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「ネイルはしない」「髪は黒髪ボブ」「1日6Lの水を飲む」現役大学生風俗嬢(25)が月に300万円稼げる意外な理由

集英社オンライン / 2025年2月11日 15時0分

風俗嬢としてのキャリアをはじめ、YouTubeやTikTok、グラビアなど多領域に渡る活動で人気を博す、るるたんさん。最近では、自主制作したアダルト動画を販売する同人AV市場で驚異的な売上を叩き出したという。そんな彼女が同人AVを発売するに至った経緯とは。〈前後編の前編〉

【画像】現役の大学生でもある、るるたんさん

仕事をしていく中で少しずつ元気に

──るるたんさんは、現役の大学生でもあるんですよね?

るるたん(以下同) はい。大学はまだ卒業してなくて、今は大学7年生なんです(笑)。

──大学を卒業しないのは、なにか理由があるのでしょうか。

当初は4年で卒業して就職するつもりだったんですけど。大学2年生の頃から風俗で働きはじめて、4年生のときに風俗で働いてることが親にバレて実家を追い出されたんです。

それから歌舞伎町のアパホテルで2か月間ホテル暮らしをしてから一人暮らしをはじめて。そこから大学に行かなくなっちゃいましたね。

──なるほど。風俗で働きはじめたきっかけは?

きっかけは、すごくメンヘラだったので……。自暴自棄ですね。

──いつ頃から自分をメンヘラだと……?

今でも思い出そうとしても記憶が曖昧で思い出せないのですが……。彼氏もつくらないし、他人を好きになったこともないし、みたいな感じのまま大学生になって。

すごく病んでる状態のまま、自傷みたいな感じで風俗で働きはじめました。

──実際に風俗で働きはじめてみて、どうでした?

想像してたよりお客さんがいい人ばかりで、仕事をしていく中で少しずつ元気になりました。裸の状態だったら男の人ってすごく優しいから。無条件に認めてもらってる感じがして。

最初は新橋のデリヘルで働いていたのですが、親バレしたのをきっかけに新宿のデリヘルに移籍したら、そこにすごくやる気のあるスタッフの人がいて。そこからはちゃんと職業になった感覚があって。

今まではお客さんに求められることだけが楽しかったのですが、それにプラスして仕事として成果を出すってことが楽しくなりはじめました。そこからは仕事に対してメンヘラになったかも(笑)。

──(笑)。 成果を出すために、試行錯誤したことはありますか?

まず、身なりにはすごく気を遣いました。

──どんな風にでしょうか?

爪は伸ばさない。ネイルをしない。肌は綺麗に保つ。髪の毛の清潔感は大事にするけど染めたりせず、ずっと黒髪ボブでいます。

あとは、お金を持ってるってイメージが出ないようにネックレス等のアクセサリーはしない。服もブランドものは着ないように気をつけてました。

──徹底してますね。

お客さんから見てギリ手が届きそうな存在になれるように、変に垢抜けないことを徹底していました。それが心地よかったっていうのもあるし、一番成果に繋がるので。

──身なりを気をつけたことが成果に繋がったと。

はい。あと、胸がHカップで大きかったのと、潮吹きができるようになったのも大きいですね。

1日に5~6Lの水を飲む生活

──潮吹きはいつからできるようになったのでしょうか?

新橋のデリヘルで働いているときに、めっちゃ上手なお客さんに開発されまして。「ちょっと待って! なんか出ちゃうからやめて!」みたいに言ったら「いいよ、出してごらんっ」て。そしたらビシャーッ! って初めて潮を吹いて。

1度開発されてからは、ちょっと力を入れたら吹けるようになりました。そしたら、今までは潮を吹かせたことのないお客さんがめっちゃ喜んでくれるようになって。「潮吹きって男の人にとってうれしいことなんだ!」って、その時に初めて知りました。

でも水をたくさん飲まなきゃ潮は吹きにくいので、それからめっちゃ水を飲むようになりました(笑)。

──水はどのくらい飲むものなんですか?

本当に頑張ってたときは、1日に5~6Lくらい。

──それは一気に飲むのでしょうか?

お客さんに会う前にまず家で2Lくらい飲んで、それからお手洗いに行きまくるんですよ。そうすると、潮を吹いたときにおしっこ臭くならなくなるんです。

そこから、1人接客するごとに750mlぐらい飲んでました。お客さんとお会いする直前に500ml飲んで、接客中にも250ml補給する。それを繰り返していたので、合計すると1日5~6Lくらいになってました。

──すごい努力ですね。

でも、陰で水を頑張って飲んでることはお客さんには隠していました。男の人って、整形をしている美人よりも整形をしていない美人のほうが好きじゃないですか?

それと同じで、頑張って水を飲んだりせず潮吹きをしていてほしいんですよ。そういう男の人の夢に応えられるような演出をしていました。

──潮吹きって、るるたんさん自体は別に気持ちよくはないんですか?

基本的には気持ちいいです! お客さんと息が合う感じがして。ビシャー! って吹いて、「わぁっ!」ってなるみたいな(笑)。

──共同作業の喜びということですね(笑)。

ただ、水を飲みすぎてよく体調を崩していたので、新宿のデリヘルに移ったタイミングで潮吹きできることを秘密にしたんですよ。でも裏掲示板に「あいつは潮吹きできるぞ」って書かれてバレて。結局、潮吹き好きのお客さんばかりが来ちゃいました(笑)。

インフルエンサーの振る舞いで月収300万円

──ギリ手が届きそうな見た目で、Hカップで、潮吹きもできる。確かに、人気になりそうな要素ばかりですね。

おかげで予約は埋まるようになったのですが、今度はどうやって単価を上げようかと考えました。私が所属していたお店は自分で自分の値段を決めることができたのですが、高い女の子でも60分2万円ちょっとくらいでした。その壁をどう乗り越えようかと考えて、SNSをはじめることにしました。

──それはどんな風に乗り越えたんでしょうか?

XとTikTokとYouTubeを始めました。XやTikTokではバズるようなちょっとえっちな写真や動画を投稿して、そこから流れてきた人をYouTubeの長尺の動画でファン化させるようにしていました。インフルエンサーっぽく振る舞ってしまえば、風俗嬢として戦わなくてよくなるんです。

──それは、どういうことでしょうか?

風俗嬢って、普通は「シティヘブン」とかの風俗情報サイトの中で写真や日記を上げて集客をするんです。でも、風俗情報サイトを使って女の子を探しているお客さんって、その子が他の子と比較してコスパがいいのかとか、相場感をシビアに考えるんですよね。

そういうお客さんと違って、SNSで私のことを見つけてくれて、風俗嬢というよりインフルエンサーとして私のことを好きになってくれた人は、もともと風俗を利用する習慣がない人も多くて。そういう方はファンとして推す感覚なので、一般的な相場以上の金額を設定しても会いに来てくれるんです。

──なるほど。それで実際に単価を上げることができましたか?

はい。1時間4万円に設定しても、2~3か月先まで予約が埋まるようになりました。

──そのときの月収はどのくらいになったのでしょうか?

300万円くらいになりました。

──すごいですね。そんなに稼いでいる状態から、さらに同人AVを始めたということでしょうか?

そうですね。風俗嬢の仕事って時間ごとに料金が設定されているので、稼ごうとしても限界があるじゃないですか。今度はその壁を超えたいなと思うようになりました。

そのために私ができることはなにかなって考えたときに思いついたのが、同人AV市場で自主制作したアダルト動画を売ることだったんです。

#2 に続く

取材・文/山下素童 撮影/Keigo

〈プロフィール〉
るるたん

1999年生まれ。19歳の時にデリヘル嬢としてデビュー。新宿の都内最大規模の大型店舗で、18ヶ月間のNo.1を経て殿堂入り。現在は、アダルトインフルエンサーとして活動している。2024年9月には、myfansにて自身初となるAVを公開し、爆発的な売上を記録。今はマネジメント事務所の運営にも力を入れている。SNS総フォロワー数は110万人にのぼる。そのほか最新情報は公式X@ruruka820)にて。

1本3万円の行為動画が3000本以上売れ…人気風俗嬢(25)がプロではなく“同人”で大儲けできた理由「他人に消費されると病んでしまう」〉へ続く

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