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空気階段もぐらと江頭2:50、イノマーロックフェスで裸の競演!?

集英社オンライン / 2022年8月16日 18時6分

1ヶ月前の7月16日(金)、銀杏BOYZ、ピーズ、氣志團、Hump Back、ガガガSP、四星球、サンボマスター、そして江頭2:50が出演したイノマーロックフェスティバルが開催された。大トリ、オナニーマシーンのアクト前にまさかのコントを披露したのが、空気階段。新たなイノマー伝説の1ページに刻まれたフェスの概要と、空気階段の独占コメントをお届けする。

撮影/津田肇 (CHAMELEONS INC.)

峯田和伸(銀杏BOYZ)

ピーズ 撮影/ミズタニシュウヘイ

氣志團

Hump Back 撮影/ミズタニシュウヘイ

ガガガSP

四星球

サンボマスター

空気階段

編集者兼オナニーマシーンのボーカル、イノマー

7月16日(金)東京ガーデンシアターにて、ある男の遺志を受け継ぐ者たちが集い、開催された一夜限りのロックフェスティバル「イノマーロックフェスティバル」。



この日の「主役」であるイノマーは、2019年12月に口腔底がんのため53歳で亡くなった。

大学卒業後、オリコンに入社したイノマー、本名猪股昌也は、29歳で『オリコン・ウィーク The Ichiban』編集長に就任。編集者として活動する傍ら、1999年にパンクバンド「オナニーマシーン」を結成。思春期男子の性欲をストレートに歌詞に盛り込んだ「性春パンク」を標榜し、その過激なライブパフォーマンスは熱狂的なファンを生んだ。

また、音楽雑誌の編集者として、峯田和伸(GOING STEADY、銀杏BOYZ)や氣志團、サンボマスターなど数多くのミュージシャンをいち早くフックアップしたことでも知られている。ブレイク前の江頭2:50を評価し、連載コラムを任せるなどもした。

そんな中、2018年7月に口腔底がんにより余命3年であることを公表。舌を切除する手術を受けるも、翌19年にがんが再発。その年の10月に豊洲PITで開催された「ティッシュタイム・フェスティバル~大感謝祭~」では、オナニーマシーンのボーカルとしてステージに立ったが、12月19日に帰らぬ人となってしまった。

没後、『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京)の取材チームが、イノマーと事実婚関係にあった女性に偶然取材したことから、イノマーの生前の様子などがゴールデンタイムで放送され、これまでイノマーを知らなかった人たちにも大きな反響を呼んだ。さらに、一周忌法要の模様や、イノマーと親交のあった『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(朝日新聞出版)で知られる上出遼平プロデューサーが撮り続けたイノマーが亡くなるまでの映像を加えた『家、ついて行ってイイですか?特別編 ステージで命を燃やし尽くした男の物語』が放送されると、2021年1月度のギャラクシー賞月間賞を受賞した。

そんなイノマーの新たな歴史としてカウントされるであろう、『イノマーロックフェスティバル』は昼12時の銀杏BOYZからスタートした。ピーズ、氣志團、Hump Back、ガガガSP、四星球、サンボマスター、空気階段のステージを受け、トリを務めたのはもちろんオナニーマシーンだ。

オナニーマシーン

スクリーンにイノマーの映像が映し出され、ステージにギターのオノチン、ドラムのガンガンが登場。ステージに置かれたイノマー愛用のベースに当てられるスポットライト。

イノマーのベース

2人体制のオナニーマシーンによる「あのコがチンポを食べてる」「ドーテー島」に続き、けたたましい「スリル」の曲とともに、江頭2:50が客席から登場。イノマーと親交の厚かった江頭2:50がオナニーマシーンの代表曲「恋のABC」を熱唱。「あ、バイトの時間だ!」と、江頭2:50が去ったステージには、ピーズの大木温之と銀杏BOYZの峯田和伸が登場し「チンチンマンマン」へとなだれ込む。さらに出演者一同がステージに登場し、全員で「I LOVE オナニー」「オナニーマシーンのテーマ」を繰り出し、9時間に及ぶフェスは大団円を迎えた。

オナニーマシーンのゲストボーカルとして参加した江頭2:50とともに、お笑い界から今回のフェスに参加したのが、鈴木もぐらと水川かたまりによるコンビ、空気階段だ。
空気階段の鈴木もぐらは十代でオナニーマシーンを知り、ライブにも足繁く通うほどのイノマーファンだった。19年9月に峯田和伸の呼びかけで開催された「GOD SAVE THE イノマー」につづき、今回のフェスにも参加となった。

二人の楽屋を、ラジオ番組『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)の出張ブースとし、出番が終わったアーティストとのラジオ収録にも臨んだ空気階段。サンボマスターと会場が一体となった「花束」の大合唱を受け、トリを務めたオナニーマシーンのステージ直前にコント「サウナ」を披露した。

裸で腰にタオルを巻き、腰掛けるかたまり。そこに同じくタオル一枚で現れるもぐら。誰が見ても男2人のサウナの光景に思えた。かたまりの目の前に立ったもぐらがタオルをはだける。かたまりがもぐらの股間に見たのは、男性ではなく、女性のそれだった!
絶妙な会話と異常な設定、会場は一気に空気階段の世界に包まれていった。

フェス終了後、空気階段の2人に話を聞いた。

――長時間、本当にお疲れ様でした!

もぐら 全部吸い取られたましたね。全部出た気がします。参加できて本当に光栄ですし、楽しかったですし、イノマーさんの音楽に対する愛がここまでのイベントを作ることになったんだなと思いました。

かたまり もし、十代だったら、ロックバンド始めたくなる、素晴らしいイベントでした。

――ラジオでは、このフェスで「何かを一生懸命やるということで」と語ってましたが、本当にすごいコントを見せてもらいました。今回、なぜあのネタをやることにしたんですか?

もぐら めちゃくちゃ考えたんですけど、あのネタがイノマーロックフェスにはふさわしいネタなんじゃないかと。実はタオルの下は何もはいてなかったんですよ。

かたまり だから、僕はチンポとキンタマを見せつけられて(笑)。

もぐら でもそこは、ちゃんとセロテープを貼って、女性みたいな感じにやって。

――客席からまったく見えないのに、そんな工夫まで! まさに神は細部に宿る、ですね。

もぐら そんなたいそうなもんじゃないですよ(笑)。客席からは見えなかったと思うんですけど、イノマーさんは会場のどこからでも自由に見ることができたと思うんで、あれはイノマーさんだけに「こんな感じなんですけど、どうですか」ってあいさつができたかなっていう、そんな気持ちです。

――あのコントには、お二人のイノマーさんへのそんな思いが込められてたんですね。いやあ、ほっこりしてしまいました。

もぐら いやいや、そこはモッコリでしょ!(笑)

撮影/松木宏祐

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