今年6月、日本代表はパラグアイ(4-1〇)、ブラジル(0-1×)、ガーナ(4-1〇)、チュニジア(0-3×)と、同11月のカタールW杯に向けた強化試合を戦った。結果は2勝2敗。収穫も課題もあったが、メンバー選考の答えは「ほぼ出た」と言える。
9月にも強化試合は残るが、森保一監督は「序列」を重視する傾向が強いだけに、90%以上が今回の招集メンバーになるだろう。未だにエースだった大迫勇也に未練を残し、柴崎岳を選び続け、長友佑都を重用するのも、序列が理由だ。
では、森保監督はここから誰を残し、誰を外すのか。
6月シリーズの最優秀選手を選ぶとすれば、やはり鎌田大地になるだろう。鎌田は3試合に出場し、戦力になることを示した。とりわけ、パラグアイ戦は素晴らしかった。