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下ネタはハッピーワード! 夢は宇宙規模ーASPユメカ・ナウカナ? の野望

集英社オンライン / 2022年8月4日 18時1分

今、最も勢いのある音楽事務所の一つであるWACK。なかでも2021年に結成されたASP(ANTi SOCiETY PUNKS)は、パンクロックを基調としたロックチューンを武器に、アイドル界に新風を巻き起こしつつある。そんなASPのオリジナルメンバーであるユメカ・ナウカナ? に、アーティスト活動にかける思いを伺った。

紅白に出場したBiSHや『水曜日のダウンタウン』(TBS)から生まれた豆柴の大群が所属する音楽事務所WACK。代表である渡辺淳之介氏が手掛ける奇抜なプロモーションや、メンバーの個性的なファッションは幅広い世代から支持を得ている。

そんなWACKにおいて、今最も注目すべきグループがASPだ。2022年8月にはavex traxよりメジャーデビューも決定。それを誰よりも喜んだのは、オリジナルメンバーの一人であるユメカ・ナウカナ?だろう。



これまでアイドルとして二度の「解散」を経験してきた彼女にとって、3度目の正直ともいえるアイドルデビューになる。「ドン底」も経験したと語るユメカ・ナウカナ?が、メジャーデビューに至るまでの軌跡に迫る。

アイドル活動の「どん底」で出会ったのがBiSHだったんです

——本日はよろしくお願いします。

ホントに私で大丈夫ですか? あんまり単独で取材を受けることってなくて。ちゃんと掲載されますよね(笑)?

――もちろんです! 最初に、ユメカさんがアーティスト活動を始めた経緯を教えてください。

3歳のときからアイドルになりたい! と、ずっと思っていたんです。一度その夢は叶ったんですけど、そのグループは私が加入してから2年ぐらいで解散しちゃったんですよね。アイドルになりたいっていう想いが強かったぶん、もう夢とか全部打ち砕かれたような気持ちでした。

――当時の活動を見ていると、ユメカさんのポジションはステージの端が多いですよね。

そうなんです。歌のパートも全然なくて。これが自分の実力なんだなって思い知らされたっていうか。解散してもしばらくは「あ〜、私ってアイドル向いてなかったんだな」って落ち込んでました。アイドルがあんなに大好きだったのに、蓋を開けてみたら自分には全然向いてない。あの頃は精神的にもどん底で、本当に暗黒期でしたね。

――そんななかで、どうして活動を続けようと思ったのですか?

それはBiSHさんのおかげです! アイドルを辞めていた頃に、たまたまBiSHさんの曲を聞いたんです。そうしたら手が届かないところにいるはずの彼女たちが、すぐそばで応援してくれているような気がして。アイドルってすごい! と、改めて感じた瞬間でした。そのときに初めて「自分も誰かを勇気づけられる人になりたい」と強く思ったんです。ちょうどWACKがオーディションを開催していたことを知って、すぐに履歴書を送りました。

ありのままで臨んだオーディション。披露したのは「UFOを見た話」

――WACKのオーディションを受けたとき、合格する自信はありましたか?

正直、自信ありました(笑)! でも、何も決めずに会場に行っちゃったんですよ。何を歌うかもノープランで。なぜか自己PRの時間には「私はUFO見たことがあります!」っていうエピソードを話したりしていて。審査員の皆さんも、ちょっとざわついてました(笑)。それでも合格させてくれるなんて、ホントありがたいなって感じています。

——その後、CARRY LOOSE(キャリールーズ・2020年10月解散)に加入してからは、一転して過激なパフォーマンスも増えました。そのことに戸惑いはなかったですか?

キャリールーズでの活動をはじめた頃は、以前からのファンの方々から「ユメカちゃん、どうしちゃったの?」「本当にやりたいことなの?」みたいに、心配されたりしましたね。でも(声を張り上げて)私がやりたかったことは、実はそういう過激なことなんです! WACKに入ってから、それに気づいちゃって。だから昔からのファンの皆さんも、安心してください(笑)。

——「CARRY OF MAJOR」と題し、メジャーデビューまで一つの部屋でメンバーが共同生活をするという過酷な企画にも挑戦されていましたよね。しかも、その様子がニコ生で24時間生配信されているという……。

キャリールーズでの活動は、思い返すと後悔ばかりなんです。やりきったって絶対言えない状態で終わってしまったので……。88日間のメンバーとの共同生活の最後に渡辺さん(WACK代表・渡辺淳之介)が登場したので、配信を観ていた人は「メジャーデビュー決定したんじゃないか」って期待してくれたと思うんです。でも、結果的にはその場で解散を告げられてしまって……。ファンの皆さんもガッカリしたと思います。申し訳ない気持ちで一杯でした。

――そこから、また活動を続けていくのはメンタル的にも辛かったと思うのですが。

私の場合は、この後悔をどうやったら良いものに変えていけるかっていうことだけ考えていました。もし次のチャンスをもらえるなら「絶対に後悔しないようにしよう」って一生懸命考えていました。それが結果的には、ASPでの活動につながっている気がしますね。

下ネタはハッピーワード! 社長もメンバーも気兼ねない関係

――2021年の5月にASPのメジャーデビューアルバムが発売されたときには、そのタイトルの過激さに驚きました。口にするのが恥ずかしいですが……、『ANAL SEX PENiS』という。

言ってくださってありがとうございます(笑)。そうなんですよ。アナル・セックス・ペニスでございます。

――タイトルを聞いたときは、どう感じましたか?

「最高だな」って思っちゃいましたね。一度聞けば、忘れられないですから(笑)。よくメンバーとも「こういうふざけたタイトルなのに、中身はめちゃめちゃカッコいいっていうのが凄くいいよね」って話しています。アルバム名を知った私のお母さんは、ドン引きしてましたけど(笑)。

——そもそもWACKの社是が「ち〇こと言える世の中を。」でしたよね。

そうなんですよ。代表の渡辺さんも、じゃんじゃん下ネタをいう(笑)。私自身は、もともとそんなに下ネタを言ったりするタイプじゃなかったんですけれど、不思議とその雰囲気が心地よくて。

なんていうか「下ネタって、ハッピーワードなんだ!」って気づいたんです。本当なんですよ。言ってみてください、ぜひ(笑)。みるみる力が湧いてくるんです、ホントに! 「がんばろう!」って言葉にするより、もう最近は「ち〇ち〇!!!」「ま〇ま〇!!!」って叫んでる方が、元気が出てくるんです!

――動画じゃないのがもったいないくらいの、元気の良さですね(笑)。

じゃあ、とにかくびっくりマークつけといてください(笑)。下ネタは私たちにとってはスキンシップみたいなものなんですよね。ASPのメンバー同士でも「大きいち〇ち〇が欲しいんだよ!」みたいな話も普通にしていて。こんなことを言っていると、ファンの方が心配するかもしれないですが、私たち下ネタを“言わされてる”わけじゃないので。もうウキウキで言ってます。

――『WACK TOUR 2022』のポスターでは、ユメカさんが大きく脚を開いたポーズをとっていますが、ビジュアルもどんどん過激化していませんか?

あ〜、見られちゃいましたか(笑)。あのポーズなら、きっとみんなの目を引けるかなと思って。「もっとASPに興味を持ってもらいたい!」って一心で、やりすぎちゃうんですよね……。良くも悪くも、限度がわからなくなってるのかもしれないです。そのうち、パンツとか脱いじゃうかもしれない(笑)。危ないんです、本当に。

――ユメカさんがASPでの活動にかける思いの強さは伝わってきます。

でも、やる気だけではダメだなとも感じていて。やっぱり目立とうと思ったら、ちゃんと考えないといけないんですよね。最近はもう「かわいいは捨てよう」と思ってます。だから髪型も(といいながら、後頭部を見せる)半分刈り上げちゃいました(笑)。

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