この春に発売された、最新のAI音声合成技術を搭載した入力文字読み上げソフト『VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット』(※以下、VOICEPEAK)。バラエティ豊かな6種類のナレーターが収録され、感情パラメータを用いた喜怒哀楽の表現やイントネーションの調整にも対応。そのあまりに自然な音声や明瞭なインターフェース、さらに商用利用可能で税込23,800円(ダウンロード版)という、業界の常識を覆す低価格が大きな話題を呼んでいる。
製作中の音声を公開したところ要望が殺到し、予定を繰り上げて発売に至ったという『VOICEPEAK』。その開発の経緯や価格設定の意図、さらには音声コンテンツの未来について、開発者である株式会社AHS取締役会長の尾形友秀(おがた・ともひで)氏と、Dreamtonics株式会社の華侃如(フア・カンル)氏に伺った。