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「不幸オーラが悩み(笑)。あざとテクを使いたい」グラビアで人気の女優・安倍乙

集英社オンライン / 2022年8月1日 12時1分

2017年に劇団4ドル50セントに入団して以来、グラビアでも脚光を浴びている安倍乙(おと)が、初の写真集『吐息の温度』を刊行する。劇団公演では主演を務め、『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)のミニドラマでも注目を集めるなど、役者としても着実にステップアップしている彼女の素顔に迫った

メンバーに黙って写真集ロケへ

――初写真集おめでとうございます。さっそくですが、刊行が決まったときの感想は?

実はけっこう前から出そうかという話がでていたんです。20歳を記念して出すタレントさんも多いので、そのタイミングかと思っていたら違ったので、いつなんだろうと思ってました。でもその期間で、心構えもできたし、緊張せずに挑めました。



――10代のころから焦らされていたわけですね。

そうなんですかね(笑)。今回の写真集では座間味島を中心に沖縄で撮影したんですけど、東京と違って流れる時間も地元の人もゆったりした感じで、すごくよかったです。特に座間味の砂浜は、冬だったんですけど太陽もいい感じに照って暖かくて、気候でこんなに気分が変わるんだって驚いたし、開放的な気分になりました。

――今作では楽しげな姿が多い印象です。

それこそハンモックに乗って爆笑しているカットは一番のお気に入りです! それに普段は、表情を作った撮影をすることが多いんですけど、雑誌の誌面では見せない素の表情が多くて。いろんな角度から試行錯誤して撮っていただいたんですけど、こんな表情もあるんだって、私も色見本を見てから知る表情がありましたね。

――数年待ったかいがありましたね。

ようやく出すときが来たんだって思っていたので、すごく満足した出来になっています。それに撮影がちょうど主演舞台の練習期間だったのもよかったです。移動中も台本読んだりしていたんですけど、その反面、撮影は楽しもうと切り替えていたので、すごくリフレッシュになりました。

――どちらの仕事にもいい相乗効果になったと。初写真集とあって、劇団の仲間も喜んで送り出してくれたのでは?

それが劇団のみんなにはまだ伝えてなかったんです。稽古中に「沖縄行ってきます」ってなったら、「主演だし、セリフ全部入ってんだろうな?(怒)」って空気になるかもしれないじゃないですか。

22歳になって反抗期を迎えている

――そんなプレッシャーかけられるんですか(笑)

ないとは思いますけど、私は劇団の中でもポンコツ系だから心配で。昨年末に2期生が入って、「先輩だからピシッとせんとな」って思ったんですけど、たぶん先輩だと思われてないんですよ。

――親しみやすくて、仲がいいってことですよね? ちなみに後輩のみなさんとはどんな関係性なんですか?

壁を感じず喋ってくれている気がします。ふざけ合ったりもできる関係だから、同期くらいの感覚でいてるだろうなって。でもコロナもあって一緒にどこか行ったりとかは誰ともできていないんですよ。森由姫(ゆうき)ちゃんなんか、同い年で同じ映画好きだから一緒に映画を観に行ったりしたいんですけどね。

――写真集に収録されているインタビューでは、家族仲の良さについて語っていますが、家族には写真集刊行を伝えたんですよね?

もちろん伝えていて、すごく喜んでくれました。稽古中だったので「ストレス溜めないように楽しんでくるんだよ」って感じで。

ただ、お父さんが私を溺愛しすぎで、愛情が重いんですよね。関西に住んでいて、週に1回都内に出張で来るんですけど、その度に会おうとするんですよ。お姉ちゃんのすごい反抗期を見ていた私は平和な思春期を送っていたんですけど、22歳の今、反抗期がじわじわ来ています。

――お父さんへの愚痴に加えて、お姉さんの反抗期まで晒すんですね(笑)。

仲がいいので、大丈夫です(笑)。落ち込むと相談したり、逆にお姉ちゃんの恋愛話を聞いたりしているので。

――どんなことで落ち込むんですか、やはり仕事のこと?

最近落ち込んだのは、不幸そうとか幸薄そうとか言われることが多いことですね。舞台の脚本家さんに言われました。コンビニに昼ごはん買いに行ってるときに突然言われたんですよ。

――グラビアや写真集を見ると、明るい印象ですけどね。むしろご自身ではどんな人間だと思いますか?

不器用ですね。今、『あざとくて何が悪いの?』の「あざと連ドラ」で、あざとすぎる先輩・香織を演じているんですけど、めちゃくちゃ勉強になります。人間関係をよくするのにこういう手法もあるのかって。

――職場でもプライベートでもあざとさを武器に生きている香織とは、真逆なタイプなわけですね。

そうです。職業も全く違いますけど、嫌味のないあざとさだからいつか使うときが来るのかなと。お見合いのときとかかな(笑)。さらっと会話の中に名前いれるテクニックとか婚活で使えそう、まだ早いですけど。

――写真集も出して、今後の活躍が期待されますが、これからの目標をお願いします。

仕事面では、久しぶりに外部の劇に出てみたいですし、映像にも出て知名度もあげていきたいです。そしたら、今までやってこなかった世間のイメージと違う役柄や違う一面を見せられると思うので。

それとプライベートは趣味を見つけたいです。絵を描く友人がいたり、美術館に行ったりするのもあって、油絵を始めようと5月に道具は一式そろえたんですけど、まだ下書きで止まっているので、まずはそれを仕上げないと(笑)。



撮影/神田豊秀

劇団4ドル50セント 安倍乙1st写真集 吐息の温度

安倍 乙 (著), 前 康輔 (著)

2022年8月2日発売

2,530円(税込)

A4判/112ページ

ISBN:

978-4-08-790087-3

劇団4ドル50セントの劇団員として初のソロ写真集が発売になる。
デビュー以来、各紙の表紙やグラビアを飾り、最新公演『Take Off!!!!』では主演も務めた。
そんな彼女がはじめて見せるフィルターのかかっていない”等身大”の自分。
安倍乙の真実がつまった1冊です。

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