〈中居正広引退〉SNSでは厳しい批判の一方、「受けた恩は忘れない」とキンキ、嵐、旧セクゾファンらが続々と感謝の意
集英社オンライン / 2025年1月25日 12時0分
中居正広が引退を発表した。9日には自身の公式サイトで《今後の芸能活動についても 支障なく続けられることになりました》と発表。テレビ、ラジオの全レギュラー番組6本は終了・降板となり、芸能界引退となった中居にさまざまな思いが寄せられている。
【写真あり】中居正広がジャニー喜多川氏に「5人の方がいい」と説得したグループ
批判と感謝のコメント欄
連日の中居にまつわる報道に、ネットニュースのコメント欄やSNSは、彼への手厳しい批判が少なくない。
ネット上では、
《被害者の人生を終わらせた中居正広の自業自得だろ》
《全ての元凶は中居くんです。もしフジが斡旋したとしても「示談しなきゃいけないような事」をしていなければ、このような事にはなりませんでした》
《ファンへのごめんねポエムで締めくくる謝罪文は本当に最悪だった》
など、中居への辛辣な意見も殺到している。
その一方で、中居がかつて所属した旧ジャニーズ事務所のタレントたちのファンからは、ネット上で感謝の言葉が溢れるという光景になった。
KinKi Kidsのファンからは、SMAPの頃にKinKi Kidsの2人がバックダンサーを務めた際、中居がSMAPのファンに対し
「KinKiのことも、僕らと同様に応援してあげてくださいね」
と、2人をサポートしてくれたことにファンから感謝の意が綴られた。
かつて光GENJIのバックダンサーをしていたSMAPは、当時ライブで光GENJIのファンから歓迎されていなかった時期がある。そんな過去を踏まえ、後輩のKinKi Kidsに同じような思いをさせまいという計らいだったと言われている。
V6も中居に可愛がられたグループの一つだ。
彼らの解散時には、中居がV6全員に一足約30万円するフランスの高級ブランド靴をプレゼントした。
靴の左足かかと部分の内側には『V6』、外側にはアルファベットでメンバー名が刻印されていた。
岡田准一は主演映画『燃えよ剣』の舞台挨拶で、三宅健はインスタライブでそれぞれその当時の喜びを語っている。
SMAPに追いつけ追い越せと国民的グループになった嵐も、中居から多くのアシストを受けていた。
その一つがTBS系歌番組『うたばん』で、嵐が新曲を発売するたびに出演したときのエピソードだ。
とんねるずの石橋貴明とともにMCを務めていた中居に対し、メンバーの大野智が暴言を吐き悪態をついて、中居がそれに応戦するという“下剋上コント”が鉄板ネタになっていた。
こうした一つ一つが嵐メンバーの個性を際立たせ、グループとしてさらに飛躍するきっかけとなった。
また、旧ジャニーズ事務所時代、辞めていった後輩にも中居は優しさを見せていたそうだ。
2023年に『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演した元KAT-TUNの赤西仁は、2014年に旧ジャニーズ事務所を退所し、独立後に周囲にいた人々が離れていったことで、つらい時期を過ごしていたことを吐露。
「(そんなときに)中居君が人伝いにお年玉をくれたんですよ。もう(事務所)辞めてるのに」
と明かし、「それですごい救われた」と語った。
当時まだ珍しかったデビューグループからの脱退と退所を選んだ赤西だが、中居は赤西が表現したい音楽は独立しなければできないものだったと、その想いを汲んでいたようだ。
メンバー全員を意識していた
さらに、中居にグループの運命そのものを変えてもらったと感謝しているのが、メンバー間格差のあったKis-My-Ft2とtimelesz(旧Sexy Zone)ファンだ。
Kis-My-Ft2の冠番組に中居がゲスト出演した際、前列にいる北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太に比べて、後列の横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永が冷遇されていることに言及。
中居はプロデューサーとして横尾、宮田、二階堂、千賀を派生ユニット『舞祭組』名義でデビューさせた。
このことがきっかけで、舞祭組の4人もそれぞれバラエティ番組で活躍。グループ内格差は薄れていき、グループとしての人気を高めていった。
また、timelesz(旧Sexy Zone)は2011年に5人でデビューするも、2014年に年上組の中島健人、菊池風磨、佐藤勝利と、年少組の松島聡、マリウス葉の『3人・2人』体制に分けられ、年長組ばかりがプッシュされたことがあった。
この状況から再び5人に戻るきっかけを作ったのが中居だったと、2021年放送の『バズリズム02』(日本テレビ系)で佐藤が回顧している。
当時年長組だけで音楽番組に出演した際、ジャニー喜多川氏に対し中居が直接「Sexy Zoneは5人の方がいい」と説得。
その後、ジャニー氏が考えをあらため、Sexy Zoneは5人体制に戻った。
このように、中居が後輩たちにさりげない優しさでフォローしていたエピソードは枚挙にいとまがない。それぞれのグループ・タレントのファンからは、
「中居くんには本当に感謝しかない」
「後輩に優しくしてくれてありがとう。受けた恩は忘れない」
など、続々と感謝の声がSNSに投稿されている。
某ジャニーズライターが言う。
「個人的なことで言えば、SMAPとしてのヒットソング、野球好きなところ、バラエティでの数々の名シーンと、彼には笑顔も感動も勇気も与えられてきました。
エンタメ界で数々の功績を残したのみならず、社会貢献で勲章まで授与されていた方ですから、表舞台から消えるのは残念ですね。
一方で、週刊誌報道が“事実だとすれば”、やはりあってはならないことだと思いますし、とても残念な気持ちになります。
ただ、今回の騒動は当事者間で示談が成立しており、守秘義務等で詳細を知り得ない以上、軽々に論評するのは差し控えるべきだと思いました。
誤った情報で中居さんを攻撃したり、被害女性と断定してネット上で攻撃したり…。これは誰も望んでないと思うんですよね」
日に日に大きくなっていく今回の騒動。中居のこれまでのエピソードもあってか引退を残念がるファンもいれば、被害女性の気持ちに寄り添う人たちもいる。
取材・文/小島ゆう
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
だから中居正広はひっそり消えるしかなかった…「フジテレビ会見と週刊誌報道の食い違い」に抱く強烈な違和感
プレジデントオンライン / 2025年1月28日 18時15分
-
もう5人の「世界に一つだけの花」を聞けない…中居正広引退発表でSMAPの思い出まで奪われたファンの悲痛
プレジデントオンライン / 2025年1月24日 18時15分
-
「私たちが支えるよ」中居正広にファンから声援相次ぐも…辞めジャニビジネスの“注意点”
週刊女性PRIME / 2025年1月24日 17時30分
-
中居正広トラブルで木村拓哉の株が急上昇、旧ジャニの「シンメ文化」を生む“強火ファン”の存在
週刊女性PRIME / 2025年1月24日 12時0分
-
中居正広 芸能界引退 MCの頂点としてテレビ界をけん引 男性史上最年少で紅白司会
スポニチアネックス / 2025年1月23日 12時30分
ランキング
-
1「まともな会社じゃない」フジ新社長の社員向け謝罪メールが流出、再び露呈したガバガバ情報統制
週刊女性PRIME / 2025年1月31日 21時0分
-
2大悟 BE:FIRST三山凌輝のこだわりをバッサリ 母親と同居で許せないことに「クソガキやがな」
スポニチアネックス / 2025年2月1日 7時21分
-
3中居正広氏引退当日にノーコメント貫いた盟友・岡村隆史 複雑な胸中吐露「いろんな思いあるけど…」
スポニチアネックス / 2025年1月31日 19時57分
-
4「毎年フェラーリ買えんじゃん!」友人も驚く“貯金100億円説”の中居正広(52) “違約金貧乏”になる可能性は《弁護士がケース解説》
NEWSポストセブン / 2025年1月29日 18時30分
-
5スシローがCMから鶴瓶を削除で他の芸能人たちも戦々恐々⁉…広報直撃「総合的に判断し対応しております」
集英社オンライン / 2025年1月31日 19時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください