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リアル「一本ナイッサー!」名シーンの数々を再現。ハイキュー!!×Vリーグ、夢のコラボ

集英社オンライン / 2022年8月18日 18時1分

2022年8月14日(日)に、「週刊少年ジャンプ」で2020年まで連載されていたバレーボール漫画、『ハイキュー!!』の10周年を記念した「ハイキュー!!×V.LEAGUE ALLSTAR SPECIAL MATCH “THE VOLLEYBALL”」が開催された。本記事では、熱気あふれるイベントの様子を、写真を中心にレポートする。

ハイキュー!!ファンもVリーグファンも楽しめるイベント

「ハイキュー!!×V.LEAGUE ALLSTAR SPECIAL MATCH “THE VOLLEYBALL”」は、古舘春一先生の人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』の10周年を記念して、国内最高峰のバレーボールリーグ「V.LEAGUE」とコラボレーションをしたイベントだ。



「祭り再び」古舘春一(少年ジャンプ+) (https://shonenjumpplus.com/episode/3270375685381997278)

本イベントは、2022年4月25日発売の「週刊少年ジャンプ」に掲載された『ハイキュー!!』特別番外編「祭り再び」の内容と現実が繋がったものとなっている。「祭り再び」で描かれたオールスタースペシャルマッチ“ザ・バレーボール"の試合を、「V.LEAGUE」のトップレベルの選手たちが実際に行なう、というものだ。なお選手たちがハイキュー!!の「祭り再び」で招集された主人公の日向翔陽や、相棒でありライバルでもある影山飛雄役をやるのではなく、チームメイトという形で参加をする。

参加したのは、「V.LEAGUE」DIVISION 1の全10チームからトップ選手24名と監督。V.LEAGUEファンから見ても、オールスター戦のようなドリームマッチだ。

概要を説明したところで、まずは最初にイベントの感想を述べたい。筆者は『ハイキュー!!』のファンではあるが、バレーボールの試合を生で見るのは初めてだ。会場には筆者のような人間と、V.LEAGUEのファンが混ざり合っていたと思うが、どちらかしか知らなくても間違いなく楽しめるイベントだった。

宮治、宮侑のツインズになりきっていた清水邦広選手(写真左)と手原紳選手(写真右)

『ハイキュー!!』ファン目線でいえば、完結している原作の続きが見られて、彼らが今もバレーボールをしていることを知ることができる。これだけでも嬉しいのに、トップレベルの選手たちが、『ハイキュー!!』を意識したプレイスタイルで魅せてくれたり、白熱の攻防やスーパープレイを魅せてくれたりすることで、「バレーボールは面白い」ことを肌で体験させてくれる贅沢なイベントだった。

作中に登場する企業のCMも。ハイキュー!!の世界を感じられる演出

イベントは、スペシャルマッチ以外も色んな場所に『ハイキュー!!』色が。待ち時間では、スペシャルマッチで久々に顔を合わせた日向たちの会話を聞くことができた。筆者がテンションが上がったのは、日向と、世界で活躍している及川徹と宮侑の会話だ。会話の内容はぜひアーカイブ配信で…! ※文末にリンクを記載

試合開始前には、イベントのスポンサーCMとともに、作中に登場する企業のCMも流れた。ただのコラボレーションではなく、こういった細かい演出のおかげで、『ハイキュー!!』の世界をより臨場感をもって感じられることができた。

試合開始前には「祭り再び」のボイス付き動画の上映も。『ハイキュー!!』ファンは、ここでボルテージが一気に最高潮になったと思う。

ハイキュー!!を意識したプレイと、本物の凄さを間近で見られる試合

いよいよメインイベントとなるスペシャルマッチ。「V.LEAGUE」のトップレベルの選手が「チームA」「チームB」に別れて実際に試合を行なった。

試合前、ウォームアップ中の久保田雅人選手。間近で練習しているのでその距離感に驚きながら撮影。笑顔も印象深かった

筆者は前述した通りバレーボールの試合を生で観るのは初めてだ。素人丸出しのレポートとなってしまうが、まず選手との距離が近いことに驚いた。一番前の席であれば、手を伸ばせば届くような距離に選手がいる。また、時にはボールが飛んでくることも。近いからこそ、選手の大きさ、ジャンプ力の高さ、すさまじい筋肉などもよりリアルに感じることができた。

山本猛虎の髪型で登場した富松崇彰選手

「一本ナイッサー!」をする姿も見られた

スペシャルマッチでは、『ハイキュー!!』を意識したプレイや掛け合いを何度も見ることができた。

サーブを打つ前、6歩歩いてから応援を止めるところ

特に印象に残っているのは、手原紳選手が宮侑になりきってサーブを打ったシーン。作中でも人気の高いシーンの再現で心躍ったファンは多いと思う。

治になりきっていた清水邦広選手。試合をとにかく楽しんでいたように見えた

また、試合中には宮治になりきっていた清水邦広選手と手原紳選手のツインズを意識したプレイも。
試合後には、清水邦広選手(宮治)と手原紳選手(宮侑)が「俺のセットで打てへんやつプレイのポンコツや」と言い合いながら喧嘩をする、というファンサービスも披露してくれた。

試合に勝利したのは、チームA。チームAで筆者が印象に残っているのは、デ アルマス アライン選手。サーブやスパイクを連続で決めてチームを勝利に導いていた。

竹元裕太朗選手のサーブ

少し余談になるのだが、デ アルマス アラインのプレイに対してサーブを打つ前の竹元裕太朗選手が「ばりつえー」とこぼしていたのが忘れられない。

試合終了後には、「祭り再び」のエピローグがボイス付きで上映された。

この演出に驚いたファンも多いのではないだろうか。ネタバレを避けたいので内容に関して多くは語らないが、これだけは言わせて欲しい。及川と牛島のやりとりが最高だった。


本記事では、『ハイキュー!!』の10周年を記念した「ハイキュー!!×V.LEAGUE ALLSTAR SPECIAL MATCH “THE VOLLEYBALL”」のレポートを行なった。

なお、スペシャルマッチやエピローグなどを見たい方は、本イベントのアーカイブ配信で視聴可能だ。アーカイブは9月4日(日)23:59まで。詳細はこちらのリンクを確認して欲しい。
https://haikyu-specialmatch.com/webcast/

エピローグは9月2日(金)に発売される「ハイキュー!!10thクロニクル」でも読めるが、ボイス付きで見られるのはアーカイブ配信のみとなる。

また、試合を観てVリーグに興味を持った人は、V.LEAGUE 2022-23シーズン DIVISION1 MENが10月22日(土)より開幕する。ぜひ、足を運んでみては。


©古舘春一/集英社、©V.LEAGUE


取材・文・撮影/砂流恵介

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