「どうぞご自由に見てください」驚異のMカップグラドルがコンプレックスだった胸に自信を持てたワケ
集英社オンライン / 2025年1月26日 16時30分
〈「日常生活に支障が出るのは Kカップから」豊満なバストを持つ女性特有の悩みをMカップグラドル・ももせももが吐露「一番つらいのは睡眠時に胸で首が潰され息苦しいこと」〉から続く
Mカップのグラビアアイドルとして2019年にデビューするや否や、瞬く間に人気を集めたももせももさん(31歳)。グラビアで26歳でのデビューは一般的に「遅咲き」と言われるが、その類まれな肢体により、日本のみならず海外からも多くの注目を浴びている。しかし、デビューに至るまでの約3年間、彼女の中には大きな葛藤があった。
「なんて大きなおっぱいだ!」事務所社長が即スカウト
ももせさんをスカウトしたのは、20名ほどのグラビアアイドルが所属する事務所「NYプロダクション」の社長・松林さんだ。
スカウトしたその日は、大阪の電気街にある成人向け書店で、所属グラドルのDVD発売イベントが行われている最中だったという。
そのとき、ゲームセンターに入ろうとしていたももせさんを、松林さんが目撃。
あまりのバストの大きさに驚き、すぐさま彼女に駆け寄ったそうだ。当時を振り返り、松林さんはこう語る。
「グラビアアイドルというのは、プロポーションが優れた女性や唯一無二の魅力を持つ女性がなるものです。ももせを見た瞬間、『なんて大きなおっぱいだ!』と驚きましたね。自分から声をかけたのは、彼女が初めて。グラドルのプロダクションを経営している立場として、見過ごすわけにはいきませんでした」(松林さん)
それまでに風俗店やAVのスカウトを嫌というほど経験していたももせさんにとって、グラビアアイドルのスカウトは魅力的なものだった。
ももせさんは、当時の心境を次のように語る。
「もともと、MEGUMIさんをはじめとするイエローキャブのグラビアアイドルに憧れていました。でも、自分のようなぽっちゃりした女性がグラドルになれるなんて思っていなくて……。
当時は変わり映えのしない日常を送りながら、17歳から付き合っていた彼氏とこのまま結婚するんだろうな、と漠然と未来を考えていました。
そんな中で、突然“見えない未来”が目の前に舞い込んできたんです」(ももせさん、以下同)
グラビアアイドルのスカウトに心が動いたものの、ももせさんはすぐに行動に移すことはできなかったという。
「自信がなかったんです。自分のような女性がグラビアアイドルになったところで、笑いものになるだけじゃないかと。それに、当時付き合っていた彼氏は初めての彼氏で一緒にいて居心地も良かった。だから、なんとなくグラドルになるという、私にはまったく先の“見えない未来”が怖くて、決断できずにいました」
グラビアアイドルの道を決断したMEGUMIのひと言
そんな中、前出の松林さんは悩むももせさんに対して、こまめに連絡を取っては熱い思いを伝え続けた。
定期的に電話で話すだけでなく、時には関西に住むももせさんを直接訪ね、デビューに向けての話をする場を重ねたという。ももせさんは、松林さんとのやりとりを次のように振り返る。
「デビューを決断する決め手になったのが、松林さんに誘われて訪れた浅草・三社祭での出来事です。松林さんが、お祭りに参加していたMEGUMIさんに会わせてくださったんですよ。
そこで、グラビアアイドルになるか迷っていると相談したところ、MEGUMIさんから『絶対やったほうがいい』と言ってもらえて。それがきっかけで、かなりやる気になりました」
その後、ももせさんはグラビアアイドルとして活動すること決断。2019年(当時26歳)にデビューし、イメージDVD『ももぱい』を発売する。
「当時の彼氏とは、デビュー前にお別れしました。デビューするためには上京しなければならず、遠距離恋愛をしながら活動するのは絶対に無理だと思ったんです。
なにより、恋愛しながらこの仕事はできないだろうと。仕事だけに集中して、自分がどこまでやれるのか試したかったんです」
現在のももせさんの収入源は、週刊誌のグラビアページへの露出やイメージDVDだけではなく、ファンクラブサイトでの写真や動画の配信も大きな柱になっているという。こうした活動を続ける中で、特に海外からの反響が多いことに驚いたそうだ。
「週刊誌のグラビアなどは基本的に国内の方々にしか届きませんが、ファンクラブサイトでの写真や動画はアジア圏だけでなく、南米や欧米の方々にも見ていただいています。海外からも熱いメッセージをたくさんいただけて、本当に嬉しいです」
「歌舞伎町の皆さんは、胸への視線が容赦ないですね!」
今年でグラビアアイドル歴6年目を迎えたももせさん。現在は「仕事が楽しくて仕方ない」と嬉しそうに語る。
「グラビアアイドルになってから、家族から『よく笑うようになったね』『明るくなったね』と言われるようになりました。私自身も、それを実感しています。
なにより自分のことを好きになれましたし、これまで気づかれないように隠してきたこの大きな胸をさらけ出すことで、喜んでくれる方がいる……すごくやりがいを感じていますね」
一方で、グラビアアイドルとしての活動だけで、生計を立てていくのは難しいのではないだろうか。
「ありがたいことに、現在は保育士時代の月収の倍以上のお給料をいただいています。ファンサイトの会員さんは日本国内だけでなく海外の方々も多く、そのおかげで月収は50〜100万円ほど。今は東京に単身赴任している実父と同居しているので、とても豊かな生活を送れています」
今後の目標について聞くと「みんなのマスコットキャラクターになりたい」と言う。
「女性の中には、私のように胸が規格外に大きいことで悩んでいる方もいると思います。そういった方々は、きっと自分の胸を好きになれず、自分に自信を持てないと思うんです。
グラビアアイドルといえば“エロスのシンボル”というイメージがあるかもしれませんが、私はどんな体型の女性でも、自分を好きになるきっかけを与えられるような“マスコットキャラクター”でありたいな、と。
“多様性のシンボル”とでも言いますか。そのためにも、今後はバラエティ番組などにもっと出演させていただきたいですね」
今回のももせさんの取材は、歌舞伎町にある某会議室で行われた。普段、歌舞伎町に来ることはほとんどないというももせさんだが、通行人たちの胸への視線には驚いたそうだ。
「歌舞伎町の皆さんは、胸への視線が容赦ないですね! 通りすがりに凝視する人が多くてびっくりしました……。でも、今ではそうした視線も嫌だとは思いません。『どうぞご自由に見てください』って感じです」
かつてはコンプレックスだったというバストも、今では世界に通用する強力な武器となった。今後の彼女の“規格外”の活躍に期待したい。
取材・文/河合桃子 集英社オンライン編集部ニュース班
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