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〈伊豆大島ラウンジ嬢・死体遺棄)不倫の末、別恋人まで…チャラかった元暴走族男に被害女性は包丁を2本購入、手にガムテープでグルグル巻きにして家に乗り込む交際トラブル

集英社オンライン / 2025年1月24日 21時17分

〈伊豆大島・ラウンジ嬢死体遺棄〉妻子を埼玉に残し島で女遊び「片っ端から女の子に声かけて…」チャラ男“ソータツ“の地元の評判は?〉から続く

伊豆大島(東京都大島町)の海岸で飲食店アルバイト・高瀬静香さん(37)の骨の一部が見つかった事件で、死体損壊・遺棄容疑で逮捕された同町の畳店経営・柳瀬宗達容疑者(45)。警視庁の調べに「間違いありません」と容疑を認めているが、死亡に至った経緯は判然としない。リゾートバイトを渡り歩いた女性と“遊び人の畳屋”の間に何があったのか。

〈写真〉マイクを片手に…柳瀬容疑者と静香さんの2ショット写真

近くのホームセンターで包丁を2本買って、手にガムテープでグルグル巻きに…

伊豆大島の観光スポットでもある『砂の浜』で見つかった高瀬さんの骨は、椎骨など骨盤周辺の骨6個だった。

昨年10月23日、週に1回浜に清掃のボランティアに来ている70代の男性が見つけて通報、骨を削って採取したDNA鑑定で高瀬静香さんのものだと特定できたのが今年の年明けの14日だった。そこから事件は急展開した。

「被害者は静岡県下田市在住で、勤務先の同僚に『伊豆大島の彼氏のところに寄ったあと、違う友達と沖縄旅行に出かける』と言い、昨年9月9日に、熱海港から船で大島に来たことが乗船名簿で確認されています。

同12日に島を出て竹芝桟橋から羽田、そして沖縄に行く予定でした。9日には一緒に旅行に出かけるはずだった北海道の同級生と連絡を取っており、11日には被害者本人のスマホで竹芝行きの船を予約していました。

実は高瀬さんと不倫関係にあった柳瀬容疑者は、2023年と2024年に『しつこく電話がかかってくる』などと2度にわたって大島署にストーカーなどの相談をしていたことがあり、警視庁は早くからふたりの間のトラブルを把握していたのです」(捜査1課担当記者)

高瀬さんと柳瀬容疑者の共通の知人も取材にこう答えた。

「本人達は『付き合っていない。友達』と周囲に言っていましたが、静香ちゃんが働いていたラウンジの人たちにバレたくなかったのでしょう。でも島なので話が筒抜けで、宗達の男友達を1人いれて3人で飲むことが多く、宗達がバイトしている飲食店に頻繁に行っていました。

そもそも伊豆大島に静香ちゃんがいる間は宗達の家に泊まっていましたからね。宗達はもう10年以上前から妻子とは別居していたし、最初は静香ちゃんは結婚しているのを知らなかった可能性はあります。

直接的なきっかけはわかりませんが、静香ちゃんが去年の初めごろにストーカー的な感じになってしまって凄かったみたい。彼女は近くのホームセンターで包丁を2本買って、手にガムテープでグルグル巻きにして宗達の家に来て、パトカーも駆けつけて大騒ぎになったんです」

「宗達を本当に好きだったんだと思いますよ」

そして、“遊び人のソータツ”には別の女性の影もちらついていたという。知人が呆れ顔でこう続けた。

「宗達にはもう1人女がいますよ。新宿で不動産関係の仕事をしているらしくて、もう10年近く付き合っているので30代半ばになるんじゃないかな。その子は宗達が奥さんとは離婚していると思っているみたいでした。

静香ちゃんもその子のことと奥さんのことを知って、宗達を詰めていたんじゃないかと思います。静香ちゃんは埼玉に行って奥さんの写真を撮って宗達に送ってきたり、宗達の携帯電話から新宿の子に電話をしたという話も聞きました。

静香ちゃん自身は大島で噂になったのは宗達だけでしたし、宗達を本当に好きだったんだと思いますよ。年齢的にも結婚をしたいとかも思っていたのかもしれません。

このパトカー騒動の他にも2人がケンカして宗達の家のテレビを壊したこともあったみたいで。2人とも勝気な性格ですからね」

ソータツは一線を踏み越えてしまったようだ。

「事件に発展したとすると、原因は恋愛感情のもつれという気はします。宗達自身、畳屋が繁盛していたとは言い難く、自分もタイ料理店や焼き鳥屋でバイトしていて、もしかしたらお金がらみのトラブルもあったのかもしれません。

宗達も、もし何かあったのなら以前も警察沙汰になっているわけだしすぐ警察に通報すればよかったのにとは思いますが。まあ、嫁や子どもにバラされるのが怖かったのかもしれないですけど……。いずれにせよ警察にきちんと話してほしいですね」

高瀬さんがよく訪れた「ソータツ」のアルバイト先の常連客は、取材にこう答えた。

「宗達は本業の畳屋で仕事をした後、焼き鳥屋や寿司屋、タイ料理屋などでアルバイトしていました。そのバイト先に、被害者の女の子も飲みに来て、普通に宗達とも仲良くしていたし、他のお客さんにも愛想のいい気さくな感じの子でしたね。

女の子は時には宗達の仕事を手伝って食器を下げたりしていたし、宗達のアルバイトが終わると2人で連れ立って帰っていましたよ。わざわざ付き合ってるのかは確認しませんでしたが、宗達の家に泊まっているとも言ってたし、まあ、それは見ればわかりますしね」

「両親にバレるのが嫌だから、友人に自分の家の一室を貸したことに」 

古くからの知人のひとりは、ソータツの小ずるい性格に一抹の不安を覚えていたという。

「宗達と静香が不倫関係にあるのは知っていたし、女遊びを個人的にするのならいいけどヤツの場合は友人を巻き込んでたから。宗達は彼女の存在が自分の両親にバレるのが嫌だから、自分の家の一室を友人に貸して、友人が住んでることにしてたんだ。

最悪バレた時にその友人の彼女って言い張るつもりでね。そんな風に宗達は人のせいにしたり誤魔化して嘘つく部分があったから少しずつ友人も離れて行ってしまっていたね。

思えば昔から、両親や学校の先生の前ではいい子でいたいのか、そういう部分を気にしていた。地元でバイクにも乗っていて暴走族にも属していたけど、土壇場になると『僕じゃないですね』と逃げてしまうところがあった。

少年時代に警察にやっかいになったことはありませんでしたが、東京で畳屋として働いてる時に免停中に運転したとかで警察に捕まって、『初めて警察のお世話になったスわ』って言ってたな」

女好きの遊び人で、いざというときには真っ先に逃げ出す「ソータツ」。知人は呆れ顔でこう言った。

「静香は宗達に妻子がいることは知っていた。静香はそれでも最初のうちは、宗達と一緒にいれればいいと思ってだんだろうけど、一緒に過ごすにつれて欲が出てきたんじゃないかな。静香が育った家庭は複雑だったから、余計に宗達に対し愛情深く感じていたのかもしれない。

宗達は別れたがっていたけどうまく切れなくて、警察沙汰になったことがあったけど、その時は北海道からお兄さんが来て静香を連れて帰ったんだよ。それが去年の初めごろで、静香には接見禁止命令も出ていたはずだよ。それなのにまた大島に来たわけだから。憶測でしかないけど静香は宗達の『一番』になりたかったのかもな。話がうまくて女には優しい宗達は、モテることはモテてたんだよな」

24日、「ソータツ」は伊豆大島から千代田区の警視庁本部に移送された。警視庁は、高瀬さんが死亡した経緯についても「ソータツ」が知っているとみて調べを進めている。

※「集英社オンライン」では、今回の事件についてご意見、情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

X(旧Twitter)
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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