「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」通称、地理試験とは、二種免許と同じ国家資格で、おもに東京、大阪、神奈川の指定区域でタクシードライバーになるためには必須となる試験だ。
試験の出題範囲は、通りの名前、交差点名はもちろん、名所・旧跡、駅、著名なホテル、公園、建物など多岐に渡り、40問中32問…正解率80%以上で合格という、超・狭き門なのである。
タクシーに乗った際ドライバーさんに「◯◯までお願いします」と目的地を伝えると、多くのドライバーさんは「◯◯通りから、◯◯通りを抜けて、◯◯交差点を右でいいですか?」と、瞬時に目的地までのルートを確認してくる。このやり取りは、地理試験の知識があるからこそなのだ。
せっかくなので、問題を解いてみよう!
※解答は、記事の最後に掲載しています。