ギグワークアプリ「Stchar!」は専用のバッグにiPadを入れ、広告動画を再生しながら所定エリア内を歩くだけで、その活動時間に応じた報酬を得ることができる。このアプリを利用して稼いだお金は、活動終了後、チャージ式VISAカードアプリ「Kyash」に即日入金。「Kyash」に入金された残高は、VISAやQUICpay利用可能店舗で使用でき、ATMから現金として引き出すこともできる。
この、今までありそうでなかったサービスを開発したのは、2020年にディップが開催した学生起業家コンテスト「GAKUcelerator(ガクセラレーター)」にて最優秀賞を獲得した学生企業・株式会社Wanna Technologies。その代表取締役社長・CEOの小野塚 悠(おのづか とわ)氏と、取締役・COOの照井俊哉(てるい としや)氏は、なんと現在20歳の学生起業家である。さらに、取締役兼CTOの牧野賢士(まきの けんじ)氏も経営に加わって、アプリの開発などを進めている。
「『Stchar!』は、街中で歩いてお金を稼ぐことがメインのサービスです。それを実現するために、色々な技術を組み合わせてアプリを開発し、iPadを専用のバッグに入れて街中を歩くだけでお金がもらえるようにしました」(小野塚氏)
「歩き終わって自分がいくら稼いだか分かって、決済サービス『Kyash』と連携してすぐにお金を使えるようにしたのも大きなポイントです」(照井氏)