか!』を歌う米津玄師も登場するのはうれしいですね。

マンネリを打破しようと斬新な演出を試みようとすれば、どうしてもハプニングやトラブルは起きてしまいがちです。それに対していちいち目くじらを立てるのも野暮というもの。ハプニングや失敗も紅白の華、というスタンスで気楽に見るのが一番だと私は思います」

また、紅白といえば、ここ数年は三山ひろしのけん玉が毎年大きな話題になっているが、今年はどうなるのか。昨年は失敗しているだけに、今年はなんとか成功させてほしい。

取材・文/集英社オンライン編集部

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