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独占! 山﨑賢人が語る『キングダム2 遙かなる大地へ』

集英社オンライン / 2022年7月6日 22時1分

映画『キングダム2 遙かなる大地へ』が7月15日に公開! 中国・春秋戦国時代に天下の大将軍を目指す信を演じた山﨑賢人の胸によぎった思いとは…? 『映画 キングダム2 遥かなる大地へ 写真集 –THE MAKING-』(7月8日発売)から、インタビュー記事のダイジェスト版を独占でお届けする!

「夢が続いた」続編でハードなアクション練習

中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児と、中華統一を目指す若き王の活躍を描く原泰久による人気漫画を実写化し、2019年日本映画最大のヒットを記録した映画『キングダム』。その待望の続編『キングダム2 遙かなる大地へ』が7月15日(金)に公開となる。
日本映画の常識を打ち破るスケールで数々の記録を打ち立てた前作に引き続き、主人公の信を演じた山﨑賢人さん。信の夢への第一歩でもある初陣が描かれる本作への熱き思いを語ってくれた。




――パート1の大ヒットを受けての続編。第一報を聞いた感想は?

パート1では「天下の大将軍になる」と言って戦ってきたのに、玉座を奪還したところで撮影が終わってしまい、「あれ? まだまだこれからだよね?」という気持ちが強かったんです。だから続編が決まったと聞いて「夢が続いた」と本当に嬉しくて、すぐにやる気満々でアクション練習を始めました(笑)。

ついに戦場に出向いた信。格闘、武具、馬術とアクションの見どころは盛りだくさんだ

――アクションもパート1からさらに進化しています。

パート1は1対1の戦いが多かったのですが、今回は戦場に出てひとり対多勢だったり、騎馬による戦いも多かったので練習の内容もだいぶ変わりました。乗馬はトータルで4ヶ月ぐらい練習しましたね。

1回の練習を一鞍(くら)というんですけど、その40分〜1時間の練習を撮影前・撮影中合わせて100鞍以上はしたと思います。乗るだけの練習から始まって、いくつかの段階を経てある程度乗れるようになってきたら、刀を持って乗る、次に刀を振ってみる……といった具体的な練習に進みました。

撮影では結構アクロバティックな動きもあって、それも現場で「お、こんなにやるんだ?」と知ることも多かったのですが、信の気持ちになっているとなんでもできる気がして、不思議と落ちそうになっても落ちないんです(笑)。信だと足も普段より速くなるような気がして、エネルギーに満ち溢れている感覚がありました。


――もともとアクションにすぐ対応できるタイプなんですか?

運動神経は悪くないほうだと思いますが、アクション監督の下村(勇二)さんからは「体の動きにクセがある」と指摘されました。幸運にも僕の場合、体の硬さや動きのクセが信のキャラクターに合っていたようで、クセをあえて活かすアクションを考えてくださいました。下村監督は僕のクセを熟知しているので、本番でわざと練習と違う動きをするよう敵役のスタントマンに指示を出すんです。そのぶんリアルな反応になるので面白いのですが、一瞬も気が抜けないから大変でした。

前作で左慈(さじ)を演じられた坂口拓さんからも、アクションの極意をたくさん教わりました。立ち回りのときに次に来る敵のほうを見てしまうと段取りっぽくなってしまうので、あえて前方のやや下あたりに目線を向けておくといい……だとか。そういう意味で、パート1で倒した左慈の魂が、ちゃんとパート2に引き継がれているんです。

信の盟友であり王でもある嬴政(えいせい)には引き続き吉沢亮

キャストとは本物の戦友のような仲に

――前回は嬴政(えいせい/吉沢亮)、河了貂(かりょうてん/橋本環奈)の3人組で行動することが多かったですが、今回は歩兵の基本単位である伍(ご)のメンバーとの行動がメインでしたね。

伍のメンバーのチームワークはめちゃくちゃ良かったですね。清野菜名ちゃん(羌瘣/きょうかい 役)、三浦貴大さん(尾到/びとう 役)、濱津隆之さん(澤圭/たくけい 役)、それぞれ何度か共演させていただいたことがありましたが、今回一緒に過ごす時間も長かったですし、すっかり打ち解けられました。岡山天音(尾平/びへい 役)とはもうずっと仲が良いのでさらに絆が深まった感じです。

撮影が終わったあとは監督も含めみんなでホテルの大浴場で雑談をしたり筋肉を見せあったりしつつ、一緒に汗を流して戦の傷を癒していました(笑)。過酷な時間を一緒に乗り越えた感覚があるせいか自然と仲が深まるというか、そこは本物の戦友のようでしたね。

前作に続いて貂を演じる橋本環奈とは息もぴったり

――羌瘣と絆を深めていく過程も丁寧に描かれていました。清野さんが演じられた羌瘣の印象は?

本当に羌瘣そのものだと感動しました。パート2の羌瘣との出会いはとても大事な部分で、(原作の)原先生もオリジナルで素敵な脚本を書いてくださったので、とても魅力的な羌瘣になっていると思います。

原作でも人気の羌瘣を清野菜名が鮮烈に演じる

羌瘣とのシーンはどれも印象深いのですが、彼女が実の姉のように慕っていた羌象(きょうしょう)の仇を討って死ぬつもりだと聞いて、「ふざけんじゃねえ、んなこと俺が許さねえぞ」と激昂するシーンは特に印象に残っています。普通なら出会って間もない相手にあそこまでの熱量で接することはないと思いますが、信だから言えるし、きっとみんなが言ってほしい台詞だろうなと思ったので、ストレートに力強く言うことを意識しました。

信に関してはとにかく真っ直ぐでストレートなパワーがこんなにも人の心を動かすんだ、ということが映画を通して伝わってほしいと思いながら演じていました。パート1のときは色々なことに巻き込まれていく少年という感じでしたが、パート2はもっと自分の意思で前進していく姿を見せたかったし、成長した姿を見せられたんじゃないでしょうか。

縁あって信というこんなにも魅力的なキャラクターを演じさせてもらえて、また錚々たるキャストの皆さんに囲まれてこの『キングダム2』を完成させることができて、改めてなんて幸せなんだろうと思いますね。

大沢たかお、豊川悦司ら名優が将軍たちの役で、脇を固める

※このインタビューの完全版は、『映画 キングダム2 遥かなる大地へ 写真集 –THE MAKING-』に掲載されています

山﨑賢人 やまざき・けんと
1994年9月7日生まれ。2010年俳優デビュー。映画『orange-オレンジ-』『四月は君の嘘』『羊と鋼の森』『劇場』『夏への扉 –キミのいる未来へ-』など話題作の主演が続く。待機作にNetflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』(主演)のシーズン2が12月全世界配信予定。

撮影/Takeo Dec. 取材・文/鷲頭紀子
映画スチール/©原泰久/集英社 ©2022 映画「キングダム」製作委員会

映画 キングダム2 遥かなる大地へ 写真集 -THE MAKING-

著者:原 泰久 写真:菊池 修

2022年7月8日発売

定価:2,420円(10%税込)

B5判/112ページ

ISBN:

978-4-08-790084-2

7月15日公開の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』(東宝&ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント配給)。
その現場スチールは、前作に続き、戦場カメラマンの経験を持つ菊池修氏が担当、豪華キャストが過酷な撮影に挑む姿をとらえることに成功。馬上でのアクションや、大軍勢との殺陣、さらには貴重なオフショットなど、撮影現場で起きたあらゆる光景を収めた、約11万枚のスチールから厳選された写真で構成した写真集パートをメインに、山﨑賢人、清野菜名の撮り下ろし&インタビューや、原作者・原泰久氏直筆のイラスト付きメッセージを収録した、まさに映画『キングダム2』の魅力のすべてを詰め込んだ圧巻のビジュアル・ドキュメント!!
©原泰久/集英社 ©2022 映画「キングダム」製作委員会

・「映画 キングダム2 写真集」特設サイト
https://youngjump.jp/kingdom/photobook/
・映画『キングダム2 遥かなる大地へ』公式サイト
https://kingdom-the-movie.jp/

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