――トクサンはご自身のチャンネルでよく社会人野球のチームを取材されていますね。取材をするようになったきっかけは何だったのですか?
トクサン 僕が創価大学の野球部にいた頃、日産自動車(2010年休部)と対戦したことがあったのですが、その後広島東洋カープでプレーされた梵英心さんが当時日産にいらっしゃったんです。僕がセカンドを守っていて梵さんがツーベースを打った時、馬が駆け抜けたのか!?ってビックリしたんですよ(笑)。同世代でここまで馬力が違うのか、と。
それをきっかけに社会人野球への興味が湧いてきました。僕自身はその後NPBを目指したので企業チームに入る機会はなかったんですけど、YouTubeで活動するようになってぜひ取材してみたいなと思ったんです。
――トクサンが感じる社会人野球の魅力ってなんですか?
想像以上にみんな人生を背負っているところですかね。企業によってはチームの結果などを給料に反映しますし、野球部からクビを宣告されると、それは野球人生の終わりと言っても過言ではありません。
公式戦もトーナメントで一発勝負の試合ばかりだから、不安で眠れないって人も結構いるんですよ。大の大人が死に物狂いで野球をやっているところに、すごくロマンを感じるんですよね。