「800万円の案件発注」や「就職の口利き」まで。パパ活女子が出会った“神パパ”列伝

近年、メディアで頻繁に取り沙汰されるようになった「パパ活」。吉川赳衆議院議員の一件も記憶に新しいが、“権力のある男性が金にモノを言わせ、女性と濃密な時を過ごす”といったようなイメージが強い。しかし、中にはパパ活女子たちが大絶賛する「神パパ」もいるようで……。

吉川議員のお手当“4万円”は妥当？

吉川赳議員の事件ですっかりおなじみとなった「パパ活」。週刊誌によると、18歳の女性に飲酒させた後、ホテルの部屋に連れ込み、金銭を渡したとされている。

気になるのが、その金額感。相手の女性いわく“お小遣い”の額は4万円だったとか。

実際、筆者の周りにいる“パパ活女子”たちに話を聞いたところ「食事とホテルで4万円はケチ」「そりゃ週刊誌にチクられる」といった辛らつな意見が飛び出した。

では、そんなパパ活女子たちが認める、良いパパとはどんな人物なのだろうか。今回は3人のパパ活女子に、過去に出会った“神パパ”ベスト5をピックアップしてもらった。まさに都市伝説級、想像を優に超えるとんでもないパパたちのエピソードを紹介する。

非日常を体験させてくれる、経営者や有名俳優パパたち。
～広告代理店勤務のAさん（28）の神パパ～

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大学生の頃より、男性側から謝礼が支払われる飲み会、いわゆる“ギャラ飲み”に顔を出し、富裕層に愛人を紹介する“交際クラブ”にも登録していたというAさん。丸ノ内風コンサバファッションに身を包む、田中みな実似の美女が語る神パパとは？

＜神パパ①：非日常体験をさせてくれるパパ＞
「レストラン、バー、ホテルなど、全て『会員制』のところに連れて行ってくれるパパがいます。同世代の男性でも高級レストランに連れて行ってくれることはありますが、会員制となると、それなりに社会的地位の高い人しか入れませんから。お金だけじゃなく、価値の高い経験をさせてくれる方は素敵ですね」

＜神パパ②：クライアントになってくれたパパ＞
「新卒の頃、全然営業がうまくいかなくて落ち込んでいて。そんな私を見兼ねた経営者のパパが、800万円の広告案件を発注してくれたんです。『A子がちゃんと良い提案を持ってきてくれたからだよ』とフォローしてくれたところにも優しさを感じました」

＜神パパ③：欲しいものリスト全部買いパパ＞
「友だちが誕生日プレゼントなどを選ぶときにラクかなと思って、SNSにAmazonの“欲しいものリスト”を載せていたんですけど、それを上から下まで全部購入して送ってくれたパパがいました。当時は実家に住んでいたので、数日の間に大量の宅配物が届いてしまい、お母さんがびっくりしていましたね（笑）」

＜神パパ④：有名人なパパ＞
「ギャラ飲みで知り合った、50代半ばのとある有名俳優。私のことがすごくタイプだったみたいで、1年半ほどパパになってくれました。金払いはそこまで良くなかったんですけど、アイドルや若手俳優などによく会わせてくれたので最高でした。でも、紹介してくれたイケメン俳優と私が付き合ったのがバレてしまい、パパ激怒。パパには切られちゃったし、俳優とも半年ちょっとで別れたので、もう少しうまくやればよかったなと後悔しています」

＜神パパ⑤：11Pパパ＞
「神パパ……というか、最も印象的だったのが“11Pパパ”。友達のパパだったんですけど、『複数プレイが好きな人だから、今度一緒にどう？ 10万もらえるから』と誘われて。複数プレイなんて一度もしたことはないけど、10万円もらえるならと思って行ってみたんです。少し遅れて到着したので、すでにプレイが始まっていたのですが、そこにはなんと7～8人もの女の子が裸で1人の男性を囲んでいるという異様な光景が広がっていて。その後、さらに遅れて何人かの女の子がやって来て、女の子は総勢10人に。狂気の11Pが幕を開けました。10人もいるので私の役目は特になく、プレイを見ながら窓際でぼーっと突っ立ってたら、いつの間にか終わっていましたね」

就職先サポートまで、女性の将来への助力パパも現る！
～現役女子大生で地下アイドルのBさん（21）の神パパ～

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アイドルの給料では物足りず、2年ほど前からアプリを使ってパパ活を始めたというBさん。くりくりとした大きな瞳が印象的で、小動物のような雰囲気の彼女。虫も殺さぬように見える彼女だが、一体どんなパパ活ライフを送っているのか？

＜神パパ①：お金だけ置いて帰ったパパ＞
「待ち合わせ場所に息を切らせながらやってきたパパ。『ごめん、どうしても外せない会議が急に入っちゃったから、これだけ渡すね』と言い、お小遣い1万円と今日使う予定だったらしいデート代2万円が入った封筒をサッと渡して、すぐにタクシーに乗り込んで走り去って行きました。毎回これでいいのに……と思ったのは内緒（笑）」

＜神パパ②：コロナ給付金をくれたパパ＞
「地下アイドル業界でコロナが蔓延しまくっていた、2021年夏頃。私もしっかりコロナに罹患して寝込んでて、パパに『コロナになったからライブにも出られないよ～』とLINEしたら、何も言わずにPayPayで10万円を送金してくれたんです。国より迅速な給付金支給でした」

＜神パパ③：何もしなくていいパパ＞
「パパ活で一番疲れるのって、やっぱりパパとのお喋りだと思うんですよ。歳も立場も違うから共通の話題が少ないし、盛り上げるのは結構大変なんですよね。でも『一緒の時間を過ごせるだけでいいよ』って言ってくれるパパがいて。食事中はほぼ無言だし、移動中も私はスマホゲームやってるか寝てるかって感じ（笑）。そんなに貢いでくれるわけじゃないけど、ラクだから長く続いてます」

＜神パパ④：ネット注文は全て支払ってくれるパパ＞
「AmazonやUber Eatsなど、ネット注文の決済全てにパパのクレジットカードを登録させてもらっています。その人は地方に住んでいるので、あまり会えない代わりに『必要なものは何でも自分のカードから買っていいよ』と言ってくれているんです。それでも一応気を使って、使用額は月10～15万円程度におさめています」

＜神パパ⑤：就職先を斡旋してくれたパパ＞
「私はいま大学4年生なんですけど、就職先はパパの口利きで決まりました。来年4月から、大手化粧品メーカーに新卒入社予定です。まさかパパが内々定まで取ってきてくれるとは思いませんでした（笑）。正直、私の大学では書類選考すら通らないような企業なので、本当に感謝ですね。内々定が取り消しにならないよう、このパパには特に神対応を心がけてます！」

世界へ飛び出した！ ケタ違いの“海外パパ活”案件
～元西麻布のラウンジ嬢で現専業主婦のCさん（35）の神パパ～

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最後は、圧倒的港区女子オーラを放つ人妻のCさん。パパ活は結婚を機に引退したそう。黒髪ロングヘアをかきあげながら話す、驚愕のパパ活エピソードとは……。

＜神パパ①：酔っぱらうと大金をバラ撒くパパ＞
「ラウンジ時代に出会ったパパが、酔うととにかく気が大きくなる人で。私とのデートでも、二軒目ではクラブのVIPや会員制バーの個室などに2～3人の女の子を呼んで、シャンパンを開けまくっていました。それで、気分が良くなってくると『ハッスルタイム～』とか言って一万円札を自分の財布からばら撒くんです（笑）。私含め、その場にいる女の子は全員喜んでお札を拾ってましたね。で、翌日『記憶がない』と落ち込むまでがセット。ユニークな人でした」

＜神パパ②：2週間の中国滞在で250万円のパパ＞
「コロナ前は、“海外パパ活案件”が結構たくさんありました。海外に行って、現地で外国人のパパを接待するっていう内容ですね。アジア系の方が多いんですけど、特に中国の富裕層はお金の使い方が凄いんですよ。前にAV女優の子と一緒に上海に行ったときは、2週間滞在で250万円のお手当をもらいました。昼間は普通に観光やショッピングを楽しんで、パパに会うのは夜だけ。しかも夜の遊び方もスマートでキレイでした」

＜神パパ③：秒速パパ＞
「本当に“秒速”なパパです（笑）。みこすり半って、こういうことをいうんだなと思いました。5分くらいで終了して、1回8万円もらっていたので、かなりコスパは良かったですね。どんなに大金をもらっても、プレイがしんどいパパとは続かないので……」

＜神パパ④：ふるさと納税50万円パパ＞
「『若い子に何をあげたらいいかわからなかったから、ここから50万円分好きな商品を選んで』と言って、バレンタインのお返しに“ふるさと納税”の返礼品サイトを送ってきた60代経営者のパパがいました。初めての経験でちょっとびっくりしたけど、ふるさと納税って食べ物だけじゃなく、本当に色々な商品があるんですよね。パパ側にもちゃんとメリットがあるので、プレゼントに迷ってるパパはぜひ参考にしてほしいです（笑）」

＜神パパ⑤：優しすぎる、リアル“パパ”＞
「私、若い頃はちょっとメンヘラ気質で。パパとの約束を気分が乗らないからとドタキャンしたり、ベロベロに酔った状態で会いに行ったり、何気ない一言にキレて怒鳴り散らしたり、突然泣き出したり……本当に散々でした。もちろん何人ものパパに切られましたし、恋人や友人関係もうまくいかず。でも、そんな私を受け入れ、絶対に怒らず、一生懸命励まし支え続けてくれたパパがいました。それが、今の夫です。結婚4年目になりますが、毎日ラブラブで幸せです！」

いかがだっただろうか。都市伝説だと思いたくなるほどの仰天エピの数々…信じるか信じないかはアナタ次第です！



取材・文／渡辺ありさ